あさのさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

あさの

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バースデーカード(2016年製作の映画)

3.5

あったか~い素敵なお話でした。
それ以上の言葉が見つからないくらいのポカポカ感。

一瞬の夢(1997年製作の映画)

4.2

邦題のセンスが抜群過ぎる。

主人公の感情と社会の背景バランスが絶妙に思えた。
人間はやはり繊細だし、感情を持つ生き物だ。
些細なことで嬉しくも悲しくもなる。
それはいつの時代もどの国でも同じ。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

映画の最中、主人公同様に私もまったく泣けませんでした。むしろニヤニヤしながら、時には声を出して笑ってました。
しかし見終わった後、いくつかのシーンを思い出し考え込んでしまった。

大切な人を亡くした後
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人間の値打ち(2013年製作の映画)

2.5

うーん…。交差する登場人物たちがあんまりきれいに交わってなかった気がする。タイトルと内容も、なんだか無理やりつけた感じがした。

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.8

愛が幻想を見せるのか、幻想が愛を見せるのか…。

全体的に暗い雰囲気の中、愛が描かれてる箇所は本当に美しく切ない。

監督も言ってたようにフランス人ではない黒沢清監督がフランス映画を撮ったからこそ、誰
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羅生門(1950年製作の映画)

4.2

人間の本質はいつの時代も大して変わらない。
他人に話すとき、それぞれ自分が悪者にならないように話を作るし伝える。
客観性なんてもの、あってないようなもの。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

イーストウッド作品を見るたびにドライだなぁと思う。決してお涙ちょうだい的には作らない。世の中そんなに甘くはない。そして最後に見た者にとっては宿題を残された気になる。

今回も終わり方を含めて相変わらず
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.0

不気味な映画だった。
全体の画が淡い感じなのに、起きていることは濃度の濃い人間ストーリー。
そのせいか、感情移入がとても難しかった。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.5

後期についてもっと掘り下げてくれたら更に良かったのに…が見終わってからの最初の印象だったが、選曲や編集は文句なし!
見ながら何度も口ずさんでしまいました。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

ジェットコースターみたいな映画だった。いろんな感情が刺激された。

映画に出てくるメッセージが現代人には痛すぎるほど真っ直ぐで、どうしてこんな単純なことができにくくなってしまったのかと見ながら悩まされ
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.8

原題は『Youth』。
こっちのほうがしっくりくる。

若いときは色々と経験した者に憧れるが、反対に年を取るにつれ、若さにしがみつこうとする。だが両方は手に入れられない。人生ってうまくできている。そし
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イエスタデイ(2014年製作の映画)

3.0

う~ん、なんだかすべてが中途半端だった気がする。作品内でのビートルズの使い方でさえも…。

プラットホーム(2000年製作の映画)

3.5

どのカットも遠くから撮っているので、主人公達の物語というより、移り変わり行く中国の中にもそれぞれパーソナルな生活があって、その時代に合わせて生きている人達がいるということがわかる。
飽きんないんし、編
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

確かに自然現象と時空の繋がりはロマンを感じる。
映像もキレイ。
ただ、この映画が社会現象になるほどかは疑問。
「インターステラー」や「オーロラの彼方へ」と比べてしまったのがいけないのかな…。

とうもろこしの島(2014年製作の映画)

3.3

もう少し背景描写があると、もっと良かったかなと思う。
けどいい映画でした。
あのセリフの少なさで出演者の表情と動きでストーリーがわかるし、美しいロケーションは見ていて心地いいい。

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.3

凄く上品でシンプルなおとぎ話。
その分、いろいろな解釈ができるかもしれない。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.3

世の中、ぶっ壊れた人間とぶっ壊す人間がいる。そんな二人もそれでもやはり恋を欲する。人間手なあ~って思った。

あなたを、想う。(2015年製作の映画)

4.2

三人それぞれの描写がとても丁寧。且つ単なる家族ものではなく、芸術的な要素もとてもうまく散りばめられていた。子どもの頃の想い出は、良いものもそうじゃないのもいつまで経っても消えない。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

人はどういう時に怒るのか。

理不尽な不幸が起きたとき、信じてた相手に裏切られたとき、そして自分が愛する者を最後まで信じきれなかったとき。

中でも怒りの矛先が自分自身であったとき、それは本当、どうし
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.2

ピンチは最大のチャンスなり、が当てはまる映画。
そのチャンスとは、ダメだった自分に勇気と不思議な力を与える力。
人間、やっぱり本気になれるのは愛する誰かのためだけかもしれない。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

凄く長いのに全てのシーンで無駄がない。且つ政治的メッセージもちゃんと含んだよくできた映画。