白湯さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.6

かつて人気を博した海洋ドキュメンタリー。栄光を浴びたはずの男だが、彼の最新作は不評で、妻とは離婚、若い女性に言い寄るが拒絶される、痛い中年男に成り果てていた。そんな中、ギリギリの資金繰りで、突然現れた>>続きを読む

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.7

音楽とか、スウィーニートッドみたいなダークなミュージカル映画感があっていいのに、テーマが意味不明すぎる、、
結局道徳的なこと説いて終わるけど、なにも刺さらないし、ずっと訳わからない💭

ボストン・キラー:消えた絞殺魔(2023年製作の映画)

3.2

未解決事件だから、終わりがモヤっとしちゃう〜
スッキリさを求める人には合わない

ある男(2022年製作の映画)

3.6

人権派と評判の弁護士。扱った謎のXという男のケースに、自身の私生活もろともめり込んでいく。

それぞれの人物のバックボーンとストーリーが結びついていて、無駄のない展開が魅力的。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーは単純だけど、馴染みのあるキャラクターが惜しみなくバンバン出されていく展開にワクワクが止まらないし、ちびっこたちにはこれくらいシンプルで楽しめる映画が良いんだろうな🫶
過度なポリコレ意識の餌
>>続きを読む

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.1

こういうのが観たいのー!、
カーストもなく、いじめもなく、差別もなく、大きなことを成し遂げるでもない、いわゆるありきたりな青春を、曇りのないフレッシュさ全開で描いた一本ー!!

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

かわいい。変に感情的になったりとかが無くて、起伏が少ないから淡々として感じられるけど、音楽があるからバランスが良いな💭

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

お兄ちゃん、ゲンドウくんじゃん、、
仮面ライダーは、庵野っぽさはない方が良かったんじゃないかなと思っちゃった

でも、アクション得意じゃない私でも、特撮っぽいダブルアクションとか、大袈裟なポーズとかは
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

レビュー漏れ🫶
5回観た💭
何回も見たいなっておもうシーンが多すぎるのよ

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

石原さとみのキャラあんまり好きじゃない
庵野さん好みの女性キャラが実写に向かなかった一例だな💭
在来線爆弾とか、みんなであるもの使って頑張ってるのが良いね〜!

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

HALの電源落としていくところ、めちゃくちゃ怖かった。
もう一種のアートかも。理解するのに難しいところもあるけど、バランスがとれていて美しい感じ。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

ストーリーは確かに王道ではあるけど、グッとくる!
CGアニメーション(?)は確かに違和感感じるところもあるけど、その分音楽自体に力を入れてると思うし、ドラムの子のソロのところで手描きになるのめちゃめち
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.4

知らない人が大多数なはずのYouTubeチャンネルの名前を会話シーンに盛り込んでくるところが好き

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

お墓のシーン、めちゃくちゃ切ない。
「あみ子さんはやさしいね」そう言ってもらったから、やさしさの一部でやったつもりなんだよね、本人は。
あみ子の無邪気さは、他人にとっては無神経に感じちゃう。子供は正直
>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

史実をひたすらなぞったって感じではなく、妄想を織り交ぜたラブストーリーが描きたかったんだな💭
亭主関白な男が無双する男尊女卑むんむんの話なのかなあと見る気があんまり起きなかったけど、強い女性の話でもあ
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.3

ひぐらしについて話すシーンとか、聞いてて寒いなって思うか思わないかくらいの浅すぎず深くもない会話シーンが続くんだけど、めっちゃ絶妙な塩梅なの!!笑
俳優さんが日常会話っぽさと演技をうまいことまぜぜした
>>続きを読む

ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

3.2

この手の映画は広告詐欺っぽいのが多いな💭
「まじめでおかしな大騒動」って一文を読んだら、コメディかなっておもっちゃうのよなーー

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.7

思わず自分と母を投影させて観ちゃった。
親子の間にある、多く言葉を交わさなくても伝わるという安心感、絶対的な愛情、それらを二人の少女が共有している不思議な感覚に魅了される。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.1

繰り返す中学生の犯罪行為の数々、中学生の女の子の売春やレイプを斡旋した主人公の罪悪感を、まるで「痛み」みたいに書くのやめてほしいし、これを「青春映画の金字塔」とか呼ぶのめちゃ嫌

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

やっぱエセ•近未来日本ってかっこいい、、、
ほぼ無人の新幹線で、一人のサムライに朝日が当たるシーン、なにもかもはちゃめちゃだけどクールが過ぎる。解像度の低い日本、ではなく、わざとガビガビになるように作
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

すごく優しくて平和な作品ではあるんだけど、主人公のうららが感じてる「痛み」とか、ちょっとした「嫌悪感」みたいなのがすごくリアルに描かれてた。
自分よりも何もかも優れてると思う人が、自分だけのものだと思
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

登場人物みんなやさしい。こういう映画が見たい日ってあるよね、、
ところどころアドリブというか、子役の子が現場の楽しい雰囲気に任せて自由に話すシーンがあって、すごく良かった。ちょっと演技っぽさはあるんだ
>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.4

環境や境遇によって尊厳を奪われそうになるが、それでも前を向いて生きていこうとする姿勢に心を打たれる。

ポスターや事前に読んだあらすじとのギャップを感じる部分もあったけど💭

海月姫(2014年製作の映画)

2.4

オタクネタが寒いし、いやそうはならんやろがーい的展開も多々あるけど、少女漫画の実写化なら仕方ない気もするし、小学生くらいの時に見たらワクワクできる気がする。

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.5

夫婦関係の修復は決して一筋縄ではいかないんだなという教訓的映画。
前半の勢いが失速しちゃう感あり。
浮気してた女とか、妻の職場の感じとか、リアリティからちょっと外れた設定や展開が所々あって、ミスマッチ
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.1

キモい、怖いの絶妙なラインを攻めてCG化された愛しのぽきもんたちが最高でした。
R吸引してもはねることしかできないコイキングがポイントです。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

見てらんない!醜すぎる!最低!なおっさん同士の喧嘩を1時間半使ってネチネチ描いた映画。
馬鹿じゃないし、馬鹿と思われたくない、と言い張る主人公も見てらんないし、いい歳こいて『おしゃべりは生産性がないか
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.6

サイレントからトーキーへの転換期、ハリウッドを舞台に描かれる、俳優とプロデューサーたちの栄枯盛衰物語。時代遅れなクサい映画も、流行にそぐわないイメージの俳優も、情けをかけたプロデューサーも、容赦なく切>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

3.5

トムクルーズ演じるチャーリーがとことん最低なやつで、レイモンドと関わるうちにいい奴になっていく、みたいな、最初にめちゃくちゃイメージを下げてあとは上がるだけ状態にしちゃうという、ちょっと古さを感じる単>>続きを読む

ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.3

サイレントからトーキーへの移行期、ダウントンアビーで映画の撮影がおこなわれる傍ら、それぞれの人物が新しい時代へと足を踏み入れていく。
ジュリアンフェロウズの飽きさせないストーリー展開はさながら、私たち
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自然に囲まれて過ごした日々、そこから学んだ残酷な生きる知恵。
「自然は善悪ではないのかも」真面目な面持ちで放つその一言に、恐怖せずには居られない。

父からの虐待を受けたうえ、街の人々に蔑まれて生きる
>>続きを読む