Atfilmarksさんの映画レビュー・感想・評価

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辰巳(2023年製作の映画)

4.3

映像にスキがない、最初から最後までカッコ良い。

最近は少なくなった日本のバイオレンス映画、切り込んでて感動。

映画だからできることってたくさんあるんだなぁと。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

話題作。
映画のための大型連休だから、
しっかり鑑賞してみました。

音楽とかでしっかり盛り上がりがあるのは良いなぁと。
映像も良かったです。

ただ、個人的にはあれだけの大怪獣への対応はやっぱり、、
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MY HOMETOWN(2022年製作の映画)

4.2

閉塞感と、外への憧れ、
良いバランスでとても見やすかった。

こういう気持ちは、今も昔もきっと変わらないのだろうなぁと。

心の機微が感じられる映画。

ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)

4.2

描写が綺麗。
起承転、転、転、結くらいの面白さ。

それで、あの時代の韓国映画。

紛れも無く傑作。


しかし、途中からの音楽の変化で、あそこまで注意を引く作品は、すごいの一言。

霧の淵(2023年製作の映画)

4.2

抜群に音、画が綺麗。

静かに流れる時間が心地よいし、小気味良い。

幻想的な霧が、ここで起きた物語を表しててて、引き込まれました。

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

5.0

俳優個人の想いが、バランスよく繋がってて、最高の出来。

おそらくコロナ禍(バスの中の規制線とか)での制作だと推測するが、個別撮影だとしても、連携の良さなのか、お互いの強いつながりを感じることができて
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.5

塚本晋也監督らしく、ストレートな作品。

趣里さんの演技もそれに呼応した形で、豊かな表現力に圧倒。

間違いなく音楽が雰囲気を支え、
唯一無二の世界観が出来上がってる。

圧巻。

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.6

さすがの岩井俊二監督作品。
フィルムのようなローファイな映像も完成されてて、時代に左右されない懐かしくも斬新な映画。

監督が想像した、あたらしい世界を見せてもらった感じでワクワクした。

あまり出演
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

ストレートなのがが心地良い

真骨頂というか、一周回ってこれが映画、というイメージ。
良い映画は、これで良い。

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.8

福田村を見た後なので、最近こういうのが多いのかなぁと。

最近は夜ほぼ日本人がいないところだってあるくらい。
特に田舎は保守的だったりするので、気持ちはよくわかる。

ただ、映画の最後はあまり分からず
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.0

突拍子のないストーリーと思うけれど、
あらためて見れば、
素晴らしい、実のある映画。

負をこれ以上背負いたくなくて、
こういう考え方に思考を切り替える

共感できる。

精一杯の表現も、監督のその時
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

5.0

ヌーベルバーグでありながら
わかりやすく面白い。

この映画はヴァカンスを楽しむというスタンスではなくて

ヴァカンスの道中を楽しむ、という発想が見事にハマってて、見る人がとにかくワクワクできる。
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

地震は一つのきっかけ。
揺さぶられて、綻びがでて、歪みが広がって、
人間の心の底が見えた感じ。

そこから、被差別部落だったり、心の底に眠っていた感情が爆発。

思想や、報道も全て引き金。
武器になっ
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北の橋(1981年製作の映画)

4.0

カラテ、ドラゴン
アジアテイストがはいってて、斬新。

双六というのも面白い。

ストーリーはなかなか異色ではあるが
総じて心地よい。

監督の魅力が詰まってる

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.7

掛け値無しに良い映画。

ファンタジーと、ユーモアを兼ね備えた魅力的な映画。

3時間の映画って、長いかもしれないけど、
それを見れる自分がまた、ゆとりを持って贅沢な時間を過ごしたと感じれるのが良い。
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.5

久々のヴァカンス。

いつものバカンスも、
ほんの少しの勇気が加われば、
彩り鮮やかに
景色が変わるよう。

または、バカンスがそうさせるのか、
最後の大逆転。

きっとこれもバカンスの成せる技。
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アネット(2021年製作の映画)

4.4

かなりの大作に。
ところどろにある、節、みたいなのも見えてよかった。

映画って、表現の自由だよねと、
改めて気づく作品。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.4

新しいストーリーでありながら、それでいて問いを含んだ展開。
わかってはいても、ストレートに飛び込めば、答えざるを得ないストーリー

勢いのなす技であって、それでも好きになってしまうというのは、相応の説
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

衝撃的な作品

誰しもが想像していたこととか、
それを映画で具現化した結果

現実もあり得るかもしれない
冷静にみる未来と
人間味のある未来

命は統計情報では測れないけど
人情、心情はデータ化できな
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

4.5

組み合わせが好きです

スリリングでミステリアスで
エロティックでドラマチックで
ピュア

なぜか懐かしさなのか、
ハラハラしてしまうというか

絶妙な緊張感

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

見たくなかった映画。
見たくない映画。

的を得てる。

ちょっとじゃなくて、
記憶の片隅でずっと、だと思う

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

いろんな映像のオマージュとか沢山あって、
いろんな懐かしい音が鳴って、
いろんなやり場のない怒りを表現してて

それなのに、こんな状況、誰かに届いてほしいと一縷の望みも表現する

表現の自由って
こう
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.3

いつの時代も、こういう映画は惹かれます

思春期の感性は普遍ですね

あと、フィルムの雰囲気が
マットなイメージとあっていて
良い

誰かの花(2021年製作の映画)

4.5

非日常のようでいて、実は日常の光景。

どこにでもきっかけって転がっていて、
いきなりスポットライトが当たることもあれば、
梯子を外されることもあり、、

なにかと隣り合わせって、

いきなりだから
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

5.0

才能を見せつけられました。

言葉に力がある。
どの役者も力がある。
映画の力を感じる。
たった2時間半で、この爆発力。

遠慮なしの心の叫びと、ぶつかり合い。

この映画を見た全ての人の、代弁のよう
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.5

ただただ純粋に楽しめる映画。

ヌーベルバーグの映画としてみても楽しめるし、
今普通の映画として見ても
心地よい感覚が残るのは、
普遍的な映画なんだろうなと思います。

ほくそ笑むことができて、邪気の
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ある職場/些細なこだわり(2020年製作の映画)

3.5

あくまで個人の感想。

見ていて、冒頭5分で不満が溜まりました。
そして見入ること約2時間。
見事に監督の術中にハマった。



たしかに、脚本?に複数の名前を入れたというところから、内容盛りだくさん
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闇に浮かぶ白い肌(1972年製作の映画)

4.5

最高でした

勝手ですがキーワードは、ジェロニモ。


しっかりした作品。
脚本?が良すぎる

目が見えない、という視点を使って
様々なトリックが散りばめられており
後半に向かうにつれて
徐々に解き明
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

とてもいい映画でした

長尺だけど、詰め込んだ感もあったのでもう少し長くてもよかったくらい

裏の裏の裏

ドキュメンタリーぽくありながら
映画としての落とし所も見えて
見ていてワクワクできました

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.4

そうはうまく行かないもので笑

切ない表情が堪らない。

最後は子どもによる大人の対応。

気持ちの良い終わり方

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.2

難しい感情を、表現することの難しさ

見ていてすっきりするというか
こういうあり方もあっていい

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

25年をかけた、壮大な物語

監督の一途な思いがひしひしと伝わってきました。

式日とか、また見たいなぁ
変わらないってすごいなぁ

人生、世界は数珠繋ぎ

次はシンにつながる、新しい世界を
見せても
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

4.0

真実をついてる

時代とともに変わるのか
時代が巡ってくるのを待つのか

どちらも正解だし、
だからどちらが正しいかなんて
わからないけど

この映画は、
こ執着を曝け出した映画

ゴダールの人間味が
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