面白かった。オープニングが本当に素敵。賭博に没頭する退廃的な2人を描きつつも、美しい物語。ニースの美しい景色を舞台にして、暗く現実的な愛への執着が描かれている。運命的に出会った2人が互いに惹かれ、そし>>続きを読む
冷戦時代における先行きの見えない不安な情勢を風刺し、シュールでブラックな笑いを誘うキューブリック作品。セラーズが3つの役を完璧に演じている。戦争を題材にした映画の中で最も鋭く、冷ややかな作品。
セ>>続きを読む
どこまでも壮大であり、狂気的であり、馬鹿な映画。最高に風刺、ブラックジョーク、そして皮肉が効いている。特に、魔女狩りのくだりが本当に面白い。結局女の人とアヒルが同じ重さって言う。ギリアム監督とは気が合>>続きを読む
病気を患い、映画監督から離れた夫のためにヴァルダが制作した映画。ドゥミの故郷、ナントで撮影され、(ドゥミの生家でも撮影された)ドゥミの若き頃の物語とドキュメンタリーが融合されている。
ドゥミの映画>>続きを読む
公開当時、フランスで大ヒットした作品。当時この映画のポスターを壁に貼る学生が多かったのだとか。
3時間は長い。エピソードもバラバラで繋がりがなく、何か説得力があるわけでもない。快楽的であり、熱狂的な2>>続きを読む
60年代パリ。検査結果を待つ主人公の2時間をリアルタイムに描く。最高にスタイリッシュな映画。写真家から映画監督へとなったヴァルダのバックグラウンドがこの映画のスタイリッシュさに現れていると思う。占い>>続きを読む
自己中心的な現代における貞操と幸福の概念への考察。この作品を撮ったヴァルダは本当に凄い。1965年。当時は斬新だったに違いない。今見ても斬新。自己満足と自己陶酔に浸り切った主人公。どこまでも非道徳的。>>続きを読む
子供向けファンタジー、アドベンチャーと言いつつも大人でも楽しめる。大人のためのファンタジーって言っても良いのでは。
随所にブラックなユーモアとコメディさがあって本当に面白い。どこまでも壮大なファ>>続きを読む
脚本が作り込まれていて素晴らしい。この映画の狂気性とその中に見られる計算された理性。常に漂う不穏さ。時間を変えることの危険性。そして何も変わらないというメッセージ。SFスリラーだと思って観始めたけど、>>続きを読む
可もなく、不可もない映画
良い映画であることは間違い無いけど、好みじゃない。ストーリーが単調で、ありきたり。最近、映画の好みが変わってきて、昔観て良い映画だと思っていた映画を改めて観返すと、こんな映画>>続きを読む
今のSF映画に見られる様々な要素が散りばめられていて観ていて楽しかった。様々な特殊効果が凄い。1953年の映画とは思えない。"光線に当たって灰になる"っていうシーンの効果がなんか好き。あんなにも簡単に>>続きを読む
空港から降り立ち、バレエ学校へと向かうまでの間に漂う不安感が印象的だった。
個人的にはストーリーとか、脚本よりも何よりもこの不気味な音楽とこの映画のセットに感心してしまった。
曲の中に、人の声とも>>続きを読む
ほろ苦くも心温まる映画だった。時々画面に差し込むレンズフレアが映画を彩っている。
天国の口。そこへと向かう3人。セクシュアリティというものを流動的に、そして直裁に描いている。同性の友人同士の親密さが>>続きを読む
高校生の頃の恋人との再会。ロールプレイングしているシーンが素敵だった。素敵なカップル。一緒になれば良かったのに。昔の恋人と再会したことでこみ上げる思いだったり、苦しみだったり、後悔がモノクロの映像を>>続きを読む
ボーモン夫人版の美女と野獣を読んだことがあって、ディズニーの美女と野獣との違いに驚き、かなり美化された内容であると知った。そしてジャンコクトーの美女と野獣を観た。原作に忠実であり、アンダーグラウンドな>>続きを読む
個人的に、Jaja Ding Dong のくだりが面白い。謎に中毒性がある曲。あとアメリカ人、4人と仲良くなっちゃうのも面白かった。船は爆発するし、ステージでもひどい失態具合。そして謎にエルフ。ラスト>>続きを読む
やっと観れました。全編iPhone5s+アナモルフィックレンズで撮影されている映画。
何百万円もするカメラを使わなくても映画は撮れるって事ですね。製作費10万ドル。
iPhoneのレンズ特有のフレア>>続きを読む
タランティーノらしさ全開。Once Upon a Time in America のオマージュ。
Simon and Garfunkel のMrs Robinson がとっても映画にマッチしていた。ハ>>続きを読む
記録
(最近のワイルドスピードはとりあえず超高級なスポーツカーを惜しげもなく登場させて、最新のテクノロジーと登場人物のぶっ飛んだ具合で物事が解決するからあまり好きじゃない…初期の頃の日本車とかアメ車>>続きを読む
Therefore this is what the LORD says: ‘I will bring on them a disaster they cannot escape. Although >>続きを読む
コンテナが開けられ、暗がりに映る密航者達の視線が忘れられない。何処にも行きつけないような、なんとも言えない表情だった。
この映画の魅力を語るのが難しい。心温まる作品であり、魅力的でデッドパンな作品>>続きを読む
結婚生活に不満を抱いていたフェルディナンドは、元恋人のベビーシッターを連れて旅に出る。やはりゴダールが描くのは逃避というテーマ。
それぞれのシーンの色使いと構図が素晴らしかった。何よりもお洒落。>>続きを読む
観ようと思いつつもずっと後回しになっていた作品。最初の戦闘シーンは息を呑むものがあり、戦争の無意味さ、悲惨さを物語っている。どうやったらこんなにもリアルな映像が撮れるんだ。
4人兄弟の生き残りの弟>>続きを読む
レビュー漏れ。
1950年代アメリカ。同性愛がタブーだった時代。今では考えられない。少なからず偏見はあるけれど、この頃に比べたら生きやすい世の中になった。
映画の色使いがとても良かった。そして何よりも>>続きを読む
Dogtooth 、ヨルゴス・ランティモス監督、The Favourite、The Killing of a Sacred Deerに続き3作目の鑑賞。この監督が見せる狂気に良い具合に脳が慣れてきて>>続きを読む
究極のエロチシズム。そして絵画的で詩的なメタファーで構成されている。何処までも奇天烈で、観るものを映画に入り込ませる余地がない。ニコラス・ウィンディング・レフンのThe Neon Demonを思い出し>>続きを読む
悪夢を見ているかのよう。ゴールのない迷路の中を彷徨っているような感覚に襲われた。出演している俳優、女優たちの怪演っぷりが頭から離れない。気怠く歌うブルーベルベット。覗きのシーンや、口を歪ませたサンディ>>続きを読む
愛する家族を失った女の苦悩と決断。
いたって普通のカップルに見える容疑者。だからこそ、とても2人が憎らしく見える。裁判のシーンはとても真に迫っていて、リアリティーがあった。そしてなによりも理不尽だっ>>続きを読む
やっと観れました、Columbus
コロンバスを観ようと思った時には映画館は閉まってました。という訳で久しぶりの映画館。家で映画観てると、観ながらつい携帯の通知を確認してしまったり、洗い物しながら>>続きを読む
日本未公開作品。円盤化も日本でされていない。CriterionのBlu-rayで鑑賞。英語字幕で鑑賞。軍の専門用語が沢山出てきて、10単語くらい辞書で調べました。良い勉強になった。そしてこの映画のF>>続きを読む
ありきたりな展開で、なんか安っぽさがあったのは否めないんだけど、度々出てくる主人公が過去と向き合っているシーンが良かった。とても前向きな作品だった。人生はいつでも変えられる、そして過去ではなくて、今を>>続きを読む
ずっと観たかった作品。Netflixにて鑑賞。世の中で起こったことと、全く同じことがこの30年前の映画で起こっていて驚くばかり。
Always do the right thing, Fight >>続きを読む
好きな音楽が沢山出てきて楽しかったのと、報酬としてハーレークインがエスプレッソマシーンをお願いして、ちゃんと刑務所の中で使ってたのには笑った。
正直、内容薄すぎて何にも入ってこなかった。謎に能力を>>続きを読む
酷い映画だ。この映画を見る前からFilmarksのレビュー見てたんで、知ってたんですけどね。脚本が死んでますね。
この映画の良かった点は俳優陣とハワイの自然が垣間見れたところかな。正直、もっと前面>>続きを読む
画面から伝わる独特な違和感と雰囲気、気持ち悪さに見覚えがあった。見終わったあとに監督を調べてみたら、女王陛下のお気に入り/ The Favourite の監督。やっぱり見覚えがあると思った。
第三>>続きを読む
分かりやくて筋が見えちゃうような映画は好きじゃないけど、分かりにくくて、ここまで思想的な映画は映画で苦手かもしれない。文化大革命に対してそれなりに知識がないと退屈かも。(ある程度の知識があったので良か>>続きを読む