hagyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.0

自己中男のレリゴー、トランスジェンダーver.

と一蹴しておけない、人生のお話
性別の問題、パートナーとの関係、自己実現、職業、幸せ......などなど、見所いっぱいになってます

主演のエディレッ
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イワン雷帝(1944年製作の映画)

4.0

雷帝と恐れられた16世紀のロシア皇帝、イヴァン4世のカリスマ性を描いた大作です。
今から400~500年くらい昔、まだ貴族がいたり、ヨーロッパでは宗教改革が行われていた時代、ナポレオンよりずーとずっと
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戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.0

20世紀はじめ、第一次世界大戦のほんのちょっと前。
日露戦争で疲弊していたロシアでは、各地で平和デモや反乱が起きました。
これはその一つ、黒海の北西岸で実際に起きた、水兵による“戦艦ポチョムキン号の反
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.0

イタリアの市場や港、旅行してるみたい
じわじわお話に入っていくけど、ストーリーがあっさりなのもこれまた気分が良い👍

つながれたヒバリ(1969年製作の映画)

4.0

チェコのイジーメンツェル監督1969🇨🇿
社会主義批判の作品であることから、社会主義圏が消滅した90年代に公開されたようです


労働者階級が主権をとり、社会主義の国を建設中のチェコの40年代後半を描
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

なんちゅう映画や、、、
あざとさすら疑うわ
最後のうちわハタハタとかオヅの魔法使いやん
満点以外つけられん👏
(けど好みの問題で4.0😛)

野獣(2018年製作の映画)

3.0

男の子2人
無邪気な若さがもたらす結末はいかに
カナダの短編🇨🇦

花々(2018年製作の映画)

3.0

母と中学生くらいの男の子
花を中心に、その関係が滲み出てる短編

お母さん、寂しいんだろうね、

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.0

いわゆる植物状態の人に対する恋愛感情を描いたものです、が、、、、、
人によっては閲覧注意、

スペインの新鮮な作風👏

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

4.0

これは.........!
空虚で無機質で完璧。
アランレネの芸術作品、素晴らしいです

何が良いって、完全にCHANELのPVなんですよ
それもコレクションのショーと違ってモノトーンで陰影がしっかり
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.0

ある目的を持った男が岩山の村にやってきて、数日間滞在する話
監督はイランのキアロスタミ🇮🇷
中東の映画には、目を疑うほど美しい映像のものが多いですね、
ネタバレ無しで観るのがおすすめですよ

蜂蜜(2010年製作の映画)

3.5

トルコ映画🇹🇷
こんな世界があるのか、と思うほど画面が綺麗でした

バッジや火にモザイク入ってましたけど、宗教的な規制なのかしらん、、なんでや
良作の匂いしました🍯...~🐝

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.0

世界的ファッション雑誌ELLEの編集長を務めた男性が、全身麻痺になった実話をもとにした話
題名はその人の著書からとったものですが、潜水服という表現はまさに彼の状態を表現しており、美しい景観の中で動くこ
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

4.0

ユーリーノルシュテインが生み出す別世界のおとぎ話🧚🏻‍♂️💫
現実には存在しない、この繊細で淡い世界観はどっから出てくるの、、?
惚れたよ
これお部屋の壁ぐるりとプロジェクターで流し続けたいなぁ
そし
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都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

3.0

デザイナー山本耀司のドキュメンタリー
監督はヴィムヴェンダース
撮影ロビーミュラーさん


大変豪華なんですけれども、全体的にまとまっておらず、インタビューに近いです
都市とモードの関わりや、変遷、、
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チェブラーシカ(1969年製作の映画)

-

私がチビの頃、時間になるとTVの前に座ってよくアンパンマンを観ていたらしい、
でもママ、アンパンチで悪を倒すより、チェブラーシカ見せてほしかったよ、、
複雑で厳しい現実に、頭お花畑でアンパンチじゃ対処
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第三の男(1949年製作の映画)

-

無駄がない気はするし名作臭するんですけど、その良さを実感として感じ取ることができない感性のない自分にガッカリやで、、、、
観覧車とか地下水道とか、ロケーションだけにワクワクする人生や、、
全くこれだか
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パンと裏通り(1970年製作の映画)

-

オブラディオブラダなのでつまりはlife goes onな訳なんですけど、でもさ、お気楽でもなく、大感動大会でもなく、この素朴な日常感がいいよね
キアロスタミの短編

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.5

イランのキアロスタミ監督の作品
自殺願望のある男性が、協力してくれる人を求めて何人かを車に乗せて会話をしていく話

この監督の映画のお話はミニマムだけれど、その土地の風土を感じさせながらも身近に感じる
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壁の破壊(1895年製作の映画)

-

これすごいのか私にはわかんないけど、建物が崩れたり壁が壊されたりっていう破壊行為って、見てて心地良いんですけどなぜですか、、、?
1895、1分

ザ・デッド/「ダブリン市民」より(1987年製作の映画)

3.5

ジェームズジョイスの小説の世界のまんまで驚いた
死へと向かう我々の、密かな宴

赤い砂漠(1964年製作の映画)

3.0

ディストピアの世界で漂う人々
映画的な面白さはない、
けれども、
その虚ろな目からは、
伝わるものがありました

ベトナムから遠く離れて(1967年製作の映画)

3.5

親しいベトナム人に聞かれたことがある、
アメリカは好きか、と、

他者がベトナムをみた、話、
11章からなるオムニバスです

汚れなき悪戯(1955年製作の映画)

3.5

スペインの名作らしい、
修道士達が一人の男の子を育てる話

田園詩(1976年製作の映画)

4.0

誰のためにでもなく、そこで生活している姿が目に焼きついた
音楽が鳴れば、吸い寄せられるように人が集まり、雨が降れば、洗濯物を取り込む

『木靴の樹』のような、人間がそこで生きていた過去を見せつけられた
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機械じかけのピアノのための未完成の戯曲(1976年製作の映画)

3.5

時代の変遷を感じさせるこの監督の作品が好き
登場人物に、医者、退役軍人、未亡人、教師、婚約カップル、、、など役者が揃っていて面白いです。ロケーションもなんとも味がある。劇作家チェーホフの作品ベース。

こねこ(1996年製作の映画)

3.0

ホームアローンもいいけど、これも最高にクリスマス映画🎄🍷
話は家族がこねこを迎えるところから始まり、脱走したねこ視点で人間から愛を受ける姿が描かれています。


今作品ではよく調教されたねこ達が出演し
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四月(1962年製作の映画)

3.5

シンプルな風刺で、仕掛けが楽しい
そんなグルジア映画🇬🇪1962
これは誰にでもわかる
モノが文化を消滅させ、あの木を切り倒し、息苦しい空気を生み出す

あらゆる文化が入り組んでいるであろうグルジアが
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

バカンスに行くだけなのに水着は3,4着あるし、なんだか知らんやつと知らない奴の家で水着のまま踊りだすし、よくよく考えてみると私は今何を観ているのだろう、という気にさえなる
はずなのに最後まで観るのは脚
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田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

田舎に赴任したショボくれてるこねずみちゃんみたいな青年司祭の数日間
毎日務めは果たすものの、悩みが尽きず、周りの人ともそりが合わず、ささやかな日々を送る希望さえ見えない中、ついに病に倒れます
それもま
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.0

フェリーニ監督の幼少期の回顧録です
時たま歴史を挟みつつ街の人や家族の喜怒哀楽を描きます
音楽も楽しく、これを観た後にはイタリア万歳人生万歳と言わざるを得ません
やっぱり人生はお祭りのようです

白夜(1971年製作の映画)

3.0

映画の技術的なあれやこれやがわからず、共感することにもあまり興味を持たない私には、ただのメロドラマに見えて面白く感じませんでした
残念な人間だこと😔

ドストエフスキーの特徴であるピーチクパーチク会話
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

普段サスペンスをあまり観ない私ですが、可もなく不可もなく、つまり大変見やすい映画でした
音楽も良かったな
休日のお昼に観る気分で✌️