Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.0

名作あるあるの実はストーリー面白いやつでしょう!と思ってわくわくしながらみたら普通につまんなくて笑った。誰にも可愛げがない

ナショナル・シアター・ライヴ 2015「フランケンシュタイン」(2011年製作の映画)

3.5

創造主と人間、主人と奴隷、男と女、自然と科学、性善説と性悪説(原罪の2つの流派)、醜い容姿から紡がれる美しい言葉(=知性)、とさまざまな二項対立が重なり合ってテーマが多層になっている。喜びから憎しみへ>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.5

納得感があんまりないところも含め舞台っぽい。ウェルメイド&コメディと思えば

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

ティモシー・シャラメ(ハートマーク)という気持ちとダンスと歌の上手なあんまり有名じゃない人がやった方が良かったのでは?という気持ちがせめぎ合い、良作(てか無難)だなという気持ちと傑作の続編はリスキーだ>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

周りに馴染めない人間の高校〜モラトリアム期間を扱った映画で、説教臭くなくストーリーもつまらなくないのって珍しい気がする。美術の補講、偽のデート、同居の相談、などの個々の要素がストーリー上でうまく機能し>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.5

フィルム上映が美しく、苦手なストーリーではあるが+0.5。ストーリー自体も監督のトークショーをきいて腑に落ちるところもあった。ファンタジーなのでそもそもという話だが空気人形がレンタルビデオ屋に入ってわ>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

こういう映画ばっかり観たい。こういう映画撮るってことは80歳ぐらいでしょと思って調べたらフランソワ・オゾンってまだ55歳らしい(笑)希望だ。ラストがいいし大事

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.5

ああ……としか言えない……。シェイクスピア&カンパニーは2週間前に『移動祝祭日』で読んで知って、先週パリ旅行で行ったばっかり。すっかり胸がいっぱい。『冬物語』を撮ったロメールは本当に優しい、あそこまで>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

たぶん高校生ぶりぐらいにみたけど、列車のなかでジェシーが「タイムスリップしてきたって考えて。」と言うシーンで心の中の嗚咽のピークを迎えた……。うう(泣)イーサン・ホークが映画のなかで喋ってると自分が喋>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ジュード・ロウもレア・セドゥも出てるの!シアーシャ・ローナンも。シアーシャ演じるアガサは劇中で「純粋で勇敢」と説明されジブリ作品に出てくる女の子のよう。『フレンチ・ディスパッチ』でリナ・クードリが演じ>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

みたの2回目かも…?記憶……。「ムーン・ライズ・キングダム」はじめいくつかみたことあるウェスアンダーソン、あまりハマらないな……という感じだったのだけどこれは超好きだな。走るシーンがある映画のことが好>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.5

ここ最近あまり眠れていなかった反動か序盤から眠気に抗えず、寝て起きたら体調が回復していたし後半もみれた!

甘い生活(1959年製作の映画)

4.0

去年の夏に8 1/2をみたので恒例行事的に。なによりニーノ・ロータによるあの有名なテーマ曲が流れるたびうっとり切なくなる。白黒映像でみる光と影の揺らぎが美しくてそわそわする。途切れ途切れに観てしまった>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

フィービーウォーラーブリッジ!マッツミケルセン!1しかみてないわりにけっこう面白かった。オチの感じツボかも。インディよかったね!毎度言ってる気がするけど悪役じゃないマッツミケルセンをみたことないかもし>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

作ってくれてありがとう駿、この世にぜったいに残してほしかった作品、、私はこれ、好きじゃないけど!

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.5

よくわからんけど、まあ、ホン・サンスは遅効性だから……。何見ても「え?」ってなって心に残ったり残らなかったりするホン・サンス(リアルタイムでその判別はできない)

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.0

好きなキモさだ……。ぞくっとする。エンドロール(前)がいちばんスパイク・ジョーンズ。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

うーん、現代っ子はこの情報量に耐えられるんだろうね……私はせっかくかっこいいのに難しすぎて勿体無い気がしちゃうけどね。かっこいいけどさ

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

CGって良いものですね〜。王子がヤギ退けるシーンがよかった。あたしも光る吸盤ほし〜

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

カラム、明らかに大丈夫じゃなさそうだけど、ということはわたしも別に大丈夫じゃないのかもしれない。ポール・メスカル、生まれ年が同じだ、願掛けだけどこの人が俳優を続ける限り応援して、私もあんまりやけになら>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

セルフヘブンズドアと音楽は良かったけど、予算がもっとあればよかったね感はある テレビ画面でみたほうが良さそう 子を失って→私も父を失った経験が、て言い出すのやばくない?てなったけど私が人間の心をわから>>続きを読む

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

4.0

キムを自在に孤独に追いやる手腕(ハワイのシーンからすでに苦しい。身に覚えがあるから)を意識してしまうほどには私は「羊たち…」のことを考えすぎっぽい。キムがメインに描かれるけど、タイトルの通りレイチェル>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

外から理不尽にもたらされた痛みであっても自分の治癒力で治すしかないことを端正な映像で教えてくれる。(そんなことは知ってるけど他人に救われたい。)復讐心やトラウマで人生を棒に振らないのは難しい。人生も映>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

苦手要素しかなく、好みとピッタリあった映画をみたときと同じく感動した、わかられている感というか……。

裸のランチ(1991年製作の映画)

4.0

意味不明だったけどなんかここ数ヶ月の憂鬱がなぜかちょっと良くなったので4点あげちゃう カット割りが端正だし絵が綺麗でみやすい この才能でポップを指向しなかったのは映画ファンにとって幸か不幸かとか思っち>>続きを読む

ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)

3.5

事実は小説より奇なりだ 命をかけても守りたい、と思う人々がいるのだね

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.0

良いところはたくさんあったのだが、ストーリーの都合で人が酷い目に遭うのが嫌

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

1作目の方が可愛いけどこれも可愛い〜。エマ・ワトソンが映るとえ、映画〜ってなるね(最後の走り出すシーン)。引き続き先生たちの贔屓やばい。マクゴナガル先生とかみるからに公平そうなのに……。子供の頃みたと>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

シンプルなことをシンプルに描いていて好き。風が素肌に気持ち良い。私も匂いでいろいろ判断しがちなので、行きすぎてあのおじさんみたくならないように気をつけようと思った

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

好みの問題ですが家族愛映画じゃなかったらもっと好きだった。わたしのマルチバースの夫も黒縁眼鏡なんでしょうか、夢が広がりますね……結婚してないけど……。たまんないよね……。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

あまりにみんな可愛くて涙が出そうだった。全員可愛い。ハリーもマルフォイもあどけない。ハーマイオニーが自分のことを「ただのガリ勉」って言うところちょっと泣ける。最後のスリザリン可哀想すぎてウケた、ダンブ>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

女子の夢ですよねこういう恋愛。(そうなの?)という点でいうと私の好みとしてはちょっと露骨すぎたかも。手錠で手を繋ぐとか……まあ見たいけど……。韓国ってあんな素敵な感じの海岸あるの?霧の街も?

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

オープニングがカッコ良い。あと海。天気がよく変わる。ストーリーは1つの試合で各々が成長しつつ危機を何度か乗り越える。絆も生まれる……というお手本のようなスタンダード。映像は漫画みたいに時間の伸縮をしま>>続きを読む