いわしさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.0

リアルタイムでTVシリーズ第1話を見て構成の素晴らしさに衝撃を受けたが、その後は比較的穏やかな印象だった。
(両親の馴れ初め回は最高だったが)

それでも各エピソードやエンディングで垣間見える繊細な演
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

4.2

凄すぎて三回劇場に観に行って、後日レンタルしてもう一度観た。

構成やエピソードには原作とは異なる部分もあるらしいが、にわかの自分にはコレしかないと思うほどの必然性と説得力がある

ドラマとアクション
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

テン年代のスターウォーズ作品群の中でいちばんすき

たとえ特別な力がなくとも役目を自覚してできることに取り組む

その尊さと儚さに感動

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.0

3月の公開が延期になったから、8月に公開したときはうれしくて二回観に行った

ヘブンズフィール三部作は毎回予想と期待を上回る出来でほんと凄い

常にいま人類ができるアニメーション表現の限界に挑戦してい
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

もう祝祭の入りほんっとにすき

ジブリ作品群におけるポニョがごとく、世界改変しっぱなしのおもいきりの良さが好印象

こういうのでいいんだよと笑顔になれた

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ビートルズ楽曲の完成度や普遍性にあらためて驚かされる

安易な報いや種明かしをせず設定を活かしきったことにとても好感をもった

エドシーランがとても良い役どころ。
偏見なくヒップホップなどジャンルを超
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

考察はこれが腑に落ちた
https://afternooncinema.blog.fc2.com/blog-entry-484.html

自分が何者かを思い出して選択できることは幸福だとおもう

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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.1

民族、部族の切り取り方、描き方に批判もあることに注意が必要だが、ひとつの寓話としてよくできている

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.0

冒頭のロイエアーズに始まり劇中多数の挿入歌から時代の雰囲気が感じられる

コンプトンの現実を表現してきたイージーEが病を告げられて動揺し医者から現実と向き合うよう諭されるシーンはあまりにも悲劇的

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ヒミズ(2011年製作の映画)

4.0

初めて原作を読んだときひどく打ちのめされ衝撃的だった

原作と異なる展開に当時疑問もあったけれど救いがあって良かったといまにして思う

古谷実は良い
好きな作品は「僕といっしょ」「グリーンヒル」

夜のピクニック(2006年製作の映画)

4.0

恩田陸さんの母校である水戸第一高校の校内行事「歩く会」を題材に書かれた小説を映像化した作品
ちょうどその年の歩く会を控えた時期に公開されたから、水戸駅南の映画館にみんなで観に行って期待を膨らませたのは
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんが声優してるだけでも面白いのに、思いつきでバンドを始めた三人の演奏があまりにも前衛的で笑った
中盤で登場するフォークトリオのサイドストーリーも飽きさせない
クライマックスの
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ラーメンヘッズ(2017年製作の映画)

4.0

新婚旅行のベルギーから帰る飛行機の座席端末でなぜか視聴できたラーメンヘッズ
海外旅行客にこれを見せるのはあまりにも悪意があるだろう
帰国したその足でラーメン屋いったよね

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

カントリー的音楽は広大なアメリカの荒野でこそ映えるとおもった
トラヴィスの赤い帽子◎

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

あの野村訓市さんの声の芝居が聞ける

美術がほんとすごい

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

説教くさくなってしまいそうなところだが、とんでもスパイ的ドタバタが面白く、また二つの集会を平行させる醒めた視点のバランス感覚はさすが

ユダヤ人警官をくわえた監督の判断も功を奏した

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

種崎さんはほんとにすごい

そしてそれぞれの楽器も立派な役者として表現力をもつ

飛躍するオーボエと消え入るフルートの対比には鳥肌が立った

間宮兄弟(2006年製作の映画)

4.0

「間宮兄弟をみてみなよ」

はたから見守っていたい兄弟の生活

横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

南極料理人の沖田修一監督作品

愛すべき彼の人となりを大切に描いた見事な構成

タクシーの車中から在りし日を空目するシーンが大好き

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

ジャズピアニストのクリスバワーズ制作の音楽の説得力がほんとに凄い

彼のYouTubeチャンネルにあるケンドリック・ラマー/Rigamortisのカバーがかっこよくて好き
https://youtu.
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