スズランテープさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.6

笑っちゃうほどテーマがちゃんとしていて、ストーリー展開も王道ハリウッド味があって非常に良い。面白かった。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.7

明日休みでよかった。大学あったらゴリゴリ広島弁で行くとこだった。

草原の実験(2014年製作の映画)

3.5

セリフなしなのに見てられる。
草原で暮らす超絶美女と崇勲。

ポゼッション(1981年製作の映画)

5.0

みんな散々「やべぇ映画、やべぇ映画」言うからさーもう多少斜に構えて見ちゃうわけ……なんかあんまり見る前から面白い面白い言われもね………冷めるし、いや見るんだけど、そこまで言うほどじゃ………………

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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.8

これぞ映画これこそが映画。って言いたくなるほどの超絶大傑作。

デパートを自由自在に使ってサバイバルするという信じられないくらいワクワクするシチュエーションとロメロの社会派エンタメの融合がもう最高とし
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瀉血(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正解はRepulsion。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.0

描いてるテーマはめっちゃ好きだけどいかんせんペラい。

泳ぐひと(1968年製作の映画)

4.2

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
人生で最もヘンテコな映画体験。
こんな暴れん坊で荒唐無稽なプロットをここまで面白い作品として描けていることが凄い。

映像のイメージづけがうまい。プールを何個も巡っ
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.5

なんとまぁ脳汁ドバドバのとんでもない傑作。Theサスペンス。これぞサスペンス。

なんと言っても物語の転がり方、会話劇の巧みさが際立つ作品。説明セリフが多いのにも関わらず、ヒッチコックの映画造りのうま
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小さな兵隊(1960年製作の映画)

3.5

ゴダールとは思えんほど面白い。マイベストアンナカリーナ。所作の全てが最高にかわいい。パワー全開のカリーナショットの応酬がたまらん。

拷問シーンメタクソ笑った。

セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身(1966年製作の映画)

4.0

人生の虚無感に漬け込んだ不条理に翻弄される主人公を描く。

いゃ〜怖い!久ぶりにゾワゾワした。誰もが人生に対して持ち合わせる感情を利用した自己崩壊というテーマが恐ろしすぎる。もしも主人公が私であれば、
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トレマーズ(1990年製作の映画)

1.0

えー・・・。
期待してみたけど全然面白くなかった。恐怖演出に『ジョーズ』並みの凄みがなく、B級映画としては振り切れ切ってない。なんかバカ映画とか娯楽映画としても中途半端に楽しめない印象。

ドラマ的な
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

面白いしラストは感動的。ただ、ジェームズ・ガンに個人的な思い入れがある人の方が楽しめると思う。

私、ハーレイ・クイーン全然興味ないのにやはり人気キャラだからめちゃくちゃ優遇されてて美味しいとこばっか
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千年女優(2001年製作の映画)

4.5

鑑賞後の多幸感は随一。まさに感無量!
狂気には恐怖と美しさが表裏一体で存在している。今敏監督はそれを自在に操り、前作とは全く違う物語を作り上げた。前作『パーフェクト・ブルー』ではその恐怖の面を存分に発
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囚われの女(2000年製作の映画)

3.8

激キショ勘違いブルジョワ男ととんでもなく美しい女のど変態恋愛映画。

最初のシーンでキモい主人公と彼女の物語の全てがわかるのがいい。あとは『シルビアのいる街で』みたいな美しいストーカーシーンも気色悪い
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.8

やばいねこれ。超面白いじゃん。
導入。血のついた看板、明らかに使い捨てな軽薄な人間、瞬時にシチュエーションを作り上げキャラクターを配置する。一見荒々しい作品に見えるが、観客にホラーとしてのショックをし
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.3

うーん!超面白い。私がこれまで見てきたヒッチコック作品の中では一番好きだった。最近では『ゆすり』や『断崖』、『ロープ』のような40年代やそれ以前の作品を多く見ていたのもあるが、50年代ヒッチコック映画>>続きを読む

上海から来た女(1947年製作の映画)

2.0

展開自体は面白いんだけど全体で見るとひどく退屈。ヒッチコックの次の日に見たのが悪かったのかもしれないがサスペンス演出がどうも物足りない。ラストの鏡の演出はよかった。

ヒッチコックのゆすり(1929年製作の映画)

3.0

ヒッチコック初のトーキーということで彼の作家性の源流が垣間見れる面白い作品。男女の甘ったるい関係から唐突にサスペンスが展開していく様はいつものヒッチコックぽい。

シンプルでスッキリとしたストーリーだ
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.5

1+1=?
西洋悲劇の究極形。一つの人生で享受できる苦しみの限界をとうに超えた人間の生き様。心の底が震え上がるような映画体験は久しぶりである。最悪の物語の中で、無条件で絶対的な受容という『メッセージ』
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.0

ブレッソンむずい。本当に難しい。まだ2作しか見てないけど、作家性がストンとハマらないと好きになることは難しい気がする。無駄のなさはたしかに凄い。むちゃくちゃ凄い。たしかにこれにどハマりして快楽を感じる>>続きを読む

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.5

黒沢清監督による彼の恐怖演出の巧さが完全開放されたホラー映画。本当に怖い映画を見たい人は是非。

まず着目すべきは撮影。黒沢清は元々素晴らしい撮影を行う監督だが、今作ではいつも以上にそれが際立っていた
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.5

ランティモスによる不条理劇。『聖なる鹿殺し』や『ロブスター』のような突飛な世界観からジレンマに引き込む様な物語ではなく、家庭の話ということで、ほかのランティモス映画よりも引き込まれやすい内容となってい>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

3.8

非常に良くできている。ちゃんと怖くて面白い。

アルファベット(1968年製作の映画)

4.0

才能の塊。ビジュアルイメージだけであそこまで不気味で気持ち悪い世界観を構築できるのは流石。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

トップガン・マーヴェリックのガチアンチだが、出来はいいので評価せざるを得ないのがムカつく。