あわじゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

1.2

ロードバイクは好きで特にツールどフランスは毎年欠かさず観ているマニアにとって、高校生のロードレースが物語になっているアニメや映画が話題になっている事は非常に喜ばしい。

だが、然しである。
永瀬廉のあ
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

2.0

ホテルの無料配信で観賞。
なんかこの手の映画は皆んな同じ色に見えて…。

芳根京子はかわいいけど…。

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

2.0

密室劇。ホテルの無料チャンネルで観賞。
まあ、普通なら絶対見ない奴ですがこれも何かの縁でしょう。
まぁ、思ったより面白かった。
原作のイタリア版も観たいですね。

然し、密室劇といえばやはり「12人の
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

1.5

原作を読んだのが1年前ですから、殆ど筋立ては忘れていたのですが、最初から違和感が…。

こんな話だったっけ?
と、さっき後半を読み直したぐらいです。

大泉洋を想定して書かれたという触れ込みでディスト
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.3

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選民思想。
徹底的に選民思想を貫いている作品です。

慶大の内部、外部の話は、愚行録で認識済み。

まあ、昨今の慶大生の不祥事もそんな選民意識を感じさせる暴行、強姦が多いような気がします。

作品中に
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国際捜査!(2020年製作の映画)

1.9

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TCGカードのサービスデーなので、シネマート心斎橋で。

韓国のクライムコメディはハズレが少ないので、期待して観賞。

すっかり裏切られてしまいました。

ストーリー凡庸、キャラもガヤの割に立っておら
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ターコイズの空の下で(2019年製作の映画)

3.5

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蒙古斑、相撲、草原、遊牧民、ゲル、チンギスハン、朝青龍…。ぐらいの知識のないモンゴルでのロードムービー。

果たしてどんなお話かと思いましたが、縁とは不思議なものです。

先日、イタリアンコメディで死
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ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

3.8

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ラテンの死生観ってこんな感じなのか…。

昨日の夕方嫌な事があって、それにまといつかれた夢を見て、今朝妻から辛辣な一言を吐かれたそんな日に、本当はロシア映画を観ようと思っていましたが、もうメンタル的に
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.6

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佐木隆三の原作を読んでから、待望の観賞。

原作の最期までどよんと澱んだ曇天でしたが、この映画では一生が満更でもない終わり方でした。

コスモスは彼の象徴だったのでしょうか。

西川監督の光の使い方も
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野球少女(2019年製作の映画)

3.1

イ・ジュヨンがあの梨泰院クラスの女優と知らず観賞。

「努力は報われる」のどストレートの話。
なんですが、基本的に好きです。

報われない努力や、安易な成功が当たり前で、最初から諦観した若者を見るにつ
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グッバイ・シングル(2016年製作の映画)

2.6

マ・ドンソクらしくないただの脇役に成り下がってる映画。
  
ストーリーは韓流らしく、限りなく熱く、濃い、濃い、そして濃い。

映画がだとこのメリハリがいいんですが、実生活だとこの家族や仲間の熱さは私
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.4

蜷川実花の世界へようこそ…。

美しいビビットの世界観。
赤の中に繰り広げられる物語。

最初からストーリー性は期待せずに、映像美に着目していたのでそれなりに満足。

キャラクターデザインや衣装のファ
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.3

マブリー見たさに観賞。

やはりいいよね。ただの腕相撲なのにやっぱり熱いマブリー。

気は優しくて力持ち。を地で行く男らしいマブリーちゃん。
今回も健在です。

ただねぇ…。
ヒロインの妹…。

もう
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.0

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刑事ものが見たくてAmazonプライムで観賞。

意外に面白かった。
監視者たちと言うタイトルから想像できる主役は映像記憶の持ち主。
犯罪者を追うスペシャリストの集団。
監視に徹するだけなのにハイテク
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

2.7

マ・ドンソクのマブリー的な一面をクローズアップした作品。

その点では及第点です。

ストーリーは平凡なハートウォームな話。
家族愛がテーマな韓国映画の定番パターン。

韓国家族物語は最初はあたりが良
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

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これは私達夫婦の物語です。
と思わせるような、身につまされる話。

最近、劇場で映画を見れなくなった原因にも通じて、本当に男としはパートナーの心の動きに鈍く情けない思いになる。

この時、こんな事感じ
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.4

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さすがポリウッド。
面白い!

アントマンやハエ男なんか及びもつかない、奇想天外さ。

仕掛けもしっかりしてるし、ハエにもポリウッドダンス…。

シャーマニズムあり、輪廻転生あり、仏教色も散りばめて、
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

2.8

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韓国映画らしい作品。

誘拐事件で犯人に育てたられた子どもが青年になって…。

ストーリー自体は角田光代的。
韓流解釈だとこうなります。

あいも変わらず、簡単に怒りで人殺しちゃいます。ファミリーの繋
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ゼニガタ(2018年製作の映画)

1.5

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我慢、我慢で観ました。

なんだかねぇ〜…。

ストーリーもイマイチ出し、肉付けも薄い。

警察署長の息子が金貸しで、後継署長がブラックマネーの金庫番しかも警察署の署長室に隠し金庫…。

荒唐無稽の設
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くも漫。(2017年製作の映画)

1.7

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別にたいした話ではないのですけども…。
安心して見られますね。

親父との男の性についてのシンパシーがいいです。

妹もしつこい母親もニートな三十男に優しいです。ほっこりした家族愛が殺伐とした今、ちょ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.8

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吉岡里帆ちゃんかわいいですね。
演技もそここそ上手だと思います。

韓国映画のリメイクだからグロいのかなあ。筋立ては良く出来ています。

ちょっと誉田哲也的かな。

然し、田口トモロヲさんも大倉孝二さ
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青い塩(2011年製作の映画)

2.6

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笑えるソンガンホ…髪型がありえん…。

とにかく、
ソンガンホの髪型が気になって気になって…。

集中出来ません。

が、韓流映画なんでストーリーは豪速球のストリート。

ちょっとレオンか?
青い塩の
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ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.6

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生きる為の勇気を与えてくれる映画です。

人生100年時代を迎える私達にとって、変わらなきゃ行けない分岐点は必ず来る…。

その時にどう踏ん切れるか、飛び出せるかと言う事を真剣に考えさせられます。
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.3

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映画はこれだから面白い!

と、思わせる素晴らしい作品。
こういうドキュメントが世界にはまだまだあるのですね。

ミシェルとスティービーの物語。
ダウン症の兄スティービーなくしてミシェルの成功はなかっ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.2

ウッディアレンの映画ってなんかあまり得意じゃないんですが、これくらいならいけるかな?という感じで観てみました。

シャラメちゃんはよく出ますね。
それぞれの作品でちゃんと役を演じ分ける所はやはり非凡な
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

2.9

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ちゃんと見たことはなかったんですが、こういうコンゲームなんですね。

全体的良くまとまってわかりやすいです。
閉塞感漂うなか、こういう色彩豊かなトリップ感満載な映画はいいです。

然し、三浦春馬の陰が
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.1

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青春の光。希望の映画です。

コロナで閉塞感が漂う今、観るに値するいい映画です。

改めて、浜省が佐野元春がそして尾崎豊がいかにブルーススプリングスティーンに影響を受けたいるかが分かります。

どしょ
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

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マ・ドンソク、さすがの大迫力‼︎

一言で言うとバイオレンス、ノアールの極みです。
 
直情径行、猪突猛進、憎しみ、暴力嗜好の民族性が良く現れてます。

善も悪もごっちゃ混ぜ目的の為なら手段を選ばす、
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.2

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マザーからの梯子。

このままでは帰れないからと、この映画に行き着く。

やはり、同じ民族は一つでありたいですね。そんな思いを感じさせてくれた作品でした。

暗闇の中で希望を目指す。
家族と仲間と一致
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

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鉛の塊りをもたされ海の底に沈められた気分…。

実際に起こった事件を大森立嗣監督が淡々と描く。

秋子役の長澤まさみの怪演。
時折見せる虚ろな瞳が場面場面で違う意味を語る。

彼女の幼少期に何かあった
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.0

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スタローン健在!
一言で言えばそんな作品です。

シュワちゃんがやたらジジ臭くなったのとは違い、ジィさんになっても矍鑠として、馬鹿力、傷の治りも早い。

ランボーシリーズはあまり観ていませんが、まぁ、
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

3.7

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ジェシー・バックレイの歌声に圧倒されます。
ミュージック映画の肝ですからね。

歌声で様々な想いを表現するという部分は、レディ・ガガの「アリー・スター誕生」と合い通ずる所があります。

イギリスの地方
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花のあとさき ムツばあさんの歩いた道(2020年製作の映画)

3.6

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限界集落の18年に渡るドキュメンタリー。

「花が咲くと何にも忘れるがね。みんな器量いっぱいに咲いてくれるから、かわいいよぉ~。」

春は、福寿草、続いてレンギョウ、山桃、桜....。 
路傍に紫陽花
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

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グザヴィエ·ドランは天才です。

アップ多用のカメラワークで表情の移り変わりからストーリーを読み取らせる。

多人数での会話は速く、ひとりあるいは二人のシーンはじっくりとしたカメラワークで緩急をつける
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

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パターソンに住むパターソンというのからはじまる謎かけ…。

「2」をどれたけみつけるか。

それは妻と二人の生活、双子が欲しい妻、黒人の双子、詩人の少女の双子、老婆の双子、白と黒、エバレットと別れた
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとも可愛らしい作品です。

「若草物語」って文学少女の定番なのでずっと興味なし、原作も読んでなかったんですが、やはり世界的な名作ですね。

というわけで予備知識なしで観賞。

シアーシャ·ローナン
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