メルヘンバカさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

メルヘンバカ

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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.1

機内にて。虚構で飾り立てられた時代に、唯一希望を失わず愛に誠実に生きた男の話。私はギャツビーではなく語り手に感情移入。「二度の愛の裏切りの場面に居合わせて、僕はどちらも傍観者だった。」「思い出した、今>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

ジャックブラックの演技最高。一つ一つの表情とか仕草が彼ならではだなあと感じる。弾け具合が最高。
デューイは自堕落で嘘つきで自己中心的な夢を追うだけのロッカー。始め多くの人はデューイに嫌悪感を抱く。そん
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.4

母と娘の物語。時代は古代の設定だけど、内容は現代の家庭環境を投影したみたいな感じ。伏線の貼り方もよかったかな。そしてとにかく魔女が素敵。カラスも箒も可愛らしい。悪人でも、ただの善人でもない、魔女の前線>>続きを読む

モンスター(2003年製作の映画)

4.1

シャーリーズセロンの変貌には誰もが驚く。彼女だと明かされなければ気づくことはなかっただろう。
物語はアメリカのシリアルキラー、アイリーンウォーノスの伝記的な側面を持つ。
不完全な2人がお互いに負担にな
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.6

ノンフィクション風ってところがちょっと面白かったかな。なんだかよくわからない、ってところが怖かったような。

MOON CHILD(2003年製作の映画)

2.5

わたし、二人が大好きなんです。写真集や自伝を買うくらいには。ストーリーはとても好き。王道だけど理想的なバンパイアの葛藤や苦しみがテーマ。演技力とか映画としてはうーん…(笑)だけどそれで本人たちはいいそ>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.5

ダークファンタジーの至高。何度見たかわからない。普通に怖いです。パンとかマンドラゴラとか、子供を食べる妖怪とか…。ファンタジー要素も抜群なんだけど、ナルニアみたいに現実の世界を忘れ去ってのめり込む、と>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

クリスティーナリッチの不機嫌な顔が可愛い。最後に一度だけ笑う顔も可愛い。わくわくしながら観れる作品。

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.5

主人公の不器用というか、なんだろう少し不完全なところが愛しくなる。ラストを変に正統派ハッピーエンドにもって行かなかったのがよかった。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.6

東西ドイツ時代の東ドイツ。国家保安省(シュタージ)による徹底した監視社会に置かれていた。誇りと国のためにそこで働く大尉は、反体制の動きが見える劇作家を監視することとなる。「この曲を聞いたら、どんな悪人>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.5

クリスマスにぜひ見たい一本。リチャードカーティスによる九つの話が交差する群像劇。彼は、笑い、音楽の使い方、映像の切り替わり方、話の緻密性が素晴らしい。特にユーモアは毎度最高!ローワンアトキンソンの登場>>続きを読む

ジェイン・オースティン 秘められた恋(2007年製作の映画)

4.4

イギリスの代表的な作家オースティンの主著「高慢と偏見」を描くに至った物語。今よりも女性の身分が低く、そして階級の隔たりも大きかった時代。機知に富んだ純粋な田舎の娘と、判事を叔父に持つ不遜な男性が反発し>>続きを読む

宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)

4.3

ゴヤの絵は恐ろしいということ知らずに見た映画。日本史専攻だった私には欧州の王族の歴史はとても難しく感じる。
タイトルにあるように、ゴヤがメインの映画では無い。あくまで「ゴヤが見たもの」が主役である。で
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八月の鯨(1987年製作の映画)

4.3

アメリカの小さな島で暮らす二人の老姉妹の話。姉リビーは目が見えず、妹が彼女の面倒をみている。映像では彼女たちの暮らす家と岬くらいしか映らないのだが、長閑な島が想像できる。特別な話では無いのだか穏やかな>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.6

映像の華やかさは素晴らしい!ロココ調らしい周りとの調和の取れた家具衣装などが素敵。

J・エドガー(2011年製作の映画)

4.4

FBI初代長官ジョン・エドガー・ハーバーの生涯を描いた作品である。タイトルにあえてハーバーを抜いたのは「アマデウス」や「アドルフの画集」のように、周知の人物の別の顔を描いた作品であるからだろうか。(私>>続きを読む

春にして君を想う/ミッシング・エンジェル(1991年製作の映画)

4.3

原題を直訳すれば、自然の子ども。人は自然から生まれ、自然へと還るのだ。映画ファンのための天使のサプライズ、残念ながら私は知りませんでした(;_;)

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.6

愛だなあ、としみじみした映画。お父さんの葛藤を思うと胸が痛い。

ハルフウェイ(2008年製作の映画)

3.6

北乃きいちゃんに腹が立ってくるけれど、全てアドリブというところ、映画全体の雰囲気、タイトル、を評価!等身大の高校生を描いてるなあという感じはした。

BECK(2010年製作の映画)

3.8

大好きな映画!なにも考えないで楽しめます。桐谷健太の歌、すごくいい。多才だなあ。アニメの主題歌たちも好きでした。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.4

幸せな気持ちになるクリスマス映画!大好きです。人生のどん底にいても、自分なんて生まれなければよかった、なんて思わないで欲しい、思いたくない!と観終わったあとに思います。聖夜に奇跡はつきもの。

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.8

おもちゃの寂しさと悲しさを描いた作品なのかなあ。三つの中だと一番影薄い印象あるけど…。