aromeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

遅ればせながらクローネンバーグ作品を漁っております。
私の中では『the fly』がかなり良作だったんだけど、次いで本作がよかった!
調べてみると、本作製作時に監督自身が、妻と娘の親権争いで離婚調停の
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

2回目の鑑賞。
語るのが烏滸がましくなる一級品。
長年、国内外問わず多くのファンを持つ本作は、普段アニメを観ない層でも一見すべき。
アナログって最高of最高。やっぱり作り手の熱量が画面から伝わってくる
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

レイフファインズとカニバリズム映画を期待して鑑賞。
蓋を開けたらまぁまぁ社会派映画でした。
悪くないんだけど、変に社会派にしたことで作品にブレをきたして、なんだかなぁとなった。もっと素直でよくない?
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

同監督作品、『BLUE』があまりに好みじゃなかったので、期待せず観た。
タイトルが出てくる前と後で別の作品かと思うくらい一変する。
原作の漫画は未読だが、ところどころにいかにも漫画らしい台詞があるのが
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.2

なるほど。
先にリメイク版を観たので、ストーリー的にはそっちの方がしっかりしていた。
オリジナル版の良さは、なんと言ってもその絵の美しさ。色使いや着ているもの一つとってもとにかく美しい。
日本の映像美
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フレッシュ(2022年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

Disney+ってカニバリズム推しなのか?笑
なんとも言えないなぁ。
展開はありきたり、描写は弱め。キャラのインパも薄い。
男性不信気味且つあまり身寄りのない主人公を誑かすってとこは胸糞。
(主人公役
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アラジン(2019年製作の映画)

4.7

ディズニーアニメの実写化でここまで成功する作品があるかってくらい良作。
劇場で観れてよかった〜。
アニメを超えてはないけど、製作陣、キャストの熱意。凄まじい。
ジャスミンが現世にいるんだなぁ。

望み(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になっていた邦画。漸く鑑賞。
ん〜勿体無いの一言。
私は長男が加害者である展開を切に願っていた。その方が斬新。
結果うまくまとめようとしたというか、もっといえば蛇足。死体安置所の入り口、夫婦が
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道化死てるぜ!(2012年製作の映画)

3.7

ピエロが嫌いなのにピエロを見てしまう自分。
邦題がここまで印象深い映画も珍しい。
頭が柔らかいですねー。それをタイトルにする勇気というか。
いいっすね〜そういうの好きっす、ってテンションになる。
良い
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ん〜…監督に期待しすぎた?
なにかと無茶な設定が多かったように見えた。
なかでも、肉体の成長で精神年齢はそのままだと思っていたら、思考も大人になりすぎて、かと思ったらまた戻ってを繰り返していたところ。
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Red(2020年製作の映画)

2.8

好みではない。
なんなら評価してる人には自身の私生活を見直すことを勧めたい。
性の乱用。やたらに用いたところで、あまり意味がないと感じる。

母性(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ふーん…って観終わったあと、何度か口にした。笑
湊かなえの原作を、読もう読もうとしている間に先に映画になってしまった。
いつも行くショッピングモールの廊下に、戸田恵梨香と永野芽郁の縦に並んだ絵とビビッ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

同監督『ヤクザと家族』が良作だったので鑑賞。
とりあえず、能は要素として必要だったのか疑問。
歌舞伎役者に能をやらせることにも、なんだか違和感が強かった。(中村獅童それやっちゃうんだーってなった。)
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

大人になった芦田愛菜とダメな大人岡田将生を観る映画。
熱心な新興宗教信者の両親を持つ女子学生の話。
ストーリーも悪くないし、描き方も悪くない。
ただ岡田将生が光りすぎている。いい意味なんだけど。笑
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.9

むちゃくちゃジャックニコルソンに似てる悪役。(おかげで親近感)カナダのジャックニコルソンと言われているらしい。演技良。
『裸のランチ』と『the fly』のクローネンバーグ監督。そしてこれが有名な頭爆
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

善意がきっかけ、ただそれだけなのに。笑
主人公も別に善意に限ったことではなくて、長旅に疲れて居眠りしちゃいそうだったから、話し相手も兼ねて〜ってのがまたいいよね。そうだよね、って納得する。うん。
とは
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

内容は全く文句なし。
ただ、ほぼ半沢直樹。
半沢直樹を超えてくるかというと、それはない。ボリューム、内容の質的にドラマに適しているのも大きい。
個人的には野村萬斎が好きで、半沢面々である香川照之、及川
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