atttaaaxxxさんの映画レビュー・感想・評価

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怪物(2023年製作の映画)

4.3

「怪物だーれだ」
立つ視点により見え方が異なる。
主観が入りすぎると視界が狭まる。
それがまさに映像化されていた。

サクラも子役も素晴らしかったけど、瑛太も良かったよ。

Winny(2023年製作の映画)

3.9

Winnyにそんな話があったとは知らなかった。
東出くんと三浦くんの演技はとてもハマっていたと思う。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.9

役者三人(西島・竹内・香川)の上手さでプラス0.5点。

香川照之の怖さは言うまでもなく、
胸糞エンドかと思いきや、竹内結子の最後のシーン、ストーリーの転換としても「我に帰った」感じがすごかった。
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

やさしい気持ちで、微笑みながら見られる名作。
香川照之はやっぱりいいなぁ。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

文は松坂桃李じゃなきゃダメだっただろうと思った。ただ静止しているシーンでも「文の佇まい」だった。

対して更紗は静と後半の動の部分に差がありすぎて、若干二重人格?感を感じた(もちろん強調しないといけな
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作は観ていません。
ボッコボコにタコ殴りされたはずがあんまり傷ついてなかったり、爆破されたはずがほぼ無傷だったり、撃たれて一晩経つのに生きてたりと、良くも悪くも韓国映画の非リアリティ加減だったのが個
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.7

安藤サクラも山田くんも大阪弁が微妙に惜しくてどうも没入し切れないものの、ひらパー兄さんが一番大阪弁が下手で微笑ましい。

山田くんはサイコパスと呼称があるくらいだからサイコパスな役なのだろうけど、その
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

阿部サダヲで持ったかな、
どなたかの「日本版羊たちの沈黙」というのを見て逆に腹落ち。

岡田健史くんはやはり少し力量不足で最後の展開で少し気持ちがだれてしまったけれど、良い今後の糧になったのではと思う
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

最後がなぁーーー。

ようやく自分を取り戻し始めたきっかけとなった彼にたいして→お前も敵認定、相手も即ビッチ認定、の展開には、若干無理やり感が強くて、少し冷めてしまった。

頭からの流れは面白かったけ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半、信長の若い時代の演技は「なにを演じてもキムタク」から脱却していてとても良かった。

ただどう考えても納得いかないのが、スリに遭ったあと、貧民たちと斬り合うところ。
一国の城主がお忍びで出歩いてる
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

草彅くんのあの一貫したトーンが、終始悲壮感と優しさを醸し出していた。アカデミー最優秀男優賞は頷ける。

そして、瑞貴役の田中俊介くんが思いのほかいい芝居をしていて驚いた。彼は元々マッチョ系の硬派なキャ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

原作3部作を読んだ立場からだと、前半もったりしてると書かれている部分は、がんばって原作の設定を回収してる部分(けど1/4もできていないw)、後半の展開はほぼオリジナルのSF?です。

トータルで見れば
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.9

主人公の言葉が極端に少ない映画。
しかしその分「音」と「カット割」に引き込まれる。
言外に訴える哀愁が全体を通していい。
静かに、少し前向きになれる映画を見たい人におすすめ。

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.6

短時間しか記憶が持たない系の病気はたいていラブストーリーとかお涙系で作られると思いますが、サスペンスで、しかもコリン・ファースをこの配役に使う贅沢さ。

ストーリーとしてはラストがちょっと陳腐で(ニコ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.9

実話を元にした物語。
ジェームズコーデンの、少し自信のなさがつねにつきまとう演技がいい。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

ハーバードを出た弁護士でも、嫌がらせに遭い、静かに耐えている。日本人にとってはある意味ありがちなストーリーだけど、アメリカ人(白人)にとっては衝撃だったんじゃなかろうかとふと。

ジェイミーフォックス
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罪の声(2020年製作の映画)

3.9

星野くんの京都弁が(小栗くんの大阪弁とまた違って)しっかり話しておられて驚いた。

というのも関西人は(他の方言地域もそうだと思うけど)、エセ関西弁で演技されると、急に演技感を感じて現実に引き戻されて
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とんび(2022年製作の映画)

4.2

息が苦しくなるほど泣けたのは父と息子という組み合わせだからか。
助演男優賞は安田顕だと思う。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.5

これはもう三国志好きが各所をツッコミながらゲラゲラ笑う映画です。
みんな好き勝手やったんだろうなあ、楽しかっただろうなぁ。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読ですが宮部みゆきは好きで、終わってからの一番の感想は「宮部みゆき、こんな終わり方する?」でした。

人物描写など細かい部分は悪くなかった、むしろよかった。ただ徐々に妙な泣きのシーンや素人を使
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

バーレスクやコヨーテアグリーのような感覚で見ると、「やってること犯罪だしな…」となってしまうので注意。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

樹木希林さんは言うまでもなくですが、安藤サクラが上手い。。

こういう映画って案外「それって男性的な心理描写だな」となることも多いけれど、そこを安藤サクラがそこをキッチリ巻き取っていて本当に圧巻でした
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

「ラブコメ」というほどでもないけれど、タイムリープというややこしさにポップさや爽やかさを加えてくれている。
SF的に終わるんじゃなくってところが良かった気がする。

最後おじさんどうしたんだろうなぁ。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

シム・ウンギョンさんの日本語の拙さの割に日本人名というところで最初は設定が分かりづらく困惑したのですが、
泣きの場面で一気に引き込まれるほど演技が上手かったです。松坂桃李さんといい、ストーリーはまあ別
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「コバヤシ」って日系の要素が1mmもないのになぜ?イギリス人??という1番の引っかかりも含めて、最後の最後に怒涛の回収劇。

「このひと脇役なのに一番いい演技するやん」と思ってたらズバリだったケヴィン
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アレックスくんは怪しいと思わせつつも、ここまでの展開とは予想できなかったこのギャップに、さわやかな「してやられた感」すら感じました。

映画ではなかなかない、本当に本を読んでいる時のようなハラハラ感、
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ボールが何の伏線なのかとドキドキしてたら、推理と違うところで回収されるというオシャレさがさすがでした。