マムトム太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マムトム太郎

マムトム太郎

映画(309)
ドラマ(0)
アニメ(0)

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

話のテンポが見事。最後の展開は無理があるけど、作品の熱量が高いからOKかな。金持ち、貧乏人どちらも卑しくて共感できなくて皮肉が効いてる。日本映画だと貧乏人を美しく悲しく描いちゃうんだろな。そういう湿っ>>続きを読む

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.5

14年ぶりにもかかわらず相変わらずの切れ味。むしろ今の分断社会を舞台にしている方がより一層、皮肉が効いていて、面白い。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

毎回ですが、スパイクリーって、社会派で辛辣だけど、それを映画としてセンス良く、カッコ良く描くの上手いなあと思います。センスいいよなあ。でも、みんな見た方が良いよ、こういう映画。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

まだ途中までしか見てないけど、好みの映画だな。ヒロインの子も好み。

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.7

スキャンダラスな点で充分注目されているので、敢えて違う視点から見るが、美術的な完成度が凄まじく高い映画です。ベトナムってこういう風に撮るといいんだあと思いました。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.3

軽く見始めたが、長丁場にも限らず一気に見てしまった。話のテンポの作り込み方のうまさで引き込まれてしまう。猟奇殺人を題材にした映画だが、事件そのものは登場人物の鬱屈した心情を引き出すトリガーでしかなく、>>続きを読む

グリズリーマン(2005年製作の映画)

3.9

不思議な人。共感はできないけど。普通に撮られた自然の映像だけど美しい。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.6

子供のとき見てたけど内容ほぼ忘れてたので再び見た。
なんつーんすかね、やっぱ子供のときのような冒険感は感じなくなっているという点で歳をとりましたという月並みな感想。ふふふ。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.8

とにかく奥崎氏は強烈。戦争ドキュメンタリーというよりこの人の生き様の映画ではないですか。現地当局から没収されてパプアニューギニアの映像がないと知ったときにはえー?!っと思った。今ならオンラインで送信で>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

もうすでに一昔前な感じがするなー。映画の内容云々より、時間が経過した感じがして、しんみりしたー。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

パソコンの画面上のシーンだけで、構成される映画。インターネットが無制限に世界とつながっていることの薄気味悪さがサスペンス性を強調してくれる。タイピングで入力される文字の動きだけで、感情の揺れを表現する>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

トランプとその選挙戦についての映画だと思ってみたが、ほとんど行政による水道水公害の出たフリントについての取材内容だった。掲げてるテーマと内容の一致が今ひとつで映画の完成度としては、どうなの?って感じ。>>続きを読む

ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.0

恥ずかしながら半分くらい寝てしまった・・・w
内容はあまり理解できず。
花粉症の薬飲んだ後だったのが良くなかったというのは言い訳として、
事前にボイスに関しての理解を深めてから行った方がいいのかなと
>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.7

入れ子構造が過ぎて、もはやどこまでがどの設定なんだか分からなくなってくるw
オリーブの緑の色がとても目に優しくて映像が綺麗です。イランいいとこそうだなあ。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

この映画は変。どうかしている。
ドキュメンタリー風の完全なフィクション。
あたかも地震の現地に駆けつける道中を撮影する風に見せかけながら
完全なセットアップなカメラ配置の撮影。
誰の視点、どこからの視
>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

ともだちの宿題ノートを間違えて持ち帰ってしまい、届けに行くが家が見つからずひたすら探し続けるという話。大人たちのテキトーな対応が面白く、せめぎ合って建つイランの住宅街の不思議なパースペクティブが見ごこ>>続きを読む

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

4.1

ラストシーンが見たことない感じで凄く良い。キアロスタミ、鬼才っぷり半端ないすね。
主体性がなく、貧しくないのに売春をする日本の若い女の子を海外からの目線で見るとこんな感じになるのだろう。おおむね間違っ
>>続きを読む

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.8

ゴッドファーザーシリーズはオンラインでも店舗レンタルでも簡単に手に入れることができるのに、この作品はなかなかどこにも置いてなくて、新宿ツタヤまで出向いて借りた。有名監督なのになんでこんなにどこにもない>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

3.5

田舎から東京に進学したばかりの女の子が都会の暮らしに翻弄され戸惑いながら暮らすお話。地方出身者あるある。この頃から、真面目で純情、かつ主体性のない和風顔の女の子が困ってしまう状況を好む岩井俊二のフェチ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

内容はつかみきれなかったが、映像は静謐で美しく優しいと思った。すごく地味だけど、余韻の残る映画。イケイケ、リア充のクソムービー『LALALAND』ではなく、こちらをアカデミー賞にしたのは世の中にとって>>続きを読む

ウェインズ・ワールド(1992年製作の映画)

3.6

ボヘミアンラプソディーの元ネタとして見た。アホですなー。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.9

バックトゥーザフューチャー三部作で一番好きかもしれない。自分は西部劇が好きなんだなあと思った。コーエン兄弟の「トゥルーグリッド」も好きだし。乾いた荒野に憧れてしまう。ラストは陳腐だけど、大団円というこ>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.0

大抵の創作物であるあるだけど、二作目は一作目ほどの魅力はなく中だるみ。未来へ過去へ現在へと行ったり来たりでわかりにくい。ゴッドファーザー2もそんな感じだったよな。しかし、未来の設定が2015年というの>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.7

アマゾンプライムだったので30年ぶりくらいに観たが、けっこう楽しめた。設定はツッコミどころ満載だけど、ハラハラドキドキで目が離せない展開は今見ても楽しい。やっぱりエンタメとしてはレベル高かったんだなあ>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.5

タイトルからポジティブで爽やかな内容だと思ったら、重くて暗い内容だった。「この邦題のつけ方どうよ?」って思ったなw
女性参政権という今では当たり前になった権利であっても、激しい闘争の末に獲得されたもの
>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

2.8

話が急展開すぎてついていけなかった。2時間ちょいに詰め込むには無理がありすぎ。事前に本を読んだり、前提知識がないとツライと思う。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

大っきい音でガツンと楽しめた。ライブのような体験。劇場で見るのが良い。

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.1

高校時代に話題になった映画を今頃見た。なんかこういうのは大人になってから見るとピンと来ないなあ。ほとばしる衝動みたいなのないし。アホなんじゃないのと冷めた目で見てしまう。あと既に古臭くなっている印象。>>続きを読む