あさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

うなぎ 完全版(1997年製作の映画)

4.5

柄本明大暴れから床屋で大乱闘のところの高まり方よかった。なんとなく安心感を持って見れる。主人公のモノローグシーンもちょうどよい分量に感じた。

サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.5

じいさんばあさんの語りは魅力的だけど少し単調な構成。文化だなあと思った。この人たちにとってグローバリゼーションはどういうものなんだろうと気になった。

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.0

ノスタルジーと未来的なイメージの合体。宇宙の描写はいいけど話が紙芝居のよう。全てにおいて記号的で少年が旅に出て大人の世界をいろいろ知って少し大人になることしか伝わらない。少年が大人になるっていうのも昭>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

お話を進める回で主人公周りでは兄弟関係が重要になってくる。ジョニーデップはまってる。ちょっと編集にくせある気がした。次回が気になる。

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.5

少女の姉妹で、それぞれ高音と低音を担当してて、人間の姿の時には性器がついてないって設定勝ち。人魚の造形とか音楽など雰囲気好み。

ほしのこえ(2002年製作の映画)

4.5

新海誠作品である、それ以上でもそれ以下でもない、といった感じ。結構エヴァみはある。ウラシマ効果をケータイメールでやるなんてこの時しかできなくて、ある過去の一時期の空気のようなものを捉えていると思う。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.5

前期のビートルズ現象のドキュメンタリー。あんまり人気なのも本人たちはかわいそうだなと。前例が無い存在。でも節々からバンドとしての良さも感じられたのは良かった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

乾いた採掘場とかくねくね山道とか午後から日が落ちるまでの光とか画はめちゃよかった。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

4時間の使い方すごい。登場人物多い、誰と誰が戦ってるのかわかりにくいからなんとなくわかるみたいな感じなのにずっと観れる。とてもよくできた日記を読む感じに似てる。割と演出抑えめなのに見応えあるのがすごい>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

映画館で爆音じゃなかったからちょっときつい。東洋系は使えなくて黒人はイかれてて白人の女はバカだけど可愛いみたいなステレオタイプを感じてしまったのは敏感すぎ?それでもカーアクションの最後の方は熱かった。

切腹(1962年製作の映画)

4.5

初めと最後の文書がテーマを体現しているところ。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

ただただリアルで何も起こらなくてイライラするのはリンダリンダリンダばり。

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.0

この映画はどのような意図を持って作られ、当時の観客にどのように受け止められたのか今となっては推測することも難しい。映画は信仰と言ってもいい、土地への執着で終わるけど、それは土地だけではなくやはり昔の「>>続きを読む

しとやかな獣(1962年製作の映画)

5.0

この年代のまだ敗戦を引きずった貧困の影というのが今とても刺さる。呑気すぎる父母、悪女ながら気品ある存在として描かれるシングルマザー、子供扱いされる若者など色々なことが言えそう。環境音と無音をうまく使っ>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

5.0

テンポの良さと映像での語りと構図が良いのはもちろんのこと、没入しないバランスの良い物語がすごいと思った。どっちつかずな主人公。

外国人よ、出て行け!(2002年製作の映画)

5.0

毒にもなれば薬にもなる。シュリンゲンジーフのインタビューいちいちかっこいい。あいトリと比べて見るととても面白かった。

人間ピラミッド(1961年製作の映画)

4.0

映画を撮るというフィクションが置かれることで、現実とは別だけど実際の関係が生まれる。

豚と軍艦(1961年製作の映画)

4.0

主役の二人のかわいさで見ていられた。豚もかわいかった。どうにもならない厳しさがあるのに登場人物たちがなんとも呑気だから笑いにつながっていた。この呑気さ強かさを良しとするかどうかは難しいところ。

パンと植木鉢(1996年製作の映画)

5.0

どこまでが狙いでどこまでがリアルなのか混乱してしまう。本人と役の子が似てるとか、いとこ同士の会話で鮮やかな相似形になっていてとても面白いし、その上おちが最高。

ひまわり(1970年製作の映画)

5.0

名作。回想の入り方が自然すぎてびっくりした。車窓のひまわり。戦争映画としても恋愛映画としても見応えあり。

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

4.0

画がいいのとサスペンスってやつ。中年と青年のやり合いは見飽きない。

サン・ソレイユ(1982年製作の映画)

5.0

言ってること半分もわからない。フランスの人が日本とギニアを撮っているから私は見ているようでいて見られてる気持ち。カメラを見られる覚悟。阿波踊りと竹の子族はまるでカラオケをしてる私たちを見ているかのよう>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いつ起こるかわからない災害と愛すべき日常の描写で泣いた。なにより東京の半分はかつて海だったから元どおりというのが個人的に最高な展開だった。キャラクターのバランスが良くて普通に面白かった。軽犯罪いっぱい>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.5

ラストの選択とその後結末を表情でみせるところが上手いなと思った。イーサン・ホーク声も良い〜

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.0

画がきれい。タバコとオーデコロンカクテルのシーン大好き。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

設定とか絵が良かっただけに終わり方の雑さが残念。葉っぱが揺れてるとか雫が落ちてるとかだけでとても豊かな画面になっているのはさすが。実写は勝てないところかなと。

TAXi(1998年製作の映画)

3.5

フランスのコメディで少し笑えるようになってきた。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

探偵はbarにいる的な。ロス七不思議的な。ゴズリングの顔好きすぎる。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

ビートルズ以外は意外と抑えた演出が良かったんではないでしょうか

12モンキーズ(1995年製作の映画)

5.0

全て理解するわけではないのに面白いし引き込まれてしまう。ラ・ジュテの焼き直しとしてもギリアム映画としても満足した。切ないSF好きだ。ブラピは軍団引き連れがちでちょっとファイトクラブを思わせた。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

前半のテンポの良さが最高。本部潜入のサイレント演出など色々映像的に凝ってて面白い。さらっとしてて見やすい。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

前作より良かったかも。エンディング良かった。キャストが豪華。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.5

話してる内容はめちゃ面白いけど3時間半まとめて見せられる意味はわからない。さすがに長い。貸し出しが多い本とか電子本を入れるかあまり読まれないけど図書館の使命として必要な本を入れるかのくだりが面白かった>>続きを読む