裏打ち呼び込み君さんの映画レビュー・感想・評価

裏打ち呼び込み君

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鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

難しい…。力関係や状況をつかむのにかなり時間がかかりました。同居人は30分くらいで寝てしまい、断続的に繰り広げられる銃撃戦に眠りを妨げられて呻いていました。
南北に関連する映画をあれこれ観てきましたが
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王の男(2006年製作の映画)

3.0

演芸の内容はネイティブだったらもっと笑えるのかなと思いました。
ときどき字幕に出てくる「兄ィ」が気になったんですが、「あにぃ」って読ませたいんでしょうか? トゥーーモロ!トゥモロ!のアニーがチラついて
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ノートに眠った願いごと(2006年製作の映画)

3.0

先が見えすぎる展開にちょっと眠くなりました。ミンジュとヒョヌが惹かれ合っていることやその理由がまったく読み取れず、見た目も性格も全然違うので、いつまでも他人同士に見えます。
邦題最悪。ノートでもなけれ
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.5

後半は裁判の過程を追っていて単調なので作品として夢中で観ることはできませんでしたが、それでも歴史を学び、現在を省みるために観る必要のある映画だと思いました。
韓国人の役者が日本人を演じています。そのた
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.0

南の家族がみんな暇すぎることが本当に面白くて、特に旅行を即決するシーンは堪えられませんでした。笑いすぎてちょっと泣きました。スパイなのに声がでかすぎるのも最高です。
堕落した資本主義社会では毎日が土曜
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.0

え!? なんでそこで情が移った!?
一番怖かったのはギターの男…。主人公や母親の比ではない、圧倒的な狂気を感じました。

シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

4.0

軍隊生活だけでも不条理の極みだと思うのですが、そこからさらに不条理を塗り重ねていく映画です。
体力がないので、訓練のシーンは観ているだけで息が切れて苦しく、また思わず体に力が入ってしまったようでお腹が
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

友人のおすすめ。フェミ映画として観ました。大どんでん返しということになっていますが、伏線が多いこともあり、前半ですでになんとなく予想できてしまうのが少し残念。
あの家はいわゆる親日派なのでしょうか。日
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高地戦(2011年製作の映画)

4.0

初見だと思って観始めたら、タイトルを忘れていただけで2度目(もしかしたら3度目)だった。
映画のなかの惨たらしい死にも、たった2時間で慣れてしまうのだから、実際に2年も戦場にいたら当然のごとく感覚は麻
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あの人に逢えるまで(2014年製作の映画)

4.0

失郷民をテーマにした短い映画。認知症のおばあさんという主人公の設定をうまく使うことで、当時のセットを作らずに当時の状況や彼女の心情を表現しており、しかも観客に「低予算だな〜」と思わせない、無理のない内>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

布マスク二枚とか舐めたこと言ってんじゃねえよ!おまえの小遣いか?広告費か?税金だろ!民の心を落ち着かせたいならせめて動画の下に「あと◯日」って入れろよ!源よりワニに乗れ!つーかコロナども何やってくれて>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

同居人おすすめの映画だったので観ました。「豚っていうかカバだよ」と事前に聞いていたのですがたしかにこれはカバですね…。
ミジャがかっこいい。後半は周囲に翻弄されるシーンが多いですが、前半のアクションは
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あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.5

同居人が本作の邦題を間違えて「私、そこにいますか?」と呼んでいたので笑いました。それは自分で考えてください。
タイムリープものにありがちな「やべっ、若い俺が彼女とうまくいっちゃったら将来別の女性との間
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カランコエの花(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

何かに心動かされることもなく、いや嘘でしょ…と驚いている間に観終わってしまいました。

「喜んでくれるかな…」と、不安もある一方で楽しい恋愛をしている桜さんを見て、なぜ保健室の先生は、なんの相談も前置
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浮気な家族(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・冒頭、男性が穴に転げ落ちて骸骨と並ぶのはその後の転落人生の暗示なのかなと思いましたが、子供が唐突に死んでしまってからも、浮気相手や妻にサクッと振られたくらいでそこまでの悲惨さは感じられませんでした。>>続きを読む

クロッシング(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

子役がどんどん痩せていくように見えたので心配になりました。本編視聴後にメイキングを見ると、ロケがかなり過酷そうで、親子役二人が演技なしにロケ自体がつらくて泣いているではないですか。子役の演技については>>続きを読む

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.0

「ん、どうした?……みんな?……どうした?」と言いながら観ました。一緒に観ていた友人が途中でヘッドマッサージをしてくれたので血流が良くなり集中力を持ち直せたのですが、友人が寝てしまってからエンディング>>続きを読む