「怪物だーれだ」
立つ視点により見え方が異なる。
主観が入りすぎると視界が狭まる。
それがまさに映像化されていた。
サクラも子役も素晴らしかったけど、瑛太も良かったよ。
Winnyにそんな話があったとは知らなかった。
東出くんと三浦くんの演技はとてもハマっていたと思う。
役者三人(西島・竹内・香川)の上手さでプラス0.5点。
香川照之の怖さは言うまでもなく、
胸糞エンドかと思いきや、竹内結子の最後のシーン、ストーリーの転換としても「我に帰った」感じがすごかった。
本>>続きを読む
やさしい気持ちで、微笑みながら見られる名作。
香川照之はやっぱりいいなぁ。
文は松坂桃李じゃなきゃダメだっただろうと思った。ただ静止しているシーンでも「文の佇まい」だった。
対して更紗は静と後半の動の部分に差がありすぎて、若干二重人格?感を感じた(もちろん強調しないといけな>>続きを読む
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原作は観ていません。
ボッコボコにタコ殴りされたはずがあんまり傷ついてなかったり、爆破されたはずがほぼ無傷だったり、撃たれて一晩経つのに生きてたりと、良くも悪くも韓国映画の非リアリティ加減だったのが個>>続きを読む
安藤サクラも山田くんも大阪弁が微妙に惜しくてどうも没入し切れないものの、ひらパー兄さんが一番大阪弁が下手で微笑ましい。
山田くんはサイコパスと呼称があるくらいだからサイコパスな役なのだろうけど、その>>続きを読む
阿部サダヲで持ったかな、
どなたかの「日本版羊たちの沈黙」というのを見て逆に腹落ち。
岡田健史くんはやはり少し力量不足で最後の展開で少し気持ちがだれてしまったけれど、良い今後の糧になったのではと思う>>続きを読む
最後がなぁーーー。
ようやく自分を取り戻し始めたきっかけとなった彼にたいして→お前も敵認定、相手も即ビッチ認定、の展開には、若干無理やり感が強くて、少し冷めてしまった。
頭からの流れは面白かったけ>>続きを読む
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前半、信長の若い時代の演技は「なにを演じてもキムタク」から脱却していてとても良かった。
ただどう考えても納得いかないのが、スリに遭ったあと、貧民たちと斬り合うところ。
一国の城主がお忍びで出歩いてる>>続きを読む
草彅くんのあの一貫したトーンが、終始悲壮感と優しさを醸し出していた。アカデミー最優秀男優賞は頷ける。
そして、瑞貴役の田中俊介くんが思いのほかいい芝居をしていて驚いた。彼は元々マッチョ系の硬派なキャ>>続きを読む
原作3部作を読んだ立場からだと、前半もったりしてると書かれている部分は、がんばって原作の設定を回収してる部分(けど1/4もできていないw)、後半の展開はほぼオリジナルのSF?です。
トータルで見れば>>続きを読む
主人公の言葉が極端に少ない映画。
しかしその分「音」と「カット割」に引き込まれる。
言外に訴える哀愁が全体を通していい。
静かに、少し前向きになれる映画を見たい人におすすめ。
短時間しか記憶が持たない系の病気はたいていラブストーリーとかお涙系で作られると思いますが、サスペンスで、しかもコリン・ファースをこの配役に使う贅沢さ。
ストーリーとしてはラストがちょっと陳腐で(ニコ>>続きを読む
実話を元にした物語。
ジェームズコーデンの、少し自信のなさがつねにつきまとう演技がいい。
ハーバードを出た弁護士でも、嫌がらせに遭い、静かに耐えている。日本人にとってはある意味ありがちなストーリーだけど、アメリカ人(白人)にとっては衝撃だったんじゃなかろうかとふと。
ジェイミーフォックス>>続きを読む
星野くんの京都弁が(小栗くんの大阪弁とまた違って)しっかり話しておられて驚いた。
というのも関西人は(他の方言地域もそうだと思うけど)、エセ関西弁で演技されると、急に演技感を感じて現実に引き戻されて>>続きを読む
息が苦しくなるほど泣けたのは父と息子という組み合わせだからか。
助演男優賞は安田顕だと思う。
これはもう三国志好きが各所をツッコミながらゲラゲラ笑う映画です。
みんな好き勝手やったんだろうなあ、楽しかっただろうなぁ。
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原作は未読ですが宮部みゆきは好きで、終わってからの一番の感想は「宮部みゆき、こんな終わり方する?」でした。
人物描写など細かい部分は悪くなかった、むしろよかった。ただ徐々に妙な泣きのシーンや素人を使>>続きを読む
樹木希林さんは言うまでもなくですが、安藤サクラが上手い。。
こういう映画って案外「それって男性的な心理描写だな」となることも多いけれど、そこを安藤サクラがそこをキッチリ巻き取っていて本当に圧巻でした>>続きを読む
「ラブコメ」というほどでもないけれど、タイムリープというややこしさにポップさや爽やかさを加えてくれている。
SF的に終わるんじゃなくってところが良かった気がする。
最後おじさんどうしたんだろうなぁ。
シム・ウンギョンさんの日本語の拙さの割に日本人名というところで最初は設定が分かりづらく困惑したのですが、
泣きの場面で一気に引き込まれるほど演技が上手かったです。松坂桃李さんといい、ストーリーはまあ別>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「コバヤシ」って日系の要素が1mmもないのになぜ?イギリス人??という1番の引っかかりも含めて、最後の最後に怒涛の回収劇。
「このひと脇役なのに一番いい演技するやん」と思ってたらズバリだったケヴィン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アレックスくんは怪しいと思わせつつも、ここまでの展開とは予想できなかったこのギャップに、さわやかな「してやられた感」すら感じました。
映画ではなかなかない、本当に本を読んでいる時のようなハラハラ感、>>続きを読む