犬里さんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

1.8

大人のゴタゴタに巻き込まれたシビルウォーのストーリーを引きずり、ピーターが何のために戦ってるのか終始ハッキリしない。ハッピーが無能なのも、元凶のトニーが保護者面して出てくるのも、敵側の浅い動機もすべて>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

2.7

バーホーベン的なクセの強いエロティックサスペンス。主人公は強い魔性の女。
登場人物に共感はできないけど「そういう話」として怖がりながら観るぶんには面白い。フ、フランスってこういう話でもそんなに違和感な
>>続きを読む

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

4.0

怖い目に遭う女の子たちが可愛いし、見えそうで見えない悪魔の映し方もいい感じにドキドキできて楽しい。ルーマニアのシスターやラガディ・アン人形などサービス多めで嬉しい。悪魔を封印した家に子供を招くんじゃな>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

2.5

なんで邦題変えた?既存のキャラは次々退場するし本筋はシリアスなのに、辺境の星での下りは妙にコミカルで全体的に収まりが悪い。ハンマー持ってるソーとハルクの対決が見たかった。スカージのドラマは良かった。

キリング・グラウンド(2016年製作の映画)

1.3

時系列をバラした進行は唐突感がありとっ散らかっている。赤ちゃんがあれで無傷っぽいのも謎だし、山の中に放置されたらどのみち死ぬし、警察弱すぎるし、胸糞バイオレンスにしては直接描写がなくインパクトに欠ける>>続きを読む

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

4.3

先が読めないSFスリラー!ルールに気付くシーンや心情変化など、要所の展開を言葉で説明せずに上手く映像で見せていて面白い。SFだが科学で解決する方向に行かず、人間ドラマにフォーカスしているのも良かった。

ガーディアンズ(2017年製作の映画)

3.6

コテコテのスーパーヒーロー映画。全体的に粗もツッコミどころもあるけど、それを含めて気楽に見られる感じ。ヒーローたちは個性的で見た目もかっこいいし、アクションもCGも良かった。やっぱりロシアといえばクマ>>続きを読む

ドント・イット(2016年製作の映画)

2.4

B級ホラーぽい邦題だが原題は違うし、そもそもホラーではない。実在する魔術を丁寧に描いている。主人公の行動を支離滅裂に感じてしまうが、あの状況ではやむなしか。キリスト教映画というわけでもなく独特な守護天>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.2

心優しいティチャラがたびたびセンチメンタルなことを言うあたり、コミックスのティチャラと同じだ〜!という感じで面白かった。ワカンダフォーエバー鑑賞後に観たので、2作めに引き継がれたオマージュ要素も分かり>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

アクションが多く面白い。ヒーローたちがあれこれ工夫するがサノスに敵うはずもなし。やっぱり強いキャラが暴れまくるのを見るのは楽しいね。一本の映画としてはカタルシスはないが、続編ありきなので満足

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.3

オリジナルの強烈さには劣るが単体として観たら結構面白いと思う。誰がレザーフェイスになるのかのミスリードも良かった。ヒロインの行動がダメなのと、逃走劇のパートが長く、ラストの心境変化が急なのが惜しい。

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.8

うわ〜〜のっけからえげつない残酷描写!渋い刑事物かな?という印象で見始めましたが、権力関係に翻弄され、追い詰め追い詰められるストーリーが恐ろしい。サイコパス殺人鬼の嫌な演技もとても良い。

アルカディア(2017年製作の映画)

3.1

不気味な集落の描写が良かった。しかし、いくら超常現象を目の当たりにしても「そもそも戻ってはダメでは?」「弟の首根っこ引っ張ってでも連れ出さなきゃダメでは?」と、兄の優柔不断さに「?」がついて回るのが惜>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.3

4つ巴の小競り合いの話なんだけど、小気味いいギャグがたっぷり&アクションもトリッキーで面白い。ホットウィールの運転なんかもう最高!ラストできっちりインフィニティ・ウォーに繋げてくるのも良かった。キャシ>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

1.3

まだ子供の主人公が、心から悲しんだり辛いことから逃げたりせずに、全部我慢して働いている姿に違和感。亡くなった両親含め、周囲の大人が主人公に「立派な若おかみになる」ことを押し付けている。主人公の将来が心>>続きを読む

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.7

前作よりもアクション寄り。どこかで見たようなSF作品要素のごった煮で、強引に進む展開が面白いwエイリアン巨大ロボ(?)同士が戦ってベトナムの遺跡でバックドロップするシーンで爆笑してしまった

テルマ(2017年製作の映画)

2.6

淡々と進むストーリー。大学デビューと親離れ、そして恋愛という青春ものだった。母親が気の毒だな……。光の点滅の演出は見づらくなるし、あれ必要か?

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.7

PC画面などの電子上のやり取りのみを映す独創的な演出。娘のPC内のデータを辿ることで、父親が知らなかった娘の一面が明かされていく。そして急展開するストーリーも面白い!PCで視聴したので臨場感がすごかっ>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

嫌〜な気分にさせる演出がすごく好き。結末から見るとわりと王道のストーリーなんですが、そこに至るまでの狂気や悪夢的な演出が良い。ハエやアリなど、虫を効果的に使っているのが印象的。これは確かに継承だわwと>>続きを読む

ドント・ヘルプ(2017年製作の映画)

4.4

メキシコの映画って初めて観たかも?大筋は王道の悪魔祓いホラーだが、登場人物の過去がえぐかったり、登場人物がどんどん退場したりで、この後どうなるんだ……とハラハラしながら観られた。ラストからのエンドロー>>続きを読む

ザ・マミー(2017年製作の映画)

4.5

過酷な環境を生き抜くメキシコのストリートチルドレンたちのダークファンタジー。壁に描かれた絵が印象的だった。ホラー要素はマイルドで、優しく切ないストーリー。極悪人チノを演じているのはテノッチ・ウエルタ!>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.7

緊急通報司令室が舞台のワンシチュエーション・サスペンス。通話の音だけが頼りの世界で、何が起きているのかを必死で聞き取る。進行中の事件だけでなく、主人公の過去や周囲の人達との関係性も描かれていて見事。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

キャロルさんかっこよかった〜最初はちょっとズレてる宇宙人として登場するも、自分を取り戻してからは、周囲に何を言われても何度でも立ち上がる一人の強い女の子として描かれていて素敵。いい友達がいてくれて良か>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.0

長く続いた映画シリーズをちゃんとまとめ上げたのがすごいですね。コミックスで見たようなシーンやシリーズを振り返るシーンも多く楽しい。しかし大量殺戮をもくろむ相手にやり返す手段が大量殺戮ってのはどうなんだ>>続きを読む

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

4.2

死霊館ユニバースの作品なんですね。呪術師のおじさんのキャラが良い。ラ・ヨローナさんがものすごくしつこい&派手に暴れるので楽しい。児童相談所が兄妹を保護しに来るのではと心配したが、そうならなかったので良>>続きを読む

レプリカズ(2018年製作の映画)

1.5

倫理観ガバガバなキアヌが主人公。やることなすこと突発的で計画性もなく、これ絶対破綻するじゃんとハラハラしてたらあっさりやったことをバラしちゃうし、行動に一貫性がなくてめちゃくちゃwSFギミックも都合が>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.3

本人たちのインタビューを織り交ぜた構成は面白い。やってる事は若気の至りの行き当たりばったり。人を傷つけることの後味の悪さが生々しい。描かれてないけどその後の家族たちを思うと暗澹たる気持ちになる。犯罪ダ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

2.3

前作よりはだいぶマシだが、まだ物事の判断と責任を負える年齢ではない子供の人生が滅茶苦茶になった様子を見せられる映画。そもそも大勢死人が出た事件の元凶はピーター自身なので…アクションは良かった。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

真犯人を見つけるまで何度も殺され続けるループもの。ありがちな展開であまり意外性がない。そもそもなんで繰り返してるんだろうな?犯人に辿り着いたと思ったら……のところは良かった。助けになってくれる男の子が>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

前作で説明不足だったところを補う形での続編。コメディ面も家族との絆の描き方もパワーアップしていて見ごたえがあり面白かった。

生き人形マリア(2014年製作の映画)

2.7

フィリピンのホラー映画。フィリピンは英語とタガログ語の両方が公用語で、家庭でも学校でも両方使って喋るということを初めて知った。
冒頭の事故のシーンが壮絶。チープで不気味な人形たちが大暴れ!車ではしゃぐ
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ポラロイド(2018年製作の映画)

2.6

暗いところで襲われるの分かってるのに、みんな暗いところから出ようとしないwラストは写真を燃やさずに、自分の手のところ以外を細かくちぎればいいのになぁと思った。過去の事件の真相もなんかあやふやだし、ツッ>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

4.8

怖い!2役の演技が見事。
USは「私達」であり「アメリカ」ってことなのね。
解説を調べて、実際のチャリティイベントが元ネタになっていると知りました。人々がつながっているようで、大陸を分断しているように
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サウナのあるところ(2010年製作の映画)

3.0

フィンランドのおじさんたちの裸と美しい風景を映しつつ、強がりで不器用なおじさんたちの、人生の悲哀を垣間見る映画。電話ボックスみたいなサウナやクマにびっくり。女性目線での人生模様も見てみたいと思った。

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.6

ビックリドッキリエンタメホラーに仕上がっており完成度が高いのでやっぱり楽しい。娘ちゃんが聡明で可愛いしボブもいい奴。死霊館はウォーレン夫妻のキャラが素敵で、毎回愛情のある結末になるのがいいよね。主の祈>>続きを読む

ドアロック(2018年製作の映画)

4.0

防犯に気をつけてても防げないの怖すぎる。あからさまに悪意を向けてくる男以外にも、冒頭のバスの中の男性の会話、エレベーターに乗り合わせる男、最初の方の警察の態度など、女性目線での男性の怖さ・嫌さが生々し>>続きを読む