YuukiWatanabeさんの映画レビュー・感想・評価

YuukiWatanabe

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14歳の栞(2021年製作の映画)

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一瞬で過ぎ去ってしまう、一瞬で忘れてしまう、かけがえのない時間たち。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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孤独になりたいけど、放っておかれたくない。親になりきれない人の身勝手なセンチメンタリティ。

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

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美と殺戮と、孤独のすべて。写真があってかろうじて繋ぎ止められた人生。

(2006年製作の映画)

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蠢く水と潮風で朽ち果てた港湾の不気味さ。そしてまあまあフィジカルに接触してくる幽霊

宮松と山下(2022年製作の映画)

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宙に漂っているが、ひとつの奇妙な糸に操られているロープウェイのような人生。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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戦勝国の苦しみを独りで背負ってしまった男の史実。日本人としてではなく、オッペンハイマーとして追体験してほしい。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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老年期のロマンはセンチメントと同じ意味なのかもしれない。

ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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戦争の比喩というよりはもっと純粋な暴力を感じた。タル・ベーラ作品に出てくる人物は貧しいことが原因だと思うのだけど、そもそも貧しいとは、って感じで咀嚼し続けられる作品ではある。観る人は選ぶ。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

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バディもので、男の友情もので、テンポ感よく、主人公含めてみんな愛すべきバカで、ロードムービーで、笑えて泣ける。なんかこの感じ体験したことあると思ったら、『菊次郎の夏』だ。スカッとしてすごい良かった。>>続きを読む

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

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近年長時間化する映画界で20分の大作。

ゴダール/遺作/20分/Canon/特殊な自画像とドキュメント/テキスト/大音量のストリングスクラスター/切断/執拗なまでのテキスト/美女/コラージュ/手書き
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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性善説とはこういうことだという映画。歪むレンズと音楽は、この社会と人間の性の有り様かな。男だけが醜いとしなかったこの作品の哲学に拍手。

終始恐ろしいなと思いながら観ていたが、いちばん恐ろしかったのは
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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「ライブを収録した映画」というのは、ドキュメンタリーでもドラマでも無いような質感を受けるのだけど、ねじ伏せるような熱狂があった。

『アメリカン・ユートピア』は老年期の熱狂なら、本作はもちろん青年期の
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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よく深夜タクシーを使うけど、あの空間ってなんであんなにも「人生」が溢れているのだろうね。

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

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善意に寄りかかる構造であっても、正しく報酬が支払われ、その人が望み、幸せであれば良いのではと思うけど、もうそういう社会ではなくなったのだろう。では幸せとは何?

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

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おもしろかったけど、スチューがそんなに悪人には思えなかった。他の2人より同期が不十分だったからそこは回収、、、おっと、この電話誰からだろう?

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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良くも悪くも山崎監督作品でした。
もっと絶望に突き落としてしまっても良かった気がするのは、ワタシの性格が悪いからでしょうかw

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

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まさかの再上映。フィルマークスやるなあ。
主人公は何も手を下さずに物語が進行するっておもしろい脚本。ロンドンの汚さも相まってすごいカッコいい音楽映画になってる。でもあんな汚い街に住みたくはないw

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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久しぶりに3本の指に入る映画。
ウェス映画らしい情報量だけど、ストーリーがシンプルで分かりやすく、クスッと笑える要素が多いのでとても観やすい。

やっぱりベストアクターは宇宙人ですかね👽

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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可愛くて可笑しくて、切なくて、人生みたいな映画だった

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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黒にまつわる寓話。過去と後悔という呪い。忘れたとしても追いかけてくる呪いとしての「黒」。あんな素敵なお姉さんとのエロティックな逢瀬があったら人生狂っちゃうわなー。

ばるぼら(2019年製作の映画)

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耽美という腐敗。ふみちゃんが全体の1/3全裸ってまさに手塚治虫的。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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2人にはどうか幸せでいてほしい。もう幸せな日々に戻れなかったとしても。たとえ場所が「決定的に」違っていたとしても。

ファーザー(2020年製作の映画)

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認知症って悲しい病気だなと。主観があんなになってしまったらもう分かり合えない。

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