takunさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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脚本も、カメラも、わんちゃん含むそれぞれの役者の演技も本当によくて、自分の中では完璧な映画だった。あらすじはいわゆる法廷ドラマで、劇中、証言がある度に、う〜ん、え〜、ああ〜って、心の中で感嘆の声を出し>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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アリアスターが何をエンジンにして3時間の地獄を作ってるのか分からなすぎて笑えてくる。
観てない人に何にも説明できないけど、パンフレットでヒエロニムス・ボスの絵画を参考に〜、みたいの描いてあって、すごく
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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三宅唱監督の映画は、比喩じゃなくて静寂が聞こえてくる。飾り気がないのに何もかもきれいに見える映画だった。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

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いい映画でした。
藤井隆なのに優しくない。いや、少し優しい

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

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遅ればせながら観た。

ジェニーとの対比がすごく残酷だった。感動でいいのか?

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

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こうすればよかったとか、こうしなければよかったって思うことだらけなのに、一回の言動や行動で人間性をはかられてしまうのはとてもつらい。でも許せない気持ちもすごくわかる。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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ヨルゴスランティモスなのに、R18なのに、こんな大々的に上映してるのがびっくりした。
時代感はすごくカオスなのに徹底的な美術と音楽で納得させられてしまった。主人公のアイデンティティである探究心は、恐ら
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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シリーズものって、「通ってきた」かがすごく大事で、過去作を後から追いついて観ても、ドンピシャの世代の人の感覚とは多分違うよなあと常々思っているけど、その点ガリレオはドンピシャ世代だからめっちゃ良かった>>続きを読む

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

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原作読めてない、オードリーのANNも数回しか聞いたことないけど、ツチヤタカユキっていう業深い人がいるらしいってことだけうっすら知ってる、くらいで観に行った。
『人間関係不得意』であるが故に起こる各エピ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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youtuberが撮っただけあって、いい意味で軽率な感じがすごい楽しかった。霊の憑依によるオーバードーズっていう設定が面白いし、主人公にもちゃんとイライラした。親友の弟がずっと霊に襲われ続けてるシーン>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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あさがおを観察するみたいに、老夫婦が死ぬ迄の過程を追い続ける映画。
 真ん中で垂れるように2分割されたスプリットスクリーンは、夫婦の断絶と閉塞感を感じさせて、同じ家で顔を合わせながらも、同じときを過ご
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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相変わらず絵の見せ方がきれいでした。女の子2人の調和的な配置はラファエロみたいで、温かみがありつつ少し寂しい部屋は、デンマークの室内画みたいだった。

少し子どもな大人と少し大人な子ども、
みんなかわ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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TVを消すシーンにこの映画の絶妙なバランス感覚が表れてる気がする。

正欲(2023年製作の映画)

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メディアの性質上、原作と比べるとどうしても観念的な部分は伝わりづらかったし、尺的にも登場人物の突拍子の無さみたいなのをちょっとだけ感じる部分があったけど、例えばダイバーシティフェスの気持ち悪さは、原作>>続きを読む