プレアデスさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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愚行録(2017年製作の映画)

3.4

まさに愚行録
登場人物がクズばっか(苦笑)
陰湿なクズたちの愚行にじわじわ不愉快になりつつも、恐らく作品の狙いどおりに自分も反応してハマってしまった感

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.6

想像を超えた厳しいプロ棋士の世界

棋士として挫折を経験しながらもプロ編入制度のきっかけとなり見事プロとなったしょったんの生きざまに感動し、自分に元気を貰った感じです

キャストも豪華で良かったですが
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.8

母親の突然の余命宣告に戸惑う父親と二人の息子たち

頼りない父親をよそに多額の借金問題と向き合い、セカンドオピニオンから新たな治療の可能性を模索し、不器用ながらも奔走していく二人の息子たち

そこには
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終の信託(2012年製作の映画)

3.3

後半の検事とのやり取りが長く扱われて、女医と患者との確かな信頼関係は充分理解できるものの客観的な状況だと女医の判断は家族を納得させるには不十分で弱いという印象を与えてしまう
観る者に問題提起する周防監
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地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

3.0

ファンタジーなタイムスリップストーリー

主人公が過去にタイムスリップして自分の誕生前の父親の生きざまを知り、確執の溝が埋まってくるよくある展開で、愛人みちこの出生時の真実も絡む複雑なストーリー展開に
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

2.3

映画としては…内容が薄くて残念

吉永小百合ははどの役でも吉永小百合だし、TVドラマでも感じるけど天海祐希はスクリーンで演じるにしてはちょっと大仰な芝居が気になった

(2016年製作の映画)

2.9

音楽効果が違和感だった
ストーリーの不穏さに入り込んでいるのに突然のあの音量で引いてしまい、ちょっと邪魔というか好きじゃなかった

秘密(1999年製作の映画)

3.3

ラスト30分は切なさが込み上げてくる
個人的には原作のラストが良かったかなぁ

オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

3.5

孤独な漂流サバイバル
ほとんど台詞なく淡々と生き延びるための作業が続くんだけどかなり見応えありました
救命ボートに群がる魚群やラストの暗い海の中で火に燃える漂うボートの海中からの映像など視覚効果が良か
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

ロバートレッドフォードの引退作
黄昏れた銀行強盗

70年代の作品へのオマージュが嬉しい
美しい金髪と後ろ姿にふと若きレッドフォードを重ねてしまう

影裏(2020年製作の映画)

3.8

行間を詠むような文学的な作品
今野と日浅の互いの心情そして人間の不確実さや曖昧さを彼らの表情から食い入るように見ていた
川の深さや流れの音が二人の不穏な心情や関係性を表すかのように印象的
綾野剛と松田
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(ハル)(1996年製作の映画)

3.8

二人の新しい関係が始まる予感でストーリーが終わるんだけど、初めましての駅のラストシーンには涙してしまった
やっと会えた二人…ここまで焦らしプレイの展開に翻弄されるとは(笑)
森田芳光にまんまとやられた
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阿修羅のごとく(2003年製作の映画)

3.5

父親の浮気をきっかけに心に潜んでいた母親や娘たちの阿修羅ぶりが面白い
その阿修羅ぶりを上から目線で見る男性目線は時代背景からして仕方ないのか…
父親の浮気相手の家の近くで倒れて亡くなってしまう母親は可
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

子を亡くし鬱になった妻から逃げずに気負うことなく寄り添う夫…どこかで妻を信じ続ける姿が優しい
気持ちの置きどころなく苦しむ妻の様子に涙してしまったけど夫リリーの台詞に救われ慰められた
結婚して人生色々
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よこがお(2019年製作の映画)

3.7

終始不穏な空気と緊張感漂う作品
筒井真理子が演じる色香と狂気の振り幅が凄かった
まだイチコのストーリーが続く感じがして中途半端感が正直残った

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

どの登場人物にも共感できなかったけど、テルちゃんの執着感が最後までユニークで興味深くて楽しめた作品でした

孤高のメス(2010年製作の映画)

3.8

目の前の命に親身に向き合う姿がとても丁寧に描かれていて良かったし、クライマックスの肝移植のシーンがまるでドキュメンタリーのようで静かな緊張感に溢れ圧巻でした
そして夏川結衣の終始一定のトーンで語る静か
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

バカバカしいけど楽しめた‼︎
埼玉vs千葉の壮大な流山合戦シーンで
双方のビジュアル系の出身地対決がウケた(笑)嫌いじゃない‼︎
埼玉県内の地名のイメージ(笑)がなんとなく理解できる関東人の方がより面
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.8

ままならない人間のデリケートな心と身体の葛藤が奥深く、登場人物それぞれの複雑な心情が切なく響いた
ラストは心が和むシーンで良かったなぁ

ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)

3.6

いろいろ抱えながら言いたい事もあるけど、でも結局はそれぞれ自分で気持ちの折り合いつけて自分の中で解決して少しずつ前に進もうとするバツイチ男、その恋人、元妻、息子と娘…
時間を戻すことはできないのだから
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めがね(2007年製作の映画)

3.5

劇的な事件も起きないし押し付けがましいメッセージも特に感じない。ただ島に流れる時間の中で自分らしく過ごす人たちと一緒に自身も疑似体験してる気持ちになって観てました。私は好きな作品でした。

大空港2013(2013年製作の映画)

3.5

終始ワンカット撮影とは驚きました。
ストーリーはちょっと無理がありますが撮影時の役者と全スタッフの緊張感を想うと感服だし、結末まで観る側もちょっと緊張してました(笑)

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.8

奇想天外な前提で始まってどう収まるかと思いきや、最後はほろっと心に響くファンタジックコメディでした。ところどころに三谷組オールスターキャストのコミカルな芝居が楽しい!

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

シンプルに文句なく面白かった!
ラストの種明かしにスカッとした〜

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.6

タキおばあちゃんの家にあった赤いお家の絵👀
タキの自叙伝には無かったタキと正治との秘めた想いというか物語があるようだ。
いろいろ想い巡らす余地を残し余韻が残る良い作品だった。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.4

仕事辞めて家にいるツレに、お休み中は休むことが宿題なんだよって言う妻、いいなぁ。