プレアデスさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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笑の大学(2004年製作の映画)

3.6

検閲官が笑いに徐々に引き込まれていく様子が滑稽で、無機質な検閲室で警官役となって芝居までやってしまうドタバタシーンは面白かった

戦時下ながら反戦色も滲ませて最後はホロっとさせる作品

くどいくらい脚
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智恵子抄(1967年製作の映画)

3.6

光太郎と智恵子の犬吠埼シーンで若き石立鉄男さんが出演しているので鑑賞

想い女を探して一心不乱に一斗缶を叩き続ける少し頭の弱い少年、犬吠の太郎役で台詞もなしですが、その後の智恵子に強烈な印象を残すこと
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

ストーリー展開は読めてしまっても最後はやっぱり涙腺崩壊😭

3人のそれぞれの父と継母からの愛情が尊くて壮大な愛情のバトンタッチストーリーだった

特に自由気ままな女性を演じた石原さとみさんが素晴らしい
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった〜♪
笑って笑って最後はホロっと泣いて…
楽しい作品でした

天海さんと松重さんは期待どおり👍
そして何といっても流石すぎる大活躍で草笛光子さん劇場を堪能しました🤣
誰もが気にな
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

3時間の作品だが引き込まれて観ていた

チエーホフの舞台のセリフと、秘密を残した亡き妻への葛藤を抱えた現実の自分の心の有り様とが絡みながら、専属ドライバーみさきの心の闇にも触れることでやがて自分の心に
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.4

キャスティングが良かった
特に大谷直子は怪演

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.5

松たか子と阿部サダヲの芝居が凄い
特に松たか子の本心が読めない表情の不気味さが圧巻だった

この夫婦の着地はどうなるのかと思ったが、結局この夫婦は心が離れることなく、奇妙な夫婦の在り方が二人の中にあっ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

何をもって「すばらしき世界」なのか
いろいろ想いが巡り答えが出ない

社会復帰しようとする三上の周囲にいる支援する人たちとの交流…
捨てる神あれば拾う神ありで人間悪いことばかりでも無いよと…いうことで
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学校II(1996年製作の映画)

3.6

養護学校を舞台にしたさまざまな個性を持つ生徒たちと、模索しながら生徒の心の壁を取り除くべく奮闘する先生たちの物語

心を閉ざした生徒役の吉岡秀隆の視線を合わさない独特な表情など秀逸でした

熱気球で白
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学校III(1998年製作の映画)

3.6

職業訓練学校を舞台に艱難辛苦背負う生徒たちの姿、特に夫と死別し自閉症の息子を抱えて奮闘する大竹しのぶとリストラになり妻や子どもと別居中の小林稔侍のストーリーを軸に、
同級生役のベテラン役者陣それぞれの
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学校(1993年製作の映画)

3.6

西田敏行、萩原聖人、田中邦衛…キャストが秀逸で心に沁みました

ひとの優しさに感謝して、一歩でも先に進む勇気を得た瞬間に幸福って感じるのかなぁ

豚と軍艦(1961年製作の映画)

4.0

横須賀を舞台に地元の基地産業で一儲けしようとエネルギッシュに逞しく暗躍するヤクザたちや女たちの悲喜交交を哀感もって描いた作品

横須賀どぶ板を舞台に交戦シーンや豚の大群シーンなど迫力ある映像が凄くて映
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.0

重いテーマに挑んだ森田監督作品
ストーリーが丁寧に展開していき、満を持して被告人の心身喪失を装った詐病を明らかにする最後の法廷シーンは圧巻でした
被告人の堤慎一や精神鑑定人の鈴木京香をはじめ、精神科医
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.4

ラジオドラマの生放送中のドタバタ…
最後は大団円でまあ面白かったです

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

3.8

王道のストーリーに最後一捻りの騒動を絡めて面白い作品でした。

夫婦役の橋爪さんと高畑さんの安定の掛け合いに加えて、脇を固める豪華役者陣の個性を活かした共演も良かったです。

そして劇中歌として使われ
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みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.3

まあ面白かったです

棟梁の田中邦衛と設計担当デザイナーの唐沢寿明の間で翻弄される注文主ココリコ田中(脚本家役)がいい味出して良かったです

3者3様それぞれのものづくりの心意気がぶつかりながらも互い
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

4.0

自然に笑顔で観てる自分がいる😊

期待どおりの大好きな世界観👏👏👏

団地(2015年製作の映画)

3.5


豪華な役者によるシュールなSFコメディで
結末のシーンについては…深く考えないことにしました😅

夫婦で無心に漢方薬を作るシーンが印象的

「そんなことがあり得ないと思うことがあり得るのが団地や!」
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プール(2009年製作の映画)

3.8

離れて暮らす母娘の微妙な距離感

娘を置いてタイで暮らす母を訪ねた娘

母の暮らしぶりとその周辺の人たちとの触れ合いの中で母親への寛容さが芽生えてくる…

小林聡美の芝居は不思議な説得力があるなぁ
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

3.8

日々の掛け替えの無い時間と人との関わり合いを大事にしたい
この作品は自分と向き合う静かな時間になりました

望み(2020年製作の映画)

3.9

息子が加害者でも生きていて欲しいと覚悟する母親、できれば被害者であって欲しいと思う妹、被害者でも加害者でもどちらも受け入れる覚悟をしながら息子を信じる正直な自分自身を貫く父親、家族の複雑な想いが交錯す>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

なり振り構わずギリギリで生きてる人間の狡猾さが強烈だった

観た後のあと味の悪さがズッシリくる感じ…

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

社会の中でヤクザがカタギになることが如何に難しいか…ヤクザとして生きることしか許されないのか…時代に翻弄される男たちの葛藤と哀しみに胸が締めつけられる想い

ラストレター(2020年製作の映画)

3.3

誰かを想い続けることはその人がずっと生き続けることになるというセリフに胸熱

手紙のやり取りで時空を越えて明らかになる真実
手紙にロマンを感じるストーリー

一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.4

最後までハードボイルドに酔う渋カッコイイ石橋蓮司さんはじめキャストが豪華すぎ!
大人のハードボイルドコメディだね

朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

産んだ親と育ての親双方の人生模様と苦しみがそれぞれの視点で丁寧に描かれて最後まで目が離せない秀作

自然描写の神々しさが登場人物の心情との相乗効果で印象的だったし、感情に流されず冷静に物事を見つめる時
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

エンドロールで泣きながら笑ってました!
ラストそう来ましたかって感じで中野監督さすがです👍
良い映画でした♪