takunさんの映画レビュー・感想・評価

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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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終始かなりしんどい、すごくよかった。

人間が社会システムのなかで、まっとうに生きるためには、ある種の歪みようなものが必要である気がした。そして作中のニトラムにはそれが欠けている。彼と彼がいうところの
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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よかった
例えばChatGPTは、入力される言葉を数値化して、それの近似値、回答としてよく使われる言葉を出力しているにすぎないらしい。でも人間の思考だって、過去の環境によって形成されるわけで、両者に大
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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すごすぎる。
目に映る、耳から聞こえてくる全てのことに、色んなレイヤーがかかっているような気がしてしまう。作中大きなショックがあるのはラスト10分程度なのに、ここまで没入できるのは、独特の抑揚で続く会
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そばかす(2022年製作の映画)

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前田敦子さんいい女優、演技が上手いとかじゃなくて。
喫茶店行ってそれぞれの本読むのやりたい、1人だと意外と気使うので。

異人たち(2023年製作の映画)

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よかった! 

主人公のアダムでいえば、「ゲイだから」とか、「家族と死別したから」になると思うけど、自らが孤独であると感じる要因は人それぞれあって、でも今この瞬間に自らを襲う孤独は「〜だから寂しい」と
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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おもしろかった。
最初から最後まで危うすぎるのに崩壊まで見せないのがよかった。

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

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まだ僕はここにいるんですけどみんなおとななのどうして

Winny(2023年製作の映画)

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とてもよかった。未来ある技術者が潰される理不尽さに、厭世的な気持ちになりかけたけど、ラストの前向きなメッセージで少しだけ救われることができた。現代においては、致し方ないことではあるが、この映画における>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

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プロミシングヤングウーマンより好きでした。
バリーコーガンの不気味さよりも、お金持ち家族の病的な感じの方が刺激的でした。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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冒頭で、あ、いい映画だ、と思った。テキストも映像も綺麗だったし、音楽も良かったのでしばらくアンビエントとして聴き続ける気がする。
かなり私的な映画だけど、イニョン(≒縁)の、現世は前世8000層の要素
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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自分の理解力の無さも起因して、世間からの評価ほど今までノーランの映画にノリきれてなくて、難しい設定を(それ自体は最高に面白いと思う)わざわざ難しく撮る意図の読めなさと姿勢にちょっとうーん、ってなってた>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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超超超スペクタクルなのに抑圧的なストーリーで心が全然動かない。でもめっちゃ面白い。脳みそだけがずっとぐわんぐわんしてた。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

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警察は出る意味ないくらいポンコツだったけど最後の最後までおもしろかった。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

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あっという間に終わった。王様こわかった。
2月いい映画ありすぎる。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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脚本も、カメラも、わんちゃん含むそれぞれの役者の演技も本当によくて、自分の中では完璧な映画だった。あらすじはいわゆる法廷ドラマで、劇中、証言がある度に、う〜ん、え〜、ああ〜って、心の中で感嘆の声を出し>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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アリアスターが何をエンジンにして3時間の地獄を作ってるのか分からなすぎて笑えてくる。
観てない人に何にも説明できないけど、パンフレットでヒエロニムス・ボスの絵画を参考に〜、みたいの描いてあって、すごく
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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三宅唱監督の映画は、比喩じゃなくて静寂が聞こえてくる。飾り気がないのに何もかもきれいに見える映画だった。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

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いい映画でした。
藤井隆なのに優しくない。いや、少し優しい

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