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私にとっての貴方は怪物で、誰かにとっての私は怪物なのかもしれない。
そもそも何をもって怪物というのか。
結局人間は自分の半径数mの範囲しか見えてなくて、そこが世界の全てなんだなぁと思わせられる作品だ>>続きを読む
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映画館でスリルを味わいながらサクッと観れるという点では観に行ってよかったと思う。
中島裕翔のマンホールの中でのほぼ一人芝居という形だったが表情の変化などで十分楽しめた。
ただ、後半のホラー展開にな>>続きを読む
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※上映後、玉田監督と深田監督の挨拶あり
アセクシャルの女性を主人公に、彼女目線で描かれた映画。
監督が仰ってたように、「普通はこうだから」という価値観を押し付けられる息苦しさのようなものと彼女が対立>>続きを読む
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これまた引くほど泣いた。
今自分が普通に「生きている」ということが、「生きる」ということがこんなにも尊くて素晴らしいことなんだと、痛いほど感じさせられる内容だった。
山本夫妻がずっと持ち続けた「希>>続きを読む
観終わってからまず思ったこと、
どんなに目の前で辛いことがあっても、今を乗り越えれば明日の自分は笑っていられるのかもしれないという希望が持てる内容だったなということ。
私は当時、3.11の影響を直に>>続きを読む
自分と向き合って、できるかどうかで迷ったら、「やる」を選択して前に進みたいな、と思わされた映画でした。
音楽と筆の動きに心が踊る水墨画を描くシーンの数々で、最近沈みがちだった心をグーンと引っ張られま>>続きを読む
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「もういない人に会うには、自分が生きているしかないんじゃないでしょうか‥‥」
このセリフがいちばん印象的で、この物語の全てな気がした。
ただ、私にはこの物語に共感できるほどの執着と別れをまだ人生で出>>続きを読む