アローさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

不思議の国のアリス(1903年製作の映画)

2.0

ウィキペディアによると、『不思議の国のアリス』の一番最初の映画作品らしい。著作権が切れているので、YouTubeで日本語字幕つきのものを観た。
映像技術が古いのと上映時間が8分という限られた時間のせい
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

白うさぎを追いかけて大きな穴に落ちたアリスは、アンダーランドと呼ばれる不思議な国にたどり着く。そこで彼女は住民であるマッドハッターたちと出会い、「アリスこそがアンダーランドの独裁者・赤の女王による支配>>続きを読む

ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.2

「みんなでグルグル走って服を乾かせ!」ってシーンが最高にイカれてて好き。白うさぎやマッドハッターみたいな個性的なキャラに隠れがちだけど、細かいところまでしっかりヤバい世界だった。ストーリーが世界的に有>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

劇中でジョーが泣いたのと同じタイミングで泣いた。「そうか、生きる意味ってそれだけで良いんだ」と、心の中が救われた気がした。

私は普段「生きる意味なんて考えなくても、衣食住ちゃんとしてれば生きていける
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

近未来の日本。メガ崎市ではドッグ病が大流行し、人間への感染を恐れた小林市長はすべての犬を“犬ヶ島”へと追放した。ある日その島に12歳の少年アタリが降り立つ。彼は愛犬のスポッツを救うため、たった1人で飛>>続きを読む

ミラーマスク(2005年製作の映画)

3.5

映像はチープなのに唯一無二の世界観が表されているのがすごい。混沌とした夢のようなのに結論がしっかりしてるのも好きだし、キャラクターもキュート(吹き替えのキャスティングも神)。ヒロインのヘレナを演じた子>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.8

子どもの頃ソフィーがヨボヨボになるシーンが怖すぎて秒でリタイアした記憶がある。でも今回はちゃんと観れたし、作品の良さも実感できた。

テーマソングがかかるタイミングが最高。ハウルとソフィーが空中を歩く
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1973年。大好きな叔父フランクが教鞭をとる大学に通うベスは、ひょんなことからフランクが同性愛者であることを知る。そして同じ頃、彼らのもとにフランクの父の訃報が届き、2人は車で帰郷することに。するとこ>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

最近推しているお笑い芸人さんが出ていたので観てみた。基本的には邦画が苦手なので、苦手の克服にチャレンジする気持ちで観た。

ん〜〜〜やっぱり邦画は苦手かもしれない…。意外と下ネタが多めで「男の人ってこ
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.5

大自然の中で自分で食べ物を作り、調理する。そんなへウォンの生活に心が洗われたし憧れた。田舎で1週間ほどこんな暮らしをしてみたい。

お花をたっぷり盛りつけたパスタが美味しそうだった!もはや花がメインっ
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.0

ストーリーはあんまり感情移入できないんだけど、のんびりした旅の感覚が気持ちよくて何度も観たくなる。日常モノなのに異世界にトリップした気持ちになるし、見終わったあともこの映画の中にいるような気持ちになる>>続きを読む

マネー・ピット(1986年製作の映画)

2.5

2人が屋敷に引っ越してからの“ぶっ壊れラッシュ”が最高だった。あらゆる家具、壁、床、階段が予想外の壊れ方をしていく。バカバカしくて笑った。

ラストで深いメッセージっぽいことを言ってたけど、無理やりす
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.5

圧 倒 的 映 像 美 ! な映画だった!CGの美しさはもちろん、主演の2人もメチャクチャにかっこよくて、キャッチコピーで言われてる通りブッ飛びそうになった。ストーリーもわりかし上手くまとまってて最後>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

胸糞悪すぎるお話。「身内が死ぬ」ってだけでも相当キツいけど、それを10倍にも100倍にもしたキツさとグロさが襲ってくる。
観終わったあと『ミッドサマー』を観た時と同じ気持ちになった。ひたすらしんどいお
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

ずっと観たいと思っていた激レア映画。まさかGYAO!で観られるとは…!

冒頭から「これはすごい作品だ」と予感させるほどの迫力。白黒で、そのうえ静止画なのに、威力は動画に劣らない。登場人物の視線がこっ
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

西暦2200年、惑星アルテア4に降り立ったアダムス船長率いる宇宙船のクルーたちは、20年前に消息を断ったモービアス博士と娘のアルタに遭遇する。先住民族の科学遺産で何不自由なく生活していた博士は、クルー>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今の自分と似た境遇のストーリーに惹かれて観た。私の中ではブラック・ウィドウのイメージが強いスカーレット・ヨハンソンが等身大の女の子を演じているのがなんだか嬉しかったし、感情移入もしやすかった。

アニ
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.0

霧の濃い日になるたび、Twitterでこのタイトルがトレンド入りするので、気になって観てみた。思ってたより怖くなく、役者さんたちの演技に引き込まれる。特に警察官のシビルさんがカッコいい!けど、それ以外>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.0

「監督のやりたいことやってます!!!!!!」感がすごい。とにかくいろいろ詰めこまれてて、かつカッコよくまとまってる。BGMが最高にイケてるし、タランティーノ独特の間の長さ(褒めてる)も健在だった。>>続きを読む

トムとジェリー 夢のチョコレート工場(2017年製作の映画)

1.0

あのチョコレート工場の物語にトムジェリがマッシュアップされた作品。正直ストーリーは微妙で、観ている間ずっと「トムジェリ必要か?」と思ってしまった。あと最後のウォンカの微笑みが気持ち悪すぎて笑った。

ラウンドヘイの庭の場面(1888年製作の映画)

-

『イラストでわかる映画の歴史』という本で「現存する世界最古の映画フィルム」として紹介されていた作品。長さはたったの2秒。

世界で最初の映画というだけでワクワクするし、それが今も残ってるのがすごい。し
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メトロポリス(1927年製作の映画)

4.0

サイレント映画好きの私にはたまらなかった……。ヒロインのマリアさんの美しさにうっとりしたし、主人公の健気さもカワイイ。

メイキングも見応えがあった!ウーファっていう会社名かっこいい。

アリス(1988年製作の映画)

3.0

ちょっと怖めのアリス。小さい頃に見たら間違いなくトラウマになってる(笑)。人形や絵などの作り物が、人間のアリスと気持ち悪めにフュージョンしていて、すごく独特だった。私はあんまり好きじゃないかな。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.5

主演2人の美しさ、マイクの切なさ、音楽、日本語吹き替えの演技は好き。でも全体的に合わなくて、観ているこっちがナルコレプシーかってぐらい眠くなっちゃった…。

ダークシティ(1998年製作の映画)

3.5

ジェニファー・コネリーがめちゃくちゃ可愛い。『ラビリンス 魔王の迷宮』での美少女のイメージが強いけど、こういった“若い女性”な彼女もステキだった!歌うシーンでうっとりしちゃう。

主人公もかっこよかっ
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

2.5

ストーリーのショッキングさに惹かれて観たけど、イマイチ理解できなかった。映像も、泳ぐシーン以外は特に心を動かされない。
弟がずっとウダウダ文句を言ってるのがちょっと嫌。幼さゆえであるのは分かるんだけど
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

とんでもない掘り出しもの映画!
静かなのに、ものすごいエネルギーにあふれてる。音、色、映像が極限までとぎすまされていて、まるで観ている人を突き刺してくるナイフのようだった。ストーリーはちょっと難しいけ
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サーシャと魔法のワンダーランド(2013年製作の映画)

2.5

ロシア映画ってテンポが独特だな〜と思いつつ最後まで観ちゃった。異郷訪問譚だったりネコちゃんの変身譚だったり大使のキャラが妙にイケてたりするのは好きだけど、やっぱり全体的に低予算感がぬぐえない。吹き替え>>続きを読む

メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

5.0

ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』を観たあとに鑑賞。

ドキュメンタリー映画って苦手なんだけど、これは別。めちゃくちゃ面白かった!映画の歴史に興味のある私にはたまらない内容だった。メリエスの栄光と挫
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