子供と大人の間の境界線。誰もが経験する通過儀礼的なある一線を、その曖昧さの危うさという面から捉えてる。サリンジャーのライ麦のホールデンみたいに、自分が今何者なのかっていう焦燥を感じていてくれればまだ見>>続きを読む
崩れていく妻と、それと一緒に少しずつ疲弊する夫。自分もいつかは老いていって誰かと一緒にであれ一人であれ、昔を思い出して苦しくなったり、死ぬのが怖くなったりするんだろうという事実に対していかに盲目である>>続きを読む
翻弄される者の脆さに目を背けたくなる。誰か一緒に居てくれる、話を聞いてくれる人がいてくれる幸運を匂わせるラストに救われます。
アメリカの作家 David Rabe の戯曲 Sticks and Bon>>続きを読む
テレビに出てくる子役が総じて苦手なのは、機械で作り出されたみたいな「子供はこうあるべき」の型にかっちりはまりすぎてて気持ち悪いから。
誰に聞いてもわからないことを、怯まず躊躇わず追求しようとする素直>>続きを読む
3時間の長尺にビビりつつなんとかレンタルしました。
youtubeでみたシルヴィ・ギエムのボレロに感動し、自動再生で回ってきたジョルジュ・ドンのボレロにさらに感動したのがきっかけで知った映画です。>>続きを読む
ソール・ライターの写真が好きで、テンションアゲアゲで鑑賞。映画の感想としては良くない表現ですが、本当に眠くなる映画です。
ソール・ライターの写真から受ける魔法みたいな不思議な魅力が、この映画にも詰まっ>>続きを読む