のちこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

のちこ

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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.1

序盤でなんとなく先が見えてしまったところはあったが、最後までどうなるのかとハラハラしながら見ることができた
ちょうどいいSF

傲慢な花(2022年製作の映画)

2.1

Netflixオリジナルのサスペンス、大抵日本の2時間ドラマみたいな感じなのなんでなんだ
白髪の葉加瀬太郎みたいな刑事の相棒はよかった

密かな企み(2019年製作の映画)

2.1

「わかってた!」の連続だった
心情もまったく理解しにくく、刑事もこれじゃ過去の傷乗り越えられんやろ…という感じ

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.2

見終わった後、シンプルに「あーたのしかったー!」と思える作品
アメコミ作品はこうでなきゃ
私たちは過去現在のエグゼビアとマグニートー、どちらもすきなのよ…!という気持ちを叶えてくれてありがとう

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.5

n回目の鑑賞
人生に疲れている時に見る
生きている「時」の美しさを感じられて、非常に愛おしい作品
今を懸命に生き、たくさん笑おうと思える名作

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.1

X-MENシリーズの中でも一番すきかもしれない
各キャラクターの心理描写や深掘りも丁寧で、構成ストーリーも飽きも来ず夢中で楽しめた

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.5

X-MEN3部作と比較して、よりハードボイルドで男臭いのが良い
ところどころセリフの言い回しなどが好みではなかったが、エピソード0としては情報開示のバランスが非常に上手で、全体として満足度が高かった

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.9

おさらいのため久しぶりに鑑賞
なんだかんだでやっぱりX-MEN楽しいな…!

ミュータントとの分断を表現するために、「人間がミュータントへの恐怖から車の鍵をしめる」シーンなどは、細かいけど繊細でうまい
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

SFだと思ってたら最高のコメディだった
出演者全員の好感度上がった
皮肉たっぷりで資本主義の嫌なところがよく出てる
決してやりすぎではない、起きかねない現実だ

あまりによかったので、好きなシーンをい
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.5

メリル・ストリープ、涙の演技が本当にすさまじい
特にバスルームで背中を丸めて泣くシーン
背中しか写っていないのに、悲しみと情けなさが胸に迫るように伝わってくる
名女優の技光る演技に浸る映画

バクシャク -犯罪の告発-(2024年製作の映画)

2.9

実際に今も、酷い男尊女卑や人の心を踏み躙る犯罪は多くあるのだろう
現状を伝える意図は伝わった

しかしながら主人公の女性が立場の弱い人に対して説得する際、高圧的で暴力的であったことはどうしても受け入れ
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ル・パシヤント -ある患者の記憶-(2022年製作の映画)

3.1

展開は読めやすいが、意外と楽しめた
この作品のテーマのひとつは歪んだ親子関係やそれによる子の性格形成の話ではあるので、もう少し心の描写や丁寧なカウンセリングの様子が描かれてもよかったんじゃないかなと思
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シー・ユー・イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.5

タイムトラベルものとしては安直すぎる様に感じる
人種差別に対する問題提起、メッセージ性はあるが、ポップな演出やティーン向けの展開がすこし浮いてしまって受け入れ難かった

賛否両論あるであろう終わり方に
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意のままに(2021年製作の映画)

2.2

「わかってた」の連続だった

要となる催眠が、もっとテクニカルだったり騙し要素が強かったりすればまだ良かったのだけど、そこがイマイチなので本当にしんどかった

イントルージョン 侵入(2021年製作の映画)

2.9

ぼーっと見るにはちょうどいいサスペンス
色々と納得いかないところやスッキリしないことも、雑だなと感じるところもあるが、そんなことどうでもよくなるくらいに主人公の女優さんが非常に美しかった

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.3

フローレンス・ピューは、虐げられてもフローレンス・ピューだ

この映画公開時、なんと20歳だとか
堂々たる演技、あっぱれである

何事も求めすぎると、囚われることになるもの
ラストの彼女の目に、なにが
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

非常にいいエンタメ!
オカルト映画の教科書のようなシーンてんこもり
これは映画館で見られたらもっとよかったろうなという後悔もありつつ、次回作がもしあるなら必ず映画館で悪魔祓いをたのしみたい

ロケーシ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

「グーグルアースで、25年前に生き別れた家族を探す話」と一言にしてしまえばそうなのだけど、現代のテクノロジーを活用してこんなことができちゃいました!というようなキャッチーなストーリーではなかった

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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.4

人の愚かさが非常に丁寧に描かれた良作
ただ、長かったこともあってか、ここぞというハイライトがなく、ずっと静かに癖もなく進行していった感じだった

とはいえ結末は秀逸
ブラッドリー・クーパーの表情、セリ
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.1

主演2人に期待しすぎてしまったのもよくないが、全体として「普通」の範疇の内容だった
もう少しフォーカスな内容だと楽しめたかもしれない
タイトルにも期待しすぎてしまってた

悪女(2023年製作の映画)

2.9

やたら娘側の恋愛のシーンが出てくるな、と思っていたらなるほどの展開
とはいえ「モテない女詐欺事件」側の描写があまりにも少なく不完全燃焼

ちょこちょこ出てくる日本についての表現が悉くちょいズレなのもお
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伯爵(2023年製作の映画)

3.5

御伽話のような語りで紡がれるブラックファンタジー
相当グロテスクな表現もあったと思うが、白黒なこととテンポの良さでマスキングされ、ほどよいコメディに仕上がっている

冒頭のラデツキーマーチの優雅な明る
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.0

いやそうはならんやろ!とか、あれそのアイテムあったんか?とか、色々つっこみどころや安っぽさはあるものの、シチュエーションふくめ企画勝ちな作品だった
いい意味でダラっと見るにはちょうどいい感じ

ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーだが、まるでミステリー作品かのように衝撃があり刺激的
飽きることなく最後までひきこまれた

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

実話をもとに作られているという重さに、虚無感で心がついていけない感覚があった

ラストシーン後、淡々と事実がうつしだされていく中、これが現実であることを重く受け入れざるをえない

おそらく日本という島
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.3

展開が予想しやすかったものの、スリラーのお手本のような演出も多く、安心して見られる一本だった

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

夢中になって最後まで見てしまった

資本主義や格差社会など、わかりやすいテーマを描きつつも、血と肉を分け与えるキリスト教的なメタファーも多くあり、非常にひきこまれる

人智を超えた一見現実味のない環境
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.2

随分と昔に見たままでほとんど覚えていなかったこともあり、想像以上に楽しめた
こんなに怖くてハラハラする映画だったとは!

海の中で人間の足だけがうつされる「サメ目線」のカット、サメ本体が見えないのに確
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.8

非常に興味深いドキュメンタリー

ラッセル=アインシュタイン宣言からも、彼がいかに非暴力の平和主義であったかがわかる通りに、人道主義で心優しいアインシュタインの姿を描き切っている。
戦争を経験していな
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.2

なにもうまくいかなくて、簡単に作れるレトルトのパスタを作るのすら失敗して、自分はなんて情けない生き物なんだとわんわん泣きながら見た

これはそういう時に見る映画
スッキリした
どうだってよくなった。
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.0

愚かエンタメ。
人間のダメさ、大盤振る舞い。
のたうちまわって、雪だるま式に愚かさが増大していく。
でもなぜだかそんな主人公ふたりを応援してしまう、本当にいいエンタメ

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.3

「笑い」が非常に印象的な映画であった。

人は、笑うのだ。どんなシチュエーションでどんな人生でも。様々な感情で笑うのだ。

随所に登場するそれぞれの「笑い」の果てに見られる、ラストカットに深く胸を打た
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彼方に(2023年製作の映画)

4.0

美しい一枚絵が非常に多く、生が無常であることや主人公の悲しみが際立つ
「もういない」ことを受け入れるシーンの演技の素晴らしさよ
しかしながらセンシティブで感情を強く揺さぶられる内容のため、すきだがそう
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最凶女装計画(2004年製作の映画)

3.0

頭を空っぽにしてボンヤリ見るのにちょうどいい映画
ウィルソン姉妹の友人たちと、主人公である偽ウィルソン姉妹の友情が良い
あと犬

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

2.8

日曜の夜に頭をゆるめて見るのにちょうどいい作品
「グール!」

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

全く予備知識なしで見たので、展開が読めず非常によかった
冒頭とラストの長時間のスローモーション、主張をより強調するためであろうか、勇気ある演出のように感じた
テーマはストレートだが、描き方は他にない独
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