スズランテープさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

深夜の告白(1944年製作の映画)

3.7

娘のローラがめちゃくちゃかわいい。

ビリー・ワイルダー監督に対して、非常に安定感があり、クオリティの高い物語性の強い作品を作る監督であるというイメージを持っていたが、今作はまさにそんな感じの映画だっ
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

逆張りおっさんが脚本の穴をひたすら羅列するしょーもない感想を書いてるが、今作は大衆エンタメ映画として面白かった。観客に映画を面白く見てもらおうという工夫や技術が綺麗に機能していて、事実めちゃくちゃ面白>>続きを読む

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.5

は?こんな面白い映画ある?
スリリングでスペクタクル、ロマンスも盛り込まれつつコメディもキレキレ。とにかく画面内の手数が異常に多く、ハイテンポで全く飽きない。しかもそれら全てを70分ほどに収める密度。
>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.0

こういうテーマの作品で、男を悪として描きすぎているのは好きではない。説明不足に感じた部分も多く、ちょっと一面的すぎると感じた。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.3

うーん!面白い!好きな映画。
今泉力哉監督が和製ロメールと呼ばれていることにすこし違和感を感じていましたが、今作は従来の作品にあった邦画クサさが抜け、ヨーロッパ映画のような貫禄が生まれた作品に感じまし
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.8

クリスチャン・ベイルが素晴らしかったが、逆に浮いていた。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.0

印象に残りにくい。テンポにノれない。演出はクソダサくて滑り倒してる。ただあの予告でゴリゴリに原作に忠実なのは面白かった。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

昨今出ている多くの『多様性映画』の中でも特出して誠実な印象を抱きました。様々な社会的な問題をしっかりと個人により沿って、丁寧に検討した上で作品の中で描いているなと感じました。

極端な断罪が存在しない
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

言わずと知れた職人監督、ポール・トーマス・アンダーソンの全世界待望の最新作。私はポール・トーマス・アンダーソンのファンなので大きな期待を胸に観賞。

やはりPTAは一見王道めいているが、独特の雰囲気の
>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

いゃ〜いいねぇ。
タランティーノどんなのでもおもろいな。こういうエンタメ作を量産して欲しい気もする。自由な娯楽演出とむちゃくちゃなアクション、血糊の量、栗山千明かわいすぎなど見所が多い。

ただ流石に
>>続きを読む

無防備都市(1945年製作の映画)

3.5

最近チャリ盗まれたので無性にネオリアリズモが見たくなって鑑賞。チャリ盗まれる方のネオリアリズモ映画として有名な『自転車泥棒』は鑑賞済みで非常に好きな作品。こちらはよりドラマチックというか、スリリングで>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.4

まさかこんなに感動的な映画だとは思わなかった。

葛城事件(2016年製作の映画)

4.3

このクオリティでこの平均評価は低すぎじゃないすか〜。人生で一番厭な映画でした。

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

3.8

ゴダール映画カラーで政治色が強くないやつがいっちゃんおもろい。これはまさにそれ。

そこまでゴダゴダ(ゴダールゴダール)してない(ジャンプカットが少ない、従来のゴダール映画よりも崩れていない)恋愛映画
>>続きを読む

クラッシュ(1996年製作の映画)

3.6

セックス!セックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!カーセックス!

みたいな映画。

クローネンヴァーグ
>>続きを読む

ポテチ(2012年製作の映画)

3.6

今まで見てきた伊坂映画の中で1番雰囲気が伊坂ぽくて好き。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

2.0

清原果耶がかわいい以外に見どころが何もない映画。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

転生したらサマラ・ウィーヴィングの弟になってボコボコにされたいです。

呪詛(2022年製作の映画)

3.0

消費的なホラー映画の中では結構怖い部類に入ると思う。ただ映画としてとにかく微妙で荒さが目立つ。

邪教のビジュアル的なイメージはすごく良かった。友達同士でワイワイ見るのにピッタリな一本。

なんだかん
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.0

すんげぇつまんない!

このシリーズ、金属板を叩いて限界まで薄くなっているのに、まだ叩き続けているみたいなイメージ。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

様々な年齢の人間の移り変わる心情と家族間の繊細な人間関係をタイトにぶち込みまくった作品。美しいシーンと感情に溢れた心温まる傑作。ただ1時間半くらい見たかった気もする。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.3

素晴らしい。好きな映画。
セリーヌ・シアマ監督は初めて観賞したが、とてつもない才能の持ち主であると感じた。映画を造るうまさと鮮やかな感性、そしてその二つを暴走させずに綺麗にまとめ上げる叙情性により、天
>>続きを読む

ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

4.0

見る前は絶対嫌いな映画だろうと思ってが、かなり好きだった。葬式シーンが素晴らしい。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

この映画の感想は作画の素晴らしさや世界観の凄さについて書いている人が多い印象だったが、物語を映画としてみるとめちゃくちゃヘンテコな映画に感じた。

そもそも物語の前半が、訳の分からない説明されない事柄
>>続きを読む

ラルジャン(1983年製作の映画)

4.0

ブレッソンはほんとに難しくてだいぶ映画玄人向けの監督さんだなのさと感じていたが、今作はどっからどう見てもどうあがいても超絶大傑作だった。

『洗練』という言葉がこれほど似合う映画もない。映像の色味と音
>>続きを読む

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.3

最高ファッキンぐるーびー
こーゆーのが最近のアメリカ映画にたりん。