SQURさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

まあお前の人生は素晴らしいし他人にとっても重要だろうけど僕の虫けらみたいな人生はゴミだろうしいなかったところで目もくれちゃあ貰えないだろうね、なんて卑屈になってしまった
いや、それはどうでもいいんだけ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

コメディだと知らずに見始めたから、なんだこれノリ軽すぎでしょとかぶつぶつ言いながら見ていたんですが、だって犯罪紛いのことだろうが軽く扱えないような衝撃的なことだろうがあっさり流れていくんですから!>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.0

わりと序盤でオチまで読めてしまったけど
つまらなくはなかった

もっとぶっ飛んだ話にするか
シュールな設定を押し上げてくれれば高評価できたと思う…

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.0

最初の1時間がまさに神の出来栄えでそれを見るためだけでも4時間見る価値がある

今までゆらゆら帝国ってダウナーな曲作るバンドってイメージだったけどこれ見て変わった
かっこいいんだ
空洞ですのイントロが
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

スナッチよりもシンプルでわかりやすい


群像劇で見たかったのはこれだよ!!

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

長いだけあって色々な要素がありました
感情移入して苦しくなったり
「少し考えさせてくれませんか?」の一言が言えない主人公にイライラしたり
これからどこへ向かうんだろうと宙吊りの気分になったり
暖かい気
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.0

リリーの視点かゲルダの視点のどちらかに焦点をあてて描いて欲しかったな、と思いました

それとリリーはちょっと身勝手じゃないですか?
自分のことを真剣に愛そうとしている相手には真剣に応えるべきだったと思
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

12人の三者三様の人たちがこんなにも熱く議論するんだぜ!
というのを見せる映画

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.0

今の自分には少し難しい映画だった
フレッドの複雑な感情を読み取るのが難しい
より深く理解できればできるほどこの映画をより味わえるんじゃないかと思った

フレッドが叫ぶあのシーンとそこから続く一連の流れ
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

無自覚に、あるいは不可抗力的に傷つけたり傷ついてしまう人たちが人との関わりあいの中で成長していく過程を描いた映画

尺が短いから少し作為を感じるシーンもあることはあったけど
人物像がリアルでしっかり感
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.0

評価が難しいです

ピンと来なかったような気もします
大きなどんでん返しがあるというわけでもなく、言ってみれば日常シーンが淡々と描かれていきます

でもその中で美しいな、と思う場面も幾つかあって
それ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

明確な悪役が用意されていないことで"彼女のため"とは何か、という問題に見ている間中悩まされました

ルーシー役の子が可愛くて演技が上手くて魅力的でした
親子の愛が強く心に響きました

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.0

人権を全く気にかけない病院や
主人公に掻き回されていく院内の様子というのは伝わってくるし
見ていて飽きることもないのだけど
それ以上の何かを受け取ることはできなかった

爽快感のあるラストだけは良かっ
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PK(2014年製作の映画)

1.0

どうしても信仰を持っているか宗教に精通している人向けの映画だったと思います

シン・ゴジラが日本人以外は楽しみにくいって話あったじゃないですか、真偽は知らないですけど
すっごく雑に言うとそんな感じです
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.0

開発の進んでいく中のインド文化が描かれていて、とても興味深く惹きつけられた

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.0

思っていたよりも普通の話でしたが普通に楽しめました
落ち着いた雰囲気で、落ち着きすぎていて逆に非日常的な雰囲気がじわっとします

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゆっくりと動くカメラが大自然を映していく
その臨場感は目を見張るものがあった
凍てつく寒さや柔らかな日差しが肌に感じられるかのようだった

しかし凍える大自然の中をサバイバルして復讐を誓う、以上の内容
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなく
新鮮さがない、いわゆる標準的なSF映画

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.0

テンポは良く飽きることはないけど
これといった盛り上がりに欠けた
史実なので仕方ないのかもしれないけど……
ヒップホップに興味がある人が見れば楽しめるかもしれない

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

現実と虚構が入り交じる映画を期待して見始めたけどその要素は少な目

本筋と関係ないエピソードが散りばめられていて
それがのちのち回収されたりされなかったり本筋にちょっとだけ絡んだり絡まなかったりするの
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

魅力的な頑固じじいに惹かれる映画

ラストは割り切れない感じ
イーストウッド作品ってみんなこんなラストなんだろうか

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

話の構成が上手い
予告を見た時はなんだか地味な話だなあと思ったけれど、全然そんなことはなかった

ジョーンの告白が好きだった
こういう愛の形もあるんだ

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

物語のあちこちで見られる人の温もりがほっこりでした

インドの言語ってどうやら日本よりもずっと複雑な事情があるみたいでそこで少し理解が難しいところもありましたが、異なる文化圏の話に触れられるのは新鮮で
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.0

普通より少しだけ偏った人たちの日常を描いた映画
その絶妙なシュールさが美しかったりする

キャロル(2015年製作の映画)

3.0

画面も整っていてストーリー展開も丁寧ではあるけど普通の純愛ものでした

何回か見直して登場人物のその時々の心情を読み解いていけばまた見方が変わるかも知れませんが……

セッション(2014年製作の映画)

5.0

普通の物語ってなんて言うのか因果関係?のようなものに従って紡がれていくと思うんです。これこれこういうエピソードがあったから次はこういう展開になる、といった感じでそういう沢山の因果関係が収束してクライマ>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

幸せって誰が決めるんだろう、と考えさせられる映画だった
本当の中で生きることが幸せ、なんて独りよがりな結論だったら嫌いな映画になってただろうけど
この映画はその辺が上手く描かれていてとても良かった
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

高度に発達した人工知能だったらこの映画のことを至上の美しさだ、とか言うんじゃないか、って思った


……疲れてる時に見て心地良すぎて途中ちょっとだけ寝てしまったのでまた見たいけどこれは大画面で見ると栄
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

映画ってすげえ!!!

冒頭の30分で心を奪われて
それからは異常な興奮と胸の高鳴りが収まらなかった
レビュー書いてるこの瞬間だってまだ興奮が収まらない!

映像技術が進んでSFはまだまだ進化していけ
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レスラー(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

脳筋で不器用でろくでもない男が身を滅ぼす話かと思っていたのだけれど最後でひっくり返してくれた

プロレスなんて普段見ないけれど最後の試合だけは心が震えた

この映画には世の価値観に囚われず自分に従って
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.0

予想通りの結末だったが
見せ方が上手かったので飽きがこなかった

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

初めて観たのが2016年だったので7年ぶりの鑑賞。
前回は家のモニターで観てそれでもいい映画だと感じたが、今回初めてスクリーンで観て傑作だと確信した。

映画愛が深いことで有名なタランティーノだけれど
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.0

短いだけあって一つ一つの展開が大ぶり

奇跡に頼るのではなく、正々堂々と生きることに向き合おうとする主人公には好感が持てる

時間ものとしてのカタルシスはないけど中だるみもなくきれいにまとまった佳作だ
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.0

理性的なものと感情的なものが対比的に描かれていて
その間で愛とかいう混沌としたものが蠢いているその得体の知れなさを描いた映画なんじゃないかと思った

ストーリー展開は非常にゆっくりしているしほとんど動
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マグノリア(1999年製作の映画)

2.0

最初と最後の10分間は面白かったけど
間の2時間40分はちょっと退屈
もう少し引き込むような見せ方ができたと思うんだけど…