ダジャレマスターさんの映画レビュー・感想・評価

ダジャレマスター

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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『人生の雨宿りの物語』という説明文通りのストーリー。陸上を諦めた主人公あきらと、執筆活動を諦めた近藤。近藤があきらに放った「諦めてしまったらそこで立ち止まったまま(意訳)」という台詞は、近藤自身に向け>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはかなりの傑作だった。主観的な この映画の教訓は、「幸せになる事は大切だが、今自分が持っている幸せに気づくこと」と、「愛は自分で見つけられる」。

まず、ふとっちょの「普通を目指したってあんた
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

5.0

アニメ未視聴、漫画未読という完全に知識ゼロの状態での鑑賞。(主人公の生い立ちや物語の設定すら知らないレベル)それにも関わらず非常に楽しめた。アニメの設定は当然ながら引き継ぐも、映画は映画で一つの物語が>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

5.0

当方がここ数年見たアニメ映画の中でダントツにトップ!
作品に対する知識がにわかでも充分に楽しめる上に、アニメや漫画でも見てみたいと思う程に楽しめる映画。
伏線回収、矛盾無しで物語も設定もよく分かるので
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

前作『サマーウォーズ』に大分引っ張られた印象。そして、ディズニー映画の『美女と野獣』としか思えないシーンも。
設定もガバガバで、アニメの世界とは言えどリアリティにも欠け過ぎ。唯一の評価点は、作画の綺麗
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

恋愛ものにありがちな、所謂「めでたし、めでたし展開」ではない作品。人の心情描写がとにかくリアルで、相手への想いやすれ違いが画面越しにでも分かる。人はこうして愛し合い、すれ違い、別れ、また新しい恋を見つ>>続きを読む

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

4.0

かなり前に鑑賞した為、面白かったという印象だけ残っている。使われている音楽は素晴らしく、物語には引き込まれた。中でも一番印象的だったのは、主人公の圧倒的な歌唱力。競争率の高いオーディションを潜り抜けた>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

ユーモアたっぷりで、ストーリーは躍動的でサクサク進む。細かい設定や矛盾が気にはなるが、そこから目を背ければ普通に面白い。

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

4.0

原作を知らない人にも理解できる内容。アニメや漫画を見ている人は、それらと比較しながら視聴すると面白い。私の場合は後者だったので楽しめたが、原作を知っているが故にキャスティングが気になった。エマとノーマ>>続きを読む

ジェニ、ジュノ(2005年製作の映画)

5.0

社会問題になりつつある未成年の妊娠を、重くなり過ぎずに描いた作品。登場人物一人一人が気丈なので、妊娠発覚などのヒヤヒヤ感は全くなく、学生恋愛固有のプラトニック・ラブが味わえる。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

にわか知識でも充分に感動に浸れる内容。
初心者からかなりのマニアまで、広いターゲットが楽しめる構成には感動した。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

自宅にて鑑賞。
主人公と共にシスター達が、修道女のあるべき姿を超え、固定概念を見事に打ち砕き成長していく。その中で主人公自身も精神的に成長する様子が伺えて面白い。
シリアス要素のみならず、ユーモアも満
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.5

金曜ロードショーにて鑑賞。

とにかく主人公の歌が段違いに上手く、個人的にはディズニープリンセスの中でもトップクラスの歌唱力の持ち主だと評価している。物語的にはハッピーエンドであたかも丸く収まった様な
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

音楽の授業にて鑑賞。
『ドレミの歌』を始め、現代も世界中で愛される名曲を生み出した伝説のミュージカル映画。当時の私は、音楽で人を救えるのだと、この映画に教えられた。
登場人物の情の厚さは鑑賞者である我
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大脱走(1963年製作の映画)

5.0

音楽の授業にて鑑賞。

その時代、自由を手に入れる事がいかに命懸けな事であったかがよく分かる作品。
当時の世知辛さを、時にはユーモアに乗せて教えてくれる後世に残る傑作。

この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

5.0

大学の教職の講義にて鑑賞。
過去と現在と未来について深く考えさせられた。多かれ少なかれ、誰しもが必ず犯したであろう過去の過ち。それを反省し、現在を必死に生き、構成し、こうなりたいという未来に向かって生
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真夏のオリオン(2009年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

終戦記念日に自宅で鑑賞。

個人的には駄作の代表といえる戦争映画である。
戦時中に同一のメロディーを各国の先人が聴いて心を打たれるという物語の趣旨がまずよく分からなかった。ラストでは軍人である主人公が
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて鑑賞。
「夢」と「家族」、どちらを選ぶか一度でも悩んだ事がある人にはお勧め。現実的な話であれば、例えば「自分がやりたい仕事がある職場(夢)は、実家(家族)を出て引っ越しをしないと通
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

-

2019年9月、大学の講義内で鑑賞。

ハードルや苦手なことは人にとってまちまちだが、親子の愛は、形は違えどどれも素晴らしいものばかりだと思い知った。
主人公のオスカーの目的が終盤に向かうに連れて、そ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画と主題歌の相性が◎

世知辛い怒涛の戦時中の日本で、歴史に翻弄される主人公とヒロイン。今では特効薬がある病に悶えるヒロインを見て、やるせない気持ちになった。

唯一残念だったのは、主人公の台詞が終
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二ノ国(2019年製作の映画)

1.0

主人公以外のキャラクターが、誰一人として人の話を聞かない時点で苛立ちを覚える。そんな中でも一人で闘う主人公が健気で気の毒。

ラストも、ハッピーエンドで無理矢理締め括った感が強くて、とにかく鑑賞者を無
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

5.0

2019年9月、大学の教職の講義内で鑑賞。

自分の才能を延ばし、愛してくれる恩師がいたら、その人の事を思い浮かべながら観れば2倍楽しめる事間違いなし。

感動あり、後味スッキリの傑作。

マネー・マン(1992年製作の映画)

2.5

2017年12月鑑賞。

作品を作るアーティストであれば、主人公に感情移入をしながら鑑賞出来ると思う。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

金曜ロードショーで何度も観た名作。

知らない街で魔女として生きる反面、年相応の女の子であるキキの魅力に周囲の人間が引き込まれるのも納得がいく。

街への憧れや、生き方への苦悩、障害の乗り越え方など、
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

不朽の名作。
金曜ロードショーの地上波放送で何度も何度も観たのに、全く飽きない。

観る年齢によって抱く感想が毎度違っており、非常に作り込まれた大傑作としか言いようがない。

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.0

2013年秋鑑賞。

ラストに納得がいかなさ過ぎて度肝を抜かれてしまった。
SFは好きだが、あまりにも現実離れし過ぎている衝撃のラスト。

しかし、地元から比較的近場の江ノ島が舞台であるという事と、ス
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

2015年秋、ニュージーランド・オークランドにあるWestfield Hendersonにて英語版『Zootopia』を鑑賞。

故郷を離れて新生活、相容れない相手と仲良くなる。自分の手で自分の人生を
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

2019年初夏、大学内の図書館で干渉。

現代でも少女漫画やアニメ内で取り上げられるこの映画を実際に鑑賞してみて、「何だこの映画は…」と唖然としてしまった。

覚えきれない登場人物紹介、殺された親友を
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

4.0

調布市グリーンホールにて鑑賞。

私は好きだが、かなりジブリを感じる描写が多かった。(シーンやキャラクター等)

ロマンティックなときめきと、恐怖からなるハラハラ、まだ見ぬ世界へのドキドキする好奇心な
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

2.5

調布市グリーンホールにて鑑賞。

かなり好みがはっきりと分かれる作品で、私はあまり好きにはなれなかった。

作中で描いている事象と環境は、実在する世界と新海誠監督の創造の世界から出来ているのが、あまり
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

2019年12月、自宅のパソコンにて鑑賞。

映像が美し過ぎて、「こんなにも綺麗な世界で、私たちは生活をしているのか」と感銘を受けた。
髪をさらう優しい初春の風も、うざったい初夏の夕立ちも、新海誠監督
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彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

4.0

2019年初夏鑑賞。

今でこそ時の人となった新海誠監督のデビュー作品。監督の高い作家性が、当時の作品から溢れ出ている。

短編アニメーションとはいえ、これを独学で作ってしまうとは、努力と才能は計り知
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.5

初めて観たのはまだ小学生に上がる前の事。そして、成人してから金曜ロードショーの地上波放送で再鑑賞。

初鑑賞の小学生の頃、私は純粋に、プリンセスであるベルに憧れた。素敵な王子様と結婚して、綺麗なドレス
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

2014年、ニュージーランド・オークランドシティにあるブリトマートの映画館にて英語版『The Fault In Our Stars』を鑑賞。

女友達と2人で鑑賞し、彼女は感動のあまりに涙を流していた
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ベッカムに恋して(2002年製作の映画)

4.5

2014年、高校の英語の授業内で、英語版『Bent it like Beckham』を鑑賞。

恋と友情はあるあるだが、それに加え、自分らしさや夢、やりたい事など、自分のアイデンティティを大切にするス
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

1.0

2014年、ニュージーランド・オークランドシティにあるブリトマートの映画館にて鑑賞。
当時まだ高校生だった自分には刺激的過ぎたのか、「気持ち悪い」というのが全体的な感想である。

主人公がとにかくサイ
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