アイヲさんの映画レビュー・感想・評価

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.5

切ない青春映画の王道展開でありながらも、どこの場面も大事で切り取りたくはない瞬間が詰まっていた。
アミと過ごした時間は、夏の活気溢れる台湾みたいに騒がしくて楽しくて、アミがいない時間は、雪が積もった冬
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

自分の心の叫びに気づいてくれた人の心の叫びには気づけないってツラいなぁ。
心の中ではずっと叫んでいたのに、決壊したようにアンさんが叫んだ瞬間がすべてを失ったあとって、あまりにも悲しい。
相手の胸中に抱
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

三宅監督の温かみのある映像の質感と、夜明けのすべては確実に合うだろうと期待値爆上がりでしたがそれをゆうに超えるいい作品だった。
電車には乗れなくても自転車には乗れる。それに気づけただけで世界って劇的に
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

-1.0より難しかったけど、知識と閃きの応酬って感じで最高にかっこよかった。
こっちのゴジラの方がキモい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

ゴジラという映画を初めて観た。
普段恋愛やドラマもののジャンルが好きなので、序盤からゴジラの威圧感がすごく、大きい音にも耐性がないので怖くなってちょっと帰りたくなった…
最後までみた感想としては、はち
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

原作ファン!!野木亜紀子脚本だから悪くなることはないだろう思って観に行った!!おもしろかった!!!!聡実くん役の子よかった!!!!

市子(2023年製作の映画)

4.4

面白かった。とても。
普通になるために悪魔になり続ける市子のことを、今度こそは幸せになれますようにと願わずにはいられなかった。
毎度毎度更新されていく杉咲花さんの演技力には何も言葉が出ない…一瞬で惹き
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

どんどん白鳥になっていく一果と、一果に叶わない想いを託すよう決断をしていくけどどれも上手くは進まない凪沙。
愛情だけではままならないことを思い知らされる残酷な映画だけど、深い愛情でしか溶けない感情もあ
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正欲(2023年製作の映画)

5.0

普通に拘り多様性を受け入れられず妻子が出て行ってしまった人に向けて、「いなくならないから」と伝言を託す、そのラストがなんとも言えなかった。
必死で普通に溶け込んできた人達と、普通じゃない有り得ないと軽
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こいびとのみつけかた(2023年製作の映画)

3.0

変わり者2人の変な会話は面白い。けど、2人だけの世界になるっていうよりも、周りの空間ごとズレさせている気がして、なんか前半ずっとムズムズしてた。
中盤から犯罪的な匂いがしてきて一気に話が重くなり、また
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

全てを奪ってしまった災害、本人の意思を聞かない児相の人達、一緒に歌ってくれた路上のおじさんや友達を捕まえようとする警察。理不尽さを歌でねじ伏せるようなラストの憐れみの賛歌がとてもよかった。救われない世>>続きを読む

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

-

原作とは大分違ってたし、ラストも違くてかなりショックだった。でも、映像だからわかる青磁が描く空の色とか、青磁が抱えてた暗闇だとかを感じれて、それもそれで切なくて鮮やかでよかった。でもやっぱり、ラストは>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

-

小学生の頃にはだしのゲンを見てから戦争を題材にした作品がとても苦手で、小学生ぶりに戦争映画を手に取り鑑賞しました。
やっぱり終始苦しかったですが、アメリカの歌をみんなで歌ったり、クロが現れたり、なによ
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.2

若かりし頃の岡田准一に会いたくて鑑賞。
もう少し互いの意識してますよっていう感情の絵が欲しかったかなぁ…

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.2

死を身近に感じた住人達の、それでも生きていく様子を描いている作品。食べること、育てること、弔うことの大事さを教えてくれた。とてもよかった。
これを鑑賞して、お米を炊きました。

20歳のソウル(2022年製作の映画)

-

最初はクサすぎるほどの青春が描かれていて、突然に、そして徐々に病に蝕まれていく。
やりたいことはやり遂げる、自分に与えられた残りの時間を生き切る。病に負けそうになる瞬間も音楽と一緒に乗り越えていく大義
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

5.0

私はずっとこういう作品を待っていたのかもしれない。そう思うくらい共感した。
学生の頃から働き始めた今でも、何かしら思う胸のことを、この作品が全部代弁してくれた。
胸がざわついたり、高鳴ったりするだけじ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.8

清原果耶ちゃん出演作品。

テンポ感が楽しすぎた。
せっかちなはじめが悪いのに「それ先言えよ」みたいな顔腹立つなぁ(笑)でも、後半はほぼされるがまま状態でそれも相まって面白かった。
通常の世界ではレイ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

-

なんだろう、不思議な話だった。
ちひろさんを通して人が変わっていくのかと思っていたけど、そうではなかった。
ちひろさんと繋がった人が、ちひろさんを通して違う誰かと繋がって、ちひろさんの知らないところで
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

4.0

原作漫画大好きで、キャスト発表されてから期待大でしたが、もうそのまんまの曲と中見で泣きそうになった。
登場人物みんなが、大事な人を想って行動しているこの作品が好きです。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

5.0

なんかもうすごく優しくて、あたたかい作品。

BLをきっかけに高校生とおばあちゃんが友達になり、縁側でカレー食べて、好きなことを語り合うだけのほのぼの物語だけではない。
いくつになっても、どんな自分で
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

-

最初の30分は面白いけど、中だるみを感じた。
倫理的に物事を捉える屁理屈男は好きなので、好きなジャンルかなって思ってたが、後半は前半のコメディ感は全くなく、思っていた以上に内容重かった。
水の中で少し
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怪物(2023年製作の映画)

4.4

瑛太が突然生徒の母親の前で飴舐めるの意味わからんすぎて初っ端から怪物認定したけど、それぞれの視点見て、紛うことなき1番の怪物は子供だなって思った。
子供は今を全力で駆け回っているから、これと決めたら一
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

ざらついた映像、マスクが手放せないコロナ禍、古いボクシングジム、毛玉だらけのコート、聾者には厳しい世界。
決してきれいとは言えない描写ばかりだからこそ、ケイコの身近にいる人達や関係性が際立ってきれいだ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

声を出せなくても言語がわからなくても、伝えたい受け止めたいという思いがあれば、どんな形であっても思いは伝わる。
だけどそのためには、目を逸らさず向き合う強い精神が必要。それは多分一番難しいこと。傷つく
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.2

いつか好きだと伝えたいけどどう思われるか不安だ、っていう生徒の気持ちにちょっとだけ後押ししたつもりが、逆に腫れ物扱いされ、弁解しようとしたけど更に悪化。
いたたまれない。
恋って繊細だから、第三者が口
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.9

手術中の流れるような掛け合いが医療ドラマの中で圧倒的に好きで観てた作品。
GW終わった平日朝でも観客数多くて驚いた。
ずっと緊迫感あって2時間ちょいがあっという間だった。
誰1人死なせないという強い信
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

一番笑ってる人は一番泣いている人

ラストの疾走感に、おっえっなんじゃこりゃ、ってなった、だけどこういうラストを佐々木は望むんだよね。絵の具をいじらなくなった高校生活が楽しかったんだろうなぁ。ふと我に
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