ayuさんの映画レビュー・感想・評価

ayu

ayu

映画(96)
ドラマ(2)
アニメ(0)

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

5.0

「わたしたちはまるで
ひと組の古い靴下みたいね」

ひろびろとした土地のちいさな家。
質素な暮らし。
身体は痛くて日々は厳しい。
わたしたちのように。

ちょっと棚を塗る。
ちょっとお花を飾る。
ちょ
>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

5.0

寝ちゃうけど
そこに圧倒的な世界観があって
うとうとして
起きたらまだ続いていて
そんな素敵なことない。

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

5.0

#永遠のジャンゴ ジプシー出身のジャンゴは呪術的なギターで成功する。ナチス占領時、軍人に侮蔑を込めて聞かれる。「お前は音楽を知っているのか?」ジャンゴが答える。「俺は音楽を知らない。音楽が俺を知って>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

5.0

そうしなければ
わたしの
存在意義がなくなる。

最後の
ケイトブランシェットの笑顔
思い出すだけで鳥肌がたつ。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

5.0

チェットベイカーの映画。全盛期を過ぎ、麻薬の売人に殴られる。口に手を入れて入れ歯を直す。トランペットの練習。ガソリンスタンドで働く。ピザ屋のステージ後に言われる。もうちょっと練習してきて。いよいよカム>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

5.0

パディントン2。2回目観て、クマの細かな表情と動きとブリティッシュマナーが行き届いた人物、服装、内装、小物の描写を見ながら、幸せだなあ、と思った。すこしウトウトして、目が覚めてまたクマの世界が続いてい>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ジョーカー観た。
色調調整と
インテリアが良かった。
内容は期待以上じゃなかった。
残念。
が、しかし、
見終わった後、カップルが
ジュースとポップコーン持っていて
この映画観るのに
ポップコーンか。
>>続きを読む

アンナ(1966年製作の映画)

5.0

全編に流れるゲンズブールの音楽を映画館で聴けるなんて。しかし、アンナカリーナ。。美しいことはなんと罪深いことよ。。

最低。(2017年製作の映画)

5.0

‪大丈夫。‬
‪どんなに最低でも‬
‪きみの血が‬
‪美しいものを‬
‪探し当てる。‬

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

5.0

ケイト・ブランシェット&
ヘレナボナム=カーター

このワンショットのルックだけで
もう一度、生き延びてみようと
思う価値がある。

#オーシャンズ8

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

すごくよかった。
ここではないどこかが
唯一の希望。
ゲーム解く鍵は
相手のことを考えること。
マイノリティの無力な子供たちと
これでもかというアクション。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

映画を見たあとに
すぐにサントラを聴ける
Apple musicの素晴らしさよ。
この中にラヴェルとか
ドビュッシーとかショパンとか
フォスターとかケルトとか
ある気がする。
この時代に音楽に込められ
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

5.0

あの黄金色の雨の表現。エルファニングに西陽があたってるよ。。と震えながら観ていた。

ロケットマン(2019年製作の映画)

5.0

主人公の人生で歌詞を翻訳してくれる監督。
これからの秋にかけて
内省的なロケットマンのうたと
過ごせてうれしい。

サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

サスペリア。ホラーがダメだけど、大丈夫だった。てかこれホラーではない。君の名前で僕を呼んでのルカ監督、凄いものつくった。ベルトリッチの画、バルテュスの色、ピナバウシュの創造。すべて魔女の仕業。

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

5.0

終盤までとても地味で行き止まりのひとたちの日常を静かに描くのだけれど、ここからあのテーマ曲が鳴るところまで行くのかと思うたびに泣きそうになる。

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

5.0

女の子ふたりがバイト先のダイナーで
ジョリー〜ってうたうところ、永遠。

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

5.0

あの音楽とあの冷たい雲。あの虚無。
自分の中の閉めて置いたいちばん奥の部屋。

傷だらけの天使(1997年製作の映画)

5.0

傷天。
ゲイじゃないすんごく仲のいい男同士。
同志、相棒、腐れ縁。
たまんない。

グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

5.0

映像が豊か、ということがありうる。
ちゃんと美味しいものを食べていなかった
子供のような気持ちになる。

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT(2015年製作の映画)

5.0

がらんとした映画館で観た。パフュームはステージ本番終了直後、毎回、氷水を入れたバケツに足をつっこんだまま、その日の反省会をしていた。映画の最後は大音量でstar trainがかかった。歌詞。いつだって>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

長期宇宙滞在の船員がこれを聴くと落ち着くんだ、とヘッドフォンで聴いているものがいい。

あん(2015年製作の映画)

5.0

2回目見た時、最初に希林さんがやってくるのを異常なアップで撮っていて、その絵の意志の強さにゾクっとした。あれはアルバイトを探しにくるおばあさんの絵ではなくて、こんなわれわれを救いにやって来たさざめく桜>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

語感がもう素晴らしい。
モスアイズリー
ジャヴァザハット
ジェダイ
タトゥイーン
新しい神話をつくるってどんな気分なんだろう。

伽揶子のために(1984年製作の映画)

5.0

中学生のころ親と岩波ホールで見た。
見た後、なんだかわからないけれど
惹かれるシーンがあった、と言ったら
親が言った。
それが映画だよ。

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.9

トイストーリーの成功は
アシッドな色彩と
関節の動きの官能。
こどもがあらわれると、全員が
脱力して倒れることで
関節の動きが強調される。

ダンボ(1941年製作の映画)

5.0

大人になってからディズニーみたけど
力を全注入したピノキオの後、戦争で
売り上げがシビアになって、
低予算、短時間で作ったダンボが
一番良かった。

バンビ(1942年製作の映画)

5.0

中国の方が描く背景画が水彩画の究極。
ジャケット変えて欲しい。
落ち葉が次々と川面に落ちてゆく動きに
音楽が全部同機している。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

デビッドリンチでかかる音楽ってミックスがちがうのかと思うほど官能的。

8 1/2(1963年製作の映画)

5.0

はじめてイタリアに行く前に、ガイドブックを読まずにフェリーニを観てから行った。マルチェロマストロヤンニの豊かな造形美をじっと観ていた。イタリアは街ごと豊かな造形美だった。

>|