aromeさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

ストーリー以外の完成度は高い。
ストーリーが致命的に弱い。
いろいろとものすごく惜しい。
聖書になぞられた映画はそれでいいんだけど、不要なシーンが多すぎる。
印象的なシーンはいくつか。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.0

全然良さが分からなかった。
『ウィッカーマン』にインスパイアされて作られたものであるのは間違いないが、作品への敬意を感じられない程。
となると、並列な目線で鑑賞する。比較してしまうと、まぁつまらない。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

最近観た洋画の中では群を抜いて良作。
長ったらしくなってしまいそうなあらすじなのだが、全く飽きなく観れてしまう。
人種差別問題を描いている割に、暗くなりすぎないのもまたいい。
ホラー映画に没頭するあま
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テリファー(2016年製作の映画)

3.7

ピエロ苦手な人は、トラウマになる。
ピエロ怖い!!!
ストーリーとかどうでも良くなるくらいめちゃくちゃ、ばこすこ人が殺される!
強烈。こんなに殺しに特化した作品あるかよ、B級映画ってこういうこと、この
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画を人生で初めて鑑賞した。
ポン・ジュノ監督作品、『母なる証明』で名前だけ知っていた。(どっちかっていえばこっちの作品が気になっていた。)
この映画、本当によくできていて、前評判を一切裏切らない
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『はるヲうるひと』以降、佐藤二朗はちょっと苦手になったが、話題の映画なので鑑賞。
佐藤二朗の演技は良し、伊藤蒼の演技もそれに引けを取らずかなり良い。(伊藤蒼むちゃくちゃいい演技する!)
評判がいいこと
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

同監督作品、『ゲット・アウト』がかなり良作だったので期待して鑑賞。
もともと人種差別について描くことが多い監督。かなり風刺が効いてるというか、パッと観ただけでは、理解が追いつかない作品。
監督が日本の
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョーダン・ピール作品では一番好き。
黒人青年クリスが、恋人の家へ挨拶に行く中で巻き起こる、黒人差別をベースとしたストーリー。差別問題をホラー映画にしちゃう辺りが、この監督の醍醐味というか、元コメディ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

羊が主人公?タイトルの物珍しさで鑑賞。
ロケ地むっちゃいい場所。
大体雨模様だけど。
羊人間(子ども)が出てくるまでまぁもったいぶる。
羊人間(子ども)が出てきた時は笑った。
普通にかわいい。けど異質
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

ストーリーがとても好み。
最後の最後だけ、それいる?ってのが折り込まれてるけど、まぁ目を瞑れる。
呼吸が苦しくなるくらい、観てる側の不安と焦燥感を煽ってくる。
テンポよく観れる、よくできた作品。
走っ
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ミスト(2007年製作の映画)

4.5

ウォーキングデッドを観た流れで鑑賞。
途中までは、得体の知れないモンスター(このモンスターたちのデザインがまぁ良くない)映画かよ〜、って感じで全然面白くない。
こんなチープな作品観てられるか!と思って
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.1

瀬々敬久監督作品。
佐藤健主演。
役者は粒揃いで演技力は高い。
が、セリフ全体があまり好みではなかった。
あと筋書きが強引すぎる。その割に展開が読みやすずきる。
東日本大震災が題材という時点で、実際に
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

スピルバーグ作品。
実在した詐欺師フランク役をレオ様が演じる。
写真を撮るように、切り取っておきたくなるシーンがたくさんある映画。
予想していたより面白くてのめり込めた。

ビッグ(1988年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トムハンクス初主演作。
身体は大人のまま、13歳の少年を演じるのだが、本当に13歳と言われてもなんら違和感のない自然体な演技がなにより見どころ。
ストーリーや要所要所、なんでそうなった!と思うところは
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

日本ってこんな感じに見えてるんだなぁ、でもなんで日本が舞台なんだ?の映画。
ブラピは年取ってもかっこいい。
安っぽさがいい方向には働いてなくて、終盤もごちゃっとしてて、首傾げちゃった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

村上春樹原作の映画。
3時間の超大作。
物語が進むまで、とにかく長いのと、村上春樹らしい痒くなる台詞の応酬なのだが。
個人的には飽きることなく楽しめた。
長いことは長いが、タイトルと映画内容的にその長
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ガチ星(2018年製作の映画)

3.7

まぁとにかく、主人公はつくづくダメ男!
自分の置かれた境遇、自分が自分で追いやった境遇で、それでも手を差し伸べてくれる周囲にありがたさを抱くこともなければ、道徳感とか倫理観も薄く、笑っちゃうくらいダメ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

夏休みの匂いがする映画。
草のにおい、潮のにおい、古い民家のにおい。
そういうのが、作中ずっと楽しめる。
少年二人が友だちになっていく様子、子どもが子どもらしく過ごすことって、いまの世の中だとすごく尊
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

全裸監督が大ヒットした、内田英治監督作品。本作は日本アカデミー賞において、優秀監督賞と優秀脚本賞を受賞。

久しぶりに邦画で良作に出会う。
視聴環境上、無音で鑑賞したが、是非草彅剛のオネエ演技を音でも
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

1.5

最近の邦画の悪いところを詰め込んだ作品。日本映画の落ちぶれっぷりをまざまざ見せつけられる。この映画が日本人のどの層にウケていて、話題の映画、人気の映画と言われるのか甚だ疑問である。
佐藤二朗はよほど熱
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.0

監督は蜷川幸雄の娘、蜷川実花。『ヘルタースケルター』などを手掛ける。
今作において、一番の見どころはその映像美。蜷川実花独特の極彩色使い。
肝心のストーリーはというと、イマイチピンとこない。
太宰治を
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.3

一作目が良作で、次回作に期待してはいたものの、大体一作目は超えてこないだろうと思いつつ鑑賞。
松坂桃李は続投、新たに鈴木亮平が準主役を務めるのだが、一作目に負けず劣らずの良作。
劣る部分があるとすれば
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

言わずと知れたハエ映画。
これぞ古き良きホラー!
もうそれはそれは、作り物といえど気持ちが悪い。
一方ストーリーは超純愛。

変わり者の科学者セスが有機物転送装置を発明。自らも実験台となり、無事転送さ
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不能犯(2018年製作の映画)

1.0

漫画原作映画あるある。
漫画だからいいよね、ってなったら、漫画原作の映画は失敗でしかない。
松坂桃李の演技に期待して観たが、持ってしてもカバーできず。
沢尻エリカってこんな安っぽい感じだったっけ?
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.7

白石和彌監督作品。
白石監督作品の中で一番好き。
ヤクザ映画は世代でもなく、作中の時代も生きていないので、フィクションノンフィクションの区別はつかない身ですが、それでも全体的に懐かしい気持ちになる不思
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.6

ああ、園子温の映画。
園子温の映画を好きって、公言しにくい。
私は好きです。最近園子温も話題になりましたが。
もうこれでもかってくらい、園子温のエゴ?性癖?が詰まってる。奥さんがまぁエロい。
でんでん
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

山田孝之、ピエール瀧、リリーフランキーを嫌いな邦画ファンはそうそう居ない気がする。最高のキャスト。池脇千鶴も。
ピエール瀧とリリーフランキーの絶妙な掛け合い、挙動、状況にそぐわない笑顔だったり、全てが
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サニー/32(2018年製作の映画)

1.5

役者と監督に釣られて観てしまった。
門脇麦の演技良し。対比で北原里英が哀れになる。気が散るレベル。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

白石和彌監督作品。
主人公雅也のもとに届いた一通の手紙、差出人は24人を殺害したとして死刑判決を受けた、通い慣れた地元のパン屋の店主、榛村からだった。
榛村は手紙の中で、冤罪を主張している殺人事件の真
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

アルコール依存症の母親と、世の中はクソだと思いながらも、性善説を唱える少年トレバーが、過去に闇を抱えるシモネット先生に出会い、自らの力で未来を変えていくお話。
先生が出した課題、「自分で世界を変えると
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

1988年に実際に起きた保護責任者遺棄事件を題材にした映画。
是枝監督の新作、『怪物』の公開に伴い、サブスクに上がった本作を鑑賞。
是枝監督作品はいくつか観てきたが、真骨頂に思えた。なにより、是枝監督
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

評価基準用に記録。
大好きな映画。何度観ても新たな発見があり、映像美に感動する。
こんなに何度も繰り返し観た映画はない。
もはや、ハンニバルレクターは私のなかで実在する人物でさえある。(?)
レクター
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