やっと登場した教授もマイクロフトもイメージとのギャップが。復活のシーンも谷のシーンも原作を踏まえていて楽しめた。
原作主義だが、見ているうちにこれはこれでと思えてくる。ただやはり始めは、ワトスンとホームズの力関係に慣れなかったなあ。
「ぼくのエリ」のハリウッド版。元より雰囲気が劣るように思う。ハリウッドに雰囲気を求めてはいけないのかもしれないが…。クロエモレッツは可愛らしいが、エリ役の子の両性具有の可能性を匂わせる危うさには敵わな>>続きを読む
憎しみは連鎖する。映画では今もなお残る根強い差別を浮き彫りにしている。何故「人」は肌の色が違うだけでこんなにも「人」に非情になれるのだろうか。白人集団が外国人系スーバーを蹂躙する様はトラウマ。
歴史物は良いですね。「彼を生かすのは私への罰です」の台詞に彼女の女王たる決意が感じられた。ラストで鳥肌。この後に恋に落ちたシェイクスピアを観ると、晩年のエリザベスの気持ちが理解できる、気がする。こちら>>続きを読む
聖職者の狂気。狼は最後までわからなかった…。時代、設定、セットなどすべてにおいてスリーピーホロウに似ているのは意図的なものなのか…?
予定調和をぶっ壊した作品。シンプルでのんびりとしているが、その予想を裏切る展開が引き締めているのかな…。ヒロインの求愛が妄想ノートのプレゼントってところには驚いた。
このラストにしたいがための作品って感じかな。それをするだけのインパクトはあるけども。犯人あっさり捕まりすぎでしょう。
アンバランスな2人の関係が素敵。ゲイリーオールドマンの悪役っぷりが良い。
長い。これだけながいならなぜ2人が惹かれたのかもう少し描けたのではないか。不倫映画で括りたくはないがマディソン郡の橋に大分劣る。
序盤の醜悪な世界の描き方が良い。初めの女性の香りは、恋によるものだと気付けない彼の欠陥が辛い。ラストのスケールの大きさには驚く。アラン役が不憫。
BBCの高慢と偏見も気になるところですがこちらで我慢…とのつもりで観ましたがとても楽しめた。人の心に関心を持った夏目漱石が影響を受けたのも解る。名前の通り、高慢さと偏見ですれ違う2人の話。一瞬触れた手>>続きを読む
薬によって脳炎患者たちが「朝」を迎える。奪われる命を与えるということの、医者と患者と家族にもたらす残酷は計り知れない。
緩やかな描写と音楽と共に進む優しく悲しい物語。これが実話とは…。
ロバートデニー>>続きを読む
遺伝操作が当たり前となった時代。操作を施されず、夢を不可能と言われた少年が夢を叶える話である。SFであり、ヒューマンドラマ。私たちへの警告であるともとれるだろう。