真っ当に生きてきた人間が裏社会のゴタゴタに巻き込まれるタイプの話がとっても好きなんで、話の筋だけ追ってぼーっと観てるだけでも十分面白かったんですが、「家族」という部分に重点を置いてみるとより楽しめまし>>続きを読む
史実との食い違いに関する批判が多かったそうなんですが、私はゲイリブの歴史について全く知識がないため、ストーリーの破綻だとか脚本の質がどうとかは気にならなかったです。
ホモソーシャルの延長上にホモエロ>>続きを読む
サブカル好きな知り合いからオススメされ敬遠してたのですが、食わず嫌いしてすみませんでしたって感じです。
「女」も「男」も記号の集合体でしかなく、その記号を強調しパロディにすることで、性別に拘ることが>>続きを読む
女性は妊娠や出産を経たその瞬間から強制的に母親になるけど、男性はなにをもって父親になったと言えるんでしょうね。
支配と被支配の関係から成り立つ愛なのかな?
両手を怪我した恋人を介抱する時に感じた幸せが、やがて独占欲に変わり、その恋人のパスポートを持ち逃げする。
根なし草のような人間にとっての身分証明書はアイデ>>続きを読む
マチズモという欺瞞的価値観からの解放。
「男のくせに~」とか「男たるもの~」的な男らしさを強制する世間に違和感を覚える男性には是非オススメしたい映画。
2度目の鑑賞。
エンターテイメント性では1と2には敵わないかもしれないですが、逃げることも応戦することもできない鬱々とした雰囲気が好き。
ホモソーシャルな共同体における露骨なミソジニーが違和感なく描か>>続きを読む
謝罪会見後の佐村河内守とその妻を追ったドキュメンタリー。
障害を利用しているとバッシングを受けた佐村河内守(作中で詐病の真相は明かされていませんが、偏った報道がされたことに言及あり)。
もし彼が聴覚>>続きを読む
事故発生時とその後の調査を軸に展開する関係者達の人間模様の描かれ方が大仰でなく、さりげないというか、いやらしくないというか、とにかく粋!(副機長のジョークも粋!)
乗客乗員だけでなく、彼等の愛する人々>>続きを読む
言いたいことも書きたいこともいっぱいあるんですが、どれを書いてもネタバレになっちゃいそう。
ミステリー映画としても物凄く楽しめましたが、女性ならそれ以外の部分(性的客体としてのみ扱われることへの怒り等>>続きを読む
「あの人は自分を必要としてくれてる」とか「あの子は性格良い」とかいうのは主観的で勝手な妄想でしかないんだよなぁ…と。
それが「妻を亡くした作家の津村」を物語として消費しようとするテレビマン達のあのシー>>続きを読む
ハーフタイムに脱走の手筈が整うも、サッカー選手としての誇りから、また試合に戻るという決断にグッと来てしまいました。ここからラストまでの流れに、冒頭の「国家間の争いはサッカーで決めればいいのに」みたいな>>続きを読む
革命に翻弄された者達が抱える死ぬまで続くであろう後悔。それを救済したあの『長い旅路』のラストは非常に美しかった。
中盤にソポンが支配人に対して言った「私たち若者に夢を見させてよ」みたいなセリフが素晴ら>>続きを読む
世間から抑圧される人間が自尊心を保つために、さらに下層の人間を作り出そうとするのはどの時代、どのコミュニティーでも同じなのだなぁと…。
人種そして性別と二重の差別に苦しめられた女達が心の底に沈んでいた>>続きを読む
BGMが無く、コンクリートを打ち砕く音、金属を切断する音、足音などの効果音が非常に印象的。脱獄を企てる囚人達の焦りと緊張をより一層リアルに感じられる映画でした。
脱獄劇を中心に展開する複雑な人間心理>>続きを読む
原作をそのまま動画にしたような構図がとてもスタイリッシュ。白と黒のコントラストを強調した映像が美しく、且つグロ表現もマイルドになっており、心穏やかに鑑賞することができました。
どのエピソードも、愛す>>続きを読む
簡単なあらすじ
盲目の退役(not体液)軍人のサイコじいちゃんと命懸けの鬼ごっこ。おじいちゃんから逃げ切れたら大金ゲット!
映画館で鑑賞しなかったことに大後悔!
息つく暇もない展開。絶望に次ぐ絶望。>>続きを読む
ミステリーとしての部分だけでなく、泥沼の人間ドラマも非常に面白い。
女の価値、生き方、セクシュアリティ、職業差別。女性であるからこその抑圧や苦悩に苛まれ、お互いを詰り合う中盤の展開に叫び出したくなり>>続きを読む
評価は低いですが、私は結構好き。若干のしょっぱさは否めないけど…。
アントニオ猪木演じる大魔神(大魔神て…)が借金取りにビンタするシーンで思わず吹き出しそうになりました。ビンタしたあと「バカヤローッ>>続きを読む
誰もが知るあの事件のその後を描いた映画。
事件後、ホワイトハウス内で急速に権威が失われ、刻一刻と夫が過去の人間になりつつある中で、ファーストレディとして、そして何より妻としての役目を果たすべく毅然と振>>続きを読む