mingさんの映画レビュー・感想・評価

ming

ming

映画(215)
ドラマ(9)
アニメ(0)

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

-

すごいな、作品の深みとも重みもすごいのに、そうだと押し付けてこない
当たり前の日常かのように言葉も時間も過ぎていく

是枝作品と今泉作品が融合した感じ
うわぁ、こんな作品があるのか
ここの融合って可能
>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

-

「ひとり今泉力哉特集」3本目

温度感(湿度感?)が好きだった

城定監督が入ると今泉作品にも艶っぽさが溢れると思うと脚本の力を感じずにはいられない

けど、やっぱり長回しの会話劇の中にある気まづさな
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

-

大丈夫、
あなたはどこにいたって
孤独を感じられる人よ

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

-

中島歩が中島歩してる最高の映画

それぞれに不器用さがあって
それも含めてとても愛おしい人たちによる
恋愛物語

楽しいという気持ちだけで違う惑星にも行けるはず

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

-

大人になっても恋をして夢を追いかけて悩んで少し逃げて、何歳になってもこれが生きるってことかと思い苦笑いしつつも、やっぱり愛おしいなと思った

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

-

時間軸が入れ替わる事でキャラクターの色の彩度が上がったりどんどん混ざったりする感覚があって、一面的に描くだけでは終わらないあたりが惚れ惚れする

最初からぶちかまされるよね、本当に

めがね(2007年製作の映画)

-

荻上ワールド

私は私、あなたはあなた
私の心地よさがあってそれでいいと思える

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

-

私の精神年齢はティーンエイジャーで止まってるんじゃないかって位に刺さりまくり

自分の見えている世界で判断してしまうけどそれぞれの世界があって価値観が存在していて、自分と違う部分が表立って見えたとして
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

-

容赦ない死が目の前に迫っている状況で
私は心を豊かに出来るのだろうか
自分の心を持つことはできるのだろうか
生きたいと思うほど強くいられるのか

ポップに描かれるからこそ感じる狂気
ジョジョとヨーキー
>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

-

映画の歴史を辿る中で撮影や編集の技法が革新的だったっていうのは歴史を知らないと感動もないわけで、ゴダールがいかに素晴らしいのかを自分が無知な故に感じられなかったことが凄く悔しい
みんなと感動具合を共有
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

after sunで始まった今年の夏

水彩画とかフィルムカメラとか、そういう淡くて粒子感があってグラデーションで、うまく掴み所はないけど何故か胸にずっといる、変な感覚

親も1人の人間なんだよな、と
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

-

人間って怖いなと多面的に思わされる

暗い映像とポップな音楽
淡々と話をする担任
全てが不協和音すぎる

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

-

SNSの広告が面白すぎてずっと気になってた映画

最初は音楽や映像をくどい位に入れることで不思議さや不気味さを感じた。
そんでいつのまにかこの世界観に引き摺り込まれてた。

しかもループするのは主人公
>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

-

ちゃんと布石は打ってくれているのに後からそうだと気づく位に程よいグラデーションで進むぶっ飛んだ展開

典型的だけどしてやられた
映画が進めば進むほど一つの事象が多面的になり、人の見え方が変わっていく、
>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

-

障がい者と健全者の恋愛ってどれほど本人たちが愛し合っていても切り取った時にどこか性加害を孕んでいるように見えてしまう

障がい者同士だから、そういう人が身近にいたから理解できる、逆も然り、と思いがちだ
>>続きを読む

くるりのえいが(2023年製作の映画)

-

今まで曲は聞いてた程度だったから初めてメンバーの空気感を知ったけど最高じゃないか

おじさんになっても後部座席やリフトを一緒に乗ってぎゅうぎゅうに座ってる姿が愛おしすぎる

一緒に時をとってきた訳では
>>続きを読む

アンダーカレント(2023年製作の映画)

-

相手のことをどれほど理解しようとしても相手が心の奥底で本当は何を考えているかなんて知る術がない

自分の見えている世界が全てがだけど、自分の見えている世界が全てではないと理解をしていること

本当の事
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

抽象的な描写で「君はどう生きるのか」と問われ続ける映画なのだと思っていたのである程度の決意をしてから挑んだらだいぶ違った

主人公として出てくる人物たちのように凛とした生き様でありたいなとジブリを見る
>>続きを読む

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

-

今までずっとご飯食べながら泣くシーンに共感できずにいて、今回の太賀のシーンもめちゃくちゃ心に残ってだけど心情が分からなくてモヤモヤしてた
その後ずっと引っかかっていたんだけど最近になって少し分かるよう
>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

-

追加
・原題は「獨立時代」
・町と人の間に生じる摩擦
・色褪せなさ
----------

大学生みたいな恋愛してんなって思ったけど大人になってもこんなものか
愛に理想を抱き過ぎているのかも
病室の叔
>>続きを読む

まわり道(1974年製作の映画)

-

憂うつや不安は失わない方がいいの

ヴェンダース・ロードムービー2本目

都会のアリス(1973年製作の映画)

-

ヴィンダース・ロードムービー1本目

アリスに対して嘘や誤魔化しを全くしないことがとても印象的

キャロル(2015年製作の映画)

-

日本版ポスターであんまりだなって思っちゃってたけど本編見たらめちゃくちゃ素敵じゃないか

なぜか目を惹かれる、抗えぬ本能であり、尊敬、恐怖、色んなものが入り乱れる感情が愛であり、異性だから芽生えるもの
>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

-

トラヴィスの身勝手さにイラつくのはそういう人間的弱さを自分も含んでいるからだろうな

ヴィムヴェンダースの出会いとしてはとても良かった1本
特集上映をしていた時から気になってたけど気になって終わってい
>>続きを読む

>|