Acneさんの映画レビュー・感想・評価

Acne

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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.1

85点

実話を元にした絶滅寸前の渡り鳥の問題を絡めた人間ドラマ

とても良かった。悔しいのが今作の初見を劇場のスクリーンで見れなかったこと
ヨーロッパの広大な大地の美しさをバックに鳥と共に飛ぶ姿は心
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.3

60点

う~ん微妙

今作のラストに「普通にguiltyだろ」と思った私は今作は合わなかったのだろう
人間ドラマ、コメディどちらにも中途半端な印象

主役のケンプトンがヤルことをやらない癖に、口だけ
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.8

75 点

全体的には好きな作品ではあるが、終盤に気持ちが少し離れてしまった作品

ココが今泉力哉、ココが城定秀夫テイストねとハッキリ分かるシーンがいくつかあって面白い
(※エ〇シーンは明らかにポルノ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

82点

なるほど。評価されているのも分かる良作

「ウィル・スミス」が演じた破天荒な父親キャラを受け入れられるかで評価が変わりそうな作品
正直ながらも私は多少イラつきながらも受け入れられた

2人の
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

4.0

80点

オリジナルアニメ映画としては中々の良作だろう
制作側の脚本や映像部分の本気のこだわりを感じた

映像部分に関してはちゃんと映画の大画面を意識した構図になっており、特に花火や終盤の滝・自然風景
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.3

【2つ十字架の鍵】

最後までこの2つの十字架の鍵の重要性が分からなかった
いや、代用できるよね?それ?と感じた私はもう心が汚れているのかもしれない。

58点

私が今作のターゲット層でないことは承
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.8

【タトゥー】

77点

移民の養子縁組問題を映画化した作品

アメリカには日本では考えられない様々な問題が多くあるなと
また映画を通して異国の地の事情を学べた

フィルムで撮影された粗い映像がノスタ
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.7

【牛乳】

75点

冤罪で処刑された夫
未亡人となった妻の元に「ある男」が現れて、、という贖罪と憎しみの物語。あらすじだけで不穏さと緊張感がヤバい。

イランは死刑が多く、冤罪と判明しても周りは殆ど
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白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)

3.8

【The Truffle Hunters】

現代がシンプルでどこかカッコイイ。

76点

注目作品ではないので劇場は比較的空いていたが中々楽しめた

まず、今作冒頭で驚かされる。
山で犬と共にトリ
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フラグタイム(2019年製作の映画)

3.9

【その代わり何でも言うこと聞いて】

79点

今作においてのフィルマーク内での評価の低さはありえない
万人受けする作品ではないにしても、敢えて辛口で言おう。
「見る目なさすぎ 」

百合映画・青春人
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.1

【覚醒剤とモダニズム建築の町 コロンバス】

今作を見ると舞台になったコロンバスという町に行って見たくなる

85点

面白い作品に出会った時以上に、空気感が自分に合う作品に出会った時の方が大きな高揚
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

「鳥貴、鳥貴、また鳥貴!!」

可愛くないのに何故伊藤沙莉は最近活躍しているの?という人は今作を見れば、彼女の魅力が嫌でも分かるだろう。

91点

「それでも人生は続いていく映画」にまた名作が誕生
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

「トゥな~ィ」

70点

伝説のミュージカルのスピルバーグ監督作品

良い点・悪い点ハッキリした作品であった。
全体的な感想としては、まあまあ。
ミュージカル映画苦手人間の私でも最後まで飽きることは
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THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

3.9

「絶対に生きて帰るんです!!!」
(※海猿シリーズ 伊藤英明演じる主役の仙崎のセリフより引用)
 
78点

中々の力作

大勢の人に未だ鮮明に記憶に残っているであろう大雨によって子供達が洞窟の奥に
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地球外少年少女 後編「はじまりの物語」(2022年製作の映画)

4.1

「セブンポエム」

主題歌の春猿火の「oarana」も凄く好き。
最近、毎日聞いている。

83点

私はNETFLEXで全6話半クール?のアニメ方式で今作を鑑賞したが、今回のレビューは「地球外少年少
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

「ご武運を」

2022年を代表する駄作映画に間違いなく入る今作に幸あれ。

30点

公開日初日、二日目にTwitterでトレンドになる程評価が荒れている本作。
確かにコレは酷い。

東宝のシンゴジ
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.4

「ミッツァル」

ユナ可愛い。ユナのキャラ造形は良かったと思う。好き。

62点

名だたる作品に関わってきた安藤雅司監督デビュー作。
どこか「もののけ姫」を連想させる物語だが、残念ながら今作はその域
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

「#46からは神回だ」

彼のポッドキャスト聞いてみたい。
この辺りのセリフ回収もうまかったね。

81点

昔のヒット映画掘り起こし無理やり続編映画としては、ほぼ完璧な出来な気がする。
オリジナル1
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

「ニューヨーク万歳」

話の展開的にどこにニューヨーク万歳要素があったんだい?
と思ってしまった。

55点

最新作「ゴーストバスターズ アフターライフ」の評判が良さげなので鑑賞。

正直、色んな意
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前科者(2022年製作の映画)

3.5

「おかえりなさい」

「保護司」:犯罪や非行に陥った人の改善更生を助ける非常勤の国家公務員。 給与は支給されない。

66点

「WOWOW」ドラマの劇場版で、ドラマから2年後の姿が描かれているらしい
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ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(2020年製作の映画)

3.6

「ファッ〇ン」

リアム・ギャラガーの字幕で訳されない、ファッ〇ンの連呼が相変わらずだなと。ボーン・ヘッドも元気そうで何より。

70点

世界初の宿泊型の音楽スタジオ「ロック・フィールド」
ここ数年
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

「No Crying」

84点

ウェス・アンダーソン監督最新作。
前作、「犬ヶ島」は個人的もかなり好きで今作はかなり楽しみにしていた。

個人的には今年ベスト!という内容の面白さを感じる作品という
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

【有料コンテンツ】

82点

明らかに数年前の実際の事件を元にしているとはいえ、監督兼オリジナル脚本でココまでのクオリティーに仕上げたのは素直に称賛に値すると思う。

片山監督は、ポンジュノの下で助
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

【Child of Deaf Adults】

80点

1月公開作品で一番楽しみにしていた今作。

フランス映画「エール」のリメイクながら、サンダンス映画祭で最多の4冠&アップルが同映画祭の最高額と
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

【納屋を見せてくれ】

80 点

娘の彼氏のシリウスがマジで良い奴で笑える。

電車事故で妻を失った軍人の主人公が、事故ではなくある犯罪組織のテロであったことを知り、報復に出る物語。

予告を見る限
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

「技術の革新は、新たな欠陥を生み出す】

この劇中セリフは心理をついていてグッド。

78点

楽しめた作品ではあるが、ある意味予告がピークだったかな。
予告の出来がとても素晴らしいので、本編鑑賞予定
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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

【理想の相手とは?】

80点

「恋人はアンドロイド」という日本配給会社のセンスなき副題が本来この作品を楽しめるハズの客層を遠ざけている気はする。
とりあえず個人的には今作の格を落としているようで安
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.5

【平凡で偉大な全ての母親に捧げる】

65点

泣ける、泣けると各所で評判の高さを聞いたので、当初は興味はなかったが鑑賞。
2021年の全世界興行収入第2位という中国で爆発的にヒットした本作。

確か
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.1

【お母さんは人を寂しくさせるんだ・・。】

84点

この映画良い。凄く良い。
儚さ、哀愁、そして温かさが感じられた作品。

作品として、物語の見せ方が上手くて脚本・監督を務めた「イム・デヒェン」の確
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

【I‘m dead !!!!】

70点

リドリースコット最新作。
昨年の「最後の決闘裁判」が年間ベスト10に入る程の傑作であったため。今作は大いに期待して見に行った。

結論としてはまずまず。
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.8

【how are you?】

このセリフには涙腺が刺激されました。
今作で一番グッときたシーンのやりとりである。


75点(スパイダーマン単体映画として)

ちなみにファン映画としては90点

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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

【キャップは凄い】

68点

今作でやっと最新作NWHのためのスパイダーマン映画復習フルマラソンが完了した。一気見することで色々シリーズ事の特色を比較出来て楽しかったが、8作品もあるのでシンプルに長
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

【スパイダーボーイ】

69点

トム・ホランド主演のMCUスパイダーマン1作目。

「サムライミ版」「アメスパ版」と比べるとグッと精神年齢が幼くなり、以前までの2シリーズと比較すると学園ドラマを主軸
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.7

【オックスフォード大学】

72点

アメイジングスパイダーマン二作目。

前回で殆ど語られなかったピーターの両親の父親の秘密が明かされる。

冒頭に両親が亡くなった飛行機事故のシーンが描かれており、
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.6

【守れない時もある】

70点

実写版スパイダーマン作品のリブート。

公開当時はサムライミ版のスパイダーマンの思い入れが強くて、こんなイケイケのピーター・パーカーは受け入れられないと思ってイマイチ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

「全体的に痛い」

70点 

サムライミ版スパイダーマンの完結作。 

前作、前前作からと比べると詰め込み感とストーリー展開のつぎはぎ感があり、お世辞にも一本の作品としては褒めきれるクオリティではな
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