あわじゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

犬鳴村(2020年製作の映画)

1.6

なんじゃ、こりゃ。
怖くないホラー。
びっくりしないホラー。

犬鳴峠は地元近くで臨場感味わいたくていったのに、ロケ地栃木だし。

そもそも私が知っている都市伝説とは違う。トンネルの上の峠であるカップ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

もやもや感が凄い。

全編通して見れば、超盛り上がりに欠ける作品なんですが読後感が妙に気になる。

ということで、調べてみるとそし隠された事実が出るわ出るわ...。

1.映画。
ゴーストバスターズ、
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サーホー(2019年製作の映画)

3.5

なんだかんだボリウッド。

いやぁ~期待を裏切りません。

もうスケール感は完全に本場抜いてます。

クライム、アクション、ラブロマンス、ロードムービー、ヒーロー全ての要素の寄せ鍋状態。

登場人物は
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栄光のマイヨジョーヌ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

10年来の自転車ロードレースファンとしましては、この映画はスポーツノンフィクションとして素晴らしい出来映えです。

ロードレースはエースを勝たせる為、7人のアシストが役に徹するスポーツです。一人のエー
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

自粛開け第一弾。
もやもやした気分を上げるには最適の一発!

さすがアメコミの王道DCの面目躍如。

全編に渡るサイケデリックな映像はジャンキーでクレイジー。

クレイジーな世界でファンキーなハーレク
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

1.8

コロナ禍でアマプラ10
洋画1

ディザスターパニック映画と思い鑑賞するがさにあらず。

アメリカンな雑なごった煮映画。 ハリケーン、古札の処理施設、気象庁の職員、財務省の女職員、ビルメンのにーちゃん
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パズル(2013年製作の映画)

1.5

コロナ禍でアマプラ10
夏帆4

個人的にはあかんやつです。

山田悠介ってもっと踏み込むんじゃなかったっけ?

リアル鬼ごっこの二番煎じ的か?

「その時までサヨナラ」の原作は中々だったから、これは
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.5

コロナ禍でアマプラ9
夏帆3

これいいです。素朴で....。
くらもちふさこ原作と知り納得です。

正確には島根弁(浜田弁?)は分かりませんが、夏帆の方言が素晴らしい。この時から役者として大成して行
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氷菓(2017年製作の映画)

3.0

コロナ禍でアマプラ8
広瀬アリス2
さすが米澤穂信原作。

この本は読めてませんがミステリーの筋立てしっかりして面白い。

本がいいから役者の演技の巧拙はあまり気にならない。

ベナレスまたの名をヴァ
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巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

2.7

コロナ禍でアマプラ7
広瀬アリス1

懐かしい宮地嶽神社。

「日出る神社」として最近CMでつとに有名になったが、地元では三社として、筥崎宮、太宰府天満宮と共に名を馳せているお社。

巫女、宮司を取り
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.0

コロナ禍でアマプラ5
夏帆2

夏帆の透明感のある薄幸の美少女役がはまり役。

雨の中、あんな少女が佇んでいればそりゃあ、ほっとけないでしょ。

35にして脱け殻のような冴えない男を星野源が好演。
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夜明けまで離さない(2018年製作の映画)

1.2

コロナ禍でアマプラ6
「宮地真緒の巻』

なんだこれ?
という作品です。

映画にする必要あったのか?
まあ、アマプラで観たから文句は言えませんが....。

東映のやくざ映画オマージュかな?って感は
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東京ヴァンパイアホテル(2017年製作の映画)

2.5

コロナ禍でアマプラ5

園子温監督と知って全部見て失敗の巻。

そこそこ、エロいし、そこそこグロい。ヴァンパイアとネオヴァンパイアの話は少しゾンビストーリー的。

ただそれだけ。

唯一収穫は夏帆の魅
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獣道(2017年製作の映画)

3.2

コロナ禍でアマプラ3
韓英恵3
アイコンみる限り全く興味ない部類だったので、避けて通ってたんだけど、開けてびっくりこれがなかなか....。

近頃、人気の伊藤沙莉の体当りの演技もさることながら、この映
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.3

コロナ禍でアマプラ2
韓英恵2
男女7人の群像劇なんですが、これがなかなか面白い。

日常にリアリティーがあり、今の子達はこんな考え方、思索するんだと妙にふにおちる。

日本に住む韓国人の若者の日本人
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西北西(2015年製作の映画)

2.3

コロナ禍でアマプラ1。

かれこれ3か月以上映画館に行けないので、仕方なく信条に反してアマプラで映画観てます。

ふと見た映画で韓英恵に魅了され、たどり着いた作品。

うーん。全体に冗長で起伏が少ない
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.7

新型コロナウィルスの発生という、前代未聞のパンデミックで、まるで戒厳令秒読みのような今、奇しくもこのような作品が表出しようとは。

1970年11月25日。市ヶ谷駐屯地。今も鮮明な映像として残る三島の
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ワンカットばかり気になって....。

うーん....。いい映画なんですが。 

何か一つ物足りなさがあります。

コリン.ファースとか、カンバーバッチいい演技してるんですけどね。

弟が途中で死んじ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

2.3

すいません。前半寝落ちです。

「女は子どもを産む」という絶対的強さがあるから、所詮女性にはかなわないのです。

唯一男ができて女ができないこと、それは戦争です。

という小説の一説を思い出します。
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

3.9

いいねぇ~これ。ロシア映画恐るべし。
まず、観客は戦車ヲタ、戦争ヲタがウヨウヨ。
席間違えたり、幕間もうろうろモタモタ..。映画館はマナーがあるのだよ。
と、内容とは関係ない事はさておき。
面白いねぇ
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

2.3

不覚にも所々で寝落ちしてしまいました。
お昼に飲んだビールのせいもありますが..。

然し、あえて苦言を呈しますと(自分のコンディションはこの際棚に上げます。)、一番は誰が誰?ってわかりにくいです。地
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

いい映画でした。
こういう作品を観るとやはり、我が子に置き換えてしまいます。自分なら親としてどう向き合うかと..。

客観的にマイノリティの人達と向き合うのは同情や憐憫がどうしても勝ってしまいます。暫
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.1

シャーロックホームズとアガサクリスティ好きなら必見。
ミステリーの王道ですね。
伏線に次ぐ伏線、思い込みの裏側、色々楽しめます。

そして、まさかのラスト....。

クリスエヴァンス、イメージ一新す
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.9

期待感、予備知識ゼロで臨みましたが、いやはや面白い。

20,30年前、ゼネコンには苛められていたので、縦割り社会の輩の底意地の悪さを皮肉ってるのも溜飲が下がる。

元々、専門バカのエリート集団なんで
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.6

賛否両論あるでしょうが、これはこれでドンキホーテ原作に忠実なの世界観を描いているのではないでしょうか。

もっとこの世界観が彼我の極地にあり、私には伺い知ることはできません。ただは一つ言えるのは、初め
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.6

サムロックウェルいいです。
奇しくも、ジョジョラビットに続いての登場でしたが、渋い良い演技しますね。

あーそれから誰かも言ってましたがお母さん....。 

いいです。 

そう、キャシーベイツです
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.8

私達の世代からしたら正しい恋愛の在り方。というラブストーリーでした。

小道具としての手紙も、古い校舎も、居酒屋も間違いなく昭和の青春の影....。

私も何度となくラブレターを出しました。そしてラブ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

間違いない傑作です。
ジョジョ少年のなんと愛らしい事か。
スカヨハの母が何とかクールで熱い事か。

キャプテン.Kのなんと慈愛に満ちている事か。

ナチの映画に多いおどろおどろしい描写はあまりなく、悪
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.5

ダメ男とエリート政治家のラブストーリー。
とにかくシャーリーズセロンがきれい。見惚れます。

セスローゲンのダメ男っぷりも好演。

おおざっぱなアメリカイズムも切れ味がいい。

男と女を入れ替えればそ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.4

前評判が良すぎて観るとこうなる。

一言で言うと後味が悪い。
直截で情緒的がない。

それだけリアリティーに誠実であるということなのかも知れない。

韓国の貧富の差は既にメディアで流されている周知の事
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.0

正にアメリカンドリームですね。

その裏にはカーレーサーの熱い友情がある。

命をかけた戦いのカーレースの中で一秒を削る為に日々奮闘するメカニックとドライバー...。

男のロマンですね。

出てくる
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.2

韓国版おバカコメディ。

分かりやすい笑いのツボなんですが、よく見ると韓流暴力が透けて見える。まあ、この程度の粗っぽさ10年前ぐらい迄は問題にされなかったんでしょうが、今の時代だと怖さを感じますね。
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

これはもう日本人のルーツに直接響く。感情や理性を超え心臓を鷲掴み。

親父との思い出、幼い頃の元風景、淡い恋、親戚や近所の人々との団欒というノスタルジーは今では、あまり感じることができない時の緩やか流
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

4.0

寡黙で不器用で人嫌いの男。

鳥や風や木々の声をこよなく愛す。

自分の信念は曲げない、努力は厭わないひたむきな姿は胸にぐっとくる。

人から誤解を招くがそんなこんな事は気にしない。

身なりにも拘ら
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.4

これは刺さる..。

まるで自分の合せ鏡のよう。
人生の季節感は少し違うがなんとも後味の悪いエンディング。

だからと言って悪い出来映えかというと、さすがのケン・ローチ傑作です。
これはダニエルブレイ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

広大なエンターテイメントストーリーとして大団円なエンディング。
まあ、この辺りが落とし所としては怪我が少ないかな。
でも、血脈、仲間意識、人生の不条理、運命の綾、40 年の物語をよくまとめたな。観もあ
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