ayabataさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ayabata

ayabata

映画(202)
ドラマ(0)
アニメ(0)

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

罪人と宗教というところを見ると、シークレットサンシャインのような丁寧さ•深さはなかったけど、ただ、ピエール瀧が良かった。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

バンコク行きの機内にて。
字幕なしにつき細部が曖昧なところあるが、スカヨハのすぐ近くで囁いてるような声の編集、素晴らしいと思う。

より自然なインターフェイスたちは、攻殻機動隊よりもぐっと想像できるし
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

奇跡が起こりまくるのに不快じゃない。下ネタも多いけど超爽快。インドのことも、学ぶって何かってことも、最近の私のテーマである「◯◯してしまう」ということは才能だということも、全てに満足してみました。大満>>続きを読む

映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

4.0

昔からウディアレンと彼を取り囲むものが好きです。作り続けるエネルギー、作らざるを得ないエネルギーは、才能なんだと思わされる。

バーレスク(2010年製作の映画)

3.0

パリ行きの機内にて。音楽のアレンジばかりが気になった。話は想像できる展開。

鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)

3.0

チューリッヒからの機内にて。稼ぎ方他にないんかなぁと思いながら。本人が本人を演じるという変わった映画です。興味深かった。

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ソウルからの機内にて。
人間は考えることで強くなれる。

"アイヒマンは、人間の大切な質を放棄しました。思考する能力です。その結果、モラルまで判断不能となった。思考ができなくなると、平凡な人間が残虐行
>>続きを読む

未来の食卓(2008年製作の映画)

3.5

オーガニック狂のような強迫観念的な人たちは嫌いだけど、実際の取り組みを通じてなぜ必要かを伝えてくれるのは良いと思った。我が家もおそらくオーガニックにしてくんだろうけど。

バスキアのすべて(2010年製作の映画)

4.3

80年代のNYがいっぱい出てきて、バスキアの人生とリンクした作品がいっぱいみられた。当時の彼の周りの価値観なんかもよく分かる。「名声を得るとは違う何かを実現してしまいたい」って熱。音楽もどハマりのど真>>続きを読む

君のためなら千回でも(2007年製作の映画)

4.5

アフガニスタンのカブールで、召使の子と主人の子が同級生という設定。ハッサンの健気さや不遇に何度も泣いてしまった。許しの連鎖と悲劇。主人公による最後の一言は、製作国アメリカ側の美化ストーリーに感じた。タ>>続きを読む

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

3.7

宇多丸さんの「号泣メーン!」に釣られる形で。宮台真司のいい映画の基準に「確かに世界はそうなっている」と思わせるものというのがあるが、まずその意味ですごく良い。くすぶってる主人公が最後に出してくるポエジ>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

4.0

イランの心離れる夫婦とそれを止めたい娘、巻き込まれる別の家族。みんな何かしら嘘をついている。宗教が生活に浸透している様、伏線オンパレード、そしてラスト(エンディングの始まり方)など、相当編み込まれた映>>続きを読む

サン・ジャックへの道(2005年製作の映画)

4.3

険悪な仲の兄姉弟が遺産相続のため、フランスのル・ピュイからスペインのキリスト教聖地サンティアゴまでの1500km巡礼する。その中で救われ、成長していくストーリー。何より景色が美しい。信心深い登場人物は>>続きを読む

ハーフェズ ペルシャの詩(うた)(2007年製作の映画)

4.0

イラン南部を舞台とするイランと日本の合作映画。イスラムの特にスーフィズムを勉強してから観たのでとても面白かった。絵も美しい。スーフィズム的トランス構造を駆使した映像の反復、説明なしに出てくる象徴的モノ>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.5

心揺れまくる話なんだと思ってたら一途な話だった。長澤まさみの可愛さが圧倒的で麻生久美子をしておばさんと感じさせられた。ももクロもPerfumeもきちんと聞いたことないから、日本のサブカル界で儲かってる>>続きを読む

太陽(2005年製作の映画)

3.5

イッセー尾形が昭和天皇を演じたドイツ人監督作品。私は日本のことを何も知らないなぁと思った。

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.1

カンヌ脚本賞。ロウイエ監督作品。中国にいる間に観たくて。

南京を舞台に中国ではまだタブー視される同性愛を取り扱う。ハンディカムのゲリラ撮影で組み立てられた映画。いろいろ剥き出しではあるけど見応えあり
>>続きを読む

謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.0

上海行きの機内にて。クドカンワールド。わき毛ボーボー自由の女神!!大体ね!

再会の食卓(2010年製作の映画)

3.4

美味しそうということと苦い気持ちということを除けば、雰囲気でやられてしまった感。いざ上海へ。

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.8

2014年一本目。実家間の移動で。「救い」がテーマ。宗教自体が抱える矛盾、限界を冷静な視点で取り扱っている。宇多丸をして傑作と言わしめる映画。伏線の回収がさりげなさすぎて素人には判明せず。もう一度観た>>続きを読む

清須会議(2013年製作の映画)

4.1

柴田勝家のお膝元、福井シネマにて。配役の妙と秀吉の策士っぷり、勝家の人徳など。何をやっても伊勢谷友介は抜きん出て美しい。

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

3.6

西洋音楽の制限が強いイランでインディーロックを演奏する子達の話。ペルセポリスを見た時と似た感想ではあるが、信仰って抗えない力じゃなく本人の意思だからもっと違うよなぁ。

ターボ(2013年製作の映画)

4.1

サンフランシスコからの機内にて。スピードに憧れて手に入れたカタツムリの話。音楽がすげーいい。

かぞくのくに(2012年製作の映画)

4.3

監督とヤン役が1番の発見でした。安藤サクラは迫力がすごい。女優で一番好き。

イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003年製作の映画)

4.8

世界の宗教の勉強を始めました。サブテキストが映画。イスラムの中でもスーフィーズムのおじさんとユダヤ人の男の子のお話。モモ心のモチーフしてのスーフィーダンス、音楽も素敵で宗教って何か?を考えさせてくれる>>続きを読む

ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.0

麻生久美子が輝きすぎて設定に馴染めない。関ジャニ(多分)が映画出るとなんか手前でそわそわする。話としてはよい。

お買いもの中毒な私!(2009年製作の映画)

2.5

ミラノからNY行きの機内にて。これ見た後で、NYに降り立ちクリスマスバーゲン真っ最中とか本当に辛かった。そして色々負けた。

名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

3.4

サンフランシスコからの機内にて。趣味がいいか悪いかは置いておくと、すごく良くできてると思う。奇跡が割とおこるけどそれはご愛嬌。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.0

サンフランシスコからの機内にて。さすがのウディアレン。音楽の趣味がすこぶるいい。ユダヤ人の彼らしくアメリカの背金主義的世界への批判めいた描写が多いものの、やはりその趣味が好きなんだなーっていつも思う。

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.0

ミラノからNY行き機内にて。これ本人が生きてたら許したんかなあ。

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

4.0

歳とった独身貴族のさみしいけどかっこいいお話。サントラがまたカッコいい。なんなんだ、ジムジャームッシュ!!!!ひれ伏しそうに大好きだ。