あさのさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

あさの

あさの

映画(1542)
ドラマ(0)
アニメ(0)

NO(2012年製作の映画)

3.5

『言論の自由』の問題に関して、広告マンとしての経験と技術を使って独裁政権に挑むというところがユニークで面白い。
撮影の手法も、わざと画質を雑にして、当時の雰囲気をうまく出している。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.8

いつかこんな時代が来てもおかしくない。というよりはもう来ているのか…。テクノロジーの発達で確率や予測が本人の意志や希望より大事にされる社会。
「共感」が、この映画の大切なメッセージだ と思う。それは科
>>続きを読む

2046(2004年製作の映画)

4.2

金を払うことで愛なるものは一瞬にして消えて二度とそこには現れない。どう足掻いても、チャウが欲しいものをバイ・リンはもっていなかった。「花様年華」とは正反対に、本作ではこれでもかというくらいにラブシーン>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.3

ザ・B級映画という感じ。得るものはないが、娯楽映画としてグッド。

グランド・マスター(2013年製作の映画)

4.2

カンフー映画でもウォン・カー・ウァイらしさを出せるのはさすが。音、色、セリフ、全てが魅力的。人間の繊細な心の声も上手にさりげなく練りこまれている。トニー・レオンの妙にカッコつけずに、投げやりにいうセリ>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.2

脚本が斬新だった。
まるで舞台劇のような役者同士のやりとりに、あっという間に引き込まれる。
ここに出てくるのは人間味丸出しのジョブズ。クールでカリスマ性抜群の天才とはほど遠く、必死に自分を主張し、時に
>>続きを読む

天使の涙(1995年製作の映画)

3.8

人間は孤独。人生は一瞬の連続。都会の暮らしがさらにそれを露わにする。ベクトルが向き合うことのない登場人物たちが、他者へのほんの僅かな期待を頼りに生きてるだった。