あざとささんの映画レビュー・感想・評価

あざとさ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン監督らしい構成と観せ方。
この作品が日本で公開されていなかった可能性も考えると、配給会社さんには「よくやった!」と言いたい。
映画としてとてもよくできているのでオスカー総なめも納得。
IMAX
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1


圧倒的な映像と音。
お金のかかった王道ストーリー。
IMAXがおすすめだがそもそもカットがいいので通常でもぜんぜん観られる。
仕方ないけど、砂漠以外が観たい。

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

予定調和を裏切りつつも謎の王道感。
すごく上手くまとまってる。

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

3.2

そういえば忘れてたの鑑賞メモ

この作品が公開されたのは1967年。
プラハの春直前の社会主義体制なわけで、その中においては映画や出版物も検閲されていたからこういう宗教的なエッセンスを入れながら表現し
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.5

山本直樹さんの漫画を忠実に映像化するのならこうなるだろうなという作品。
思ったよりよく出来ていて、こういうエロ作品を映像化した際に絶対あるチープさが無いのはこの作品のバックボーンとしてあるカルト宗教弄
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

総合的な感想としては、知的な映画だけどコミカルな演出とポップな視覚も相まって気軽に観られる「ファンタジー」。
独特の世界観は良かったけど、私的にはちょっとスノッブな感じが鼻に付く作品だった。

性的描
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いい。
一部登場人物が持っている戦争の呪縛を含め全体的な反戦メッセージがかなり強めでやや胃もたれする部分はあるものの、後半のクライマックスが帳消しにしてくれる。
わりとベタなラストシーンも短い尺に収め
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

社会問題にフォーカスして、その渦中に在る「人」を描く。とてもスコセッシらしい作品だった。
エンドロールに強いメッセージ性があるのでぜひ最後まで浸ってほしい。
実際にあった大量殺人事件を実名ベースで描い
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

この作品に散りばめられた各種ネタをオマージュ&リスペクトととるか、単なる二番煎じ、焼き直しととるかで評価は分かれるけど、アカデミー賞は前者に寄せたみたいですね。
人種&文化のハイブリッド映画ではあるけ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.1

なんだかんだでガイ・リッチー最高傑作だと思ってる。
ステイサムは若くても安定のハゲマッチョ。良い。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

すごく自己開示的な作品。
わかりにくいという意見も多いみたいだけど、個人的にはドのつくほどの直球でご自身のおもう事や価値観、やりたかった絵をアウトプットされたなと。
抽象と具体、どちらから受け取るのが
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

この映画はとても秀逸なサスペンスで言うこと無しの良作ですが、何はともあれ、

祝!!ケヴィン・スペイシー無罪!

という事で何度目かの鑑賞。

どちらかと言うと動きが少なくて知的な映画なのでネタを知っ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.3

一度観たら一生忘れないくらいの、
製作陣の思念みたいなのが乗っかっている映画というのが一定数あると思っていて、私にとってはこの映画もその一種。

映像がどうだとか、心理描写がどうだとか、メッセージ性云
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

よかった。
役者が揃えば大掛かりな演出が無くてもここまで成り立つのかと感心。
歴史の暗部に光を当てつつ問題提起を行っていて、シネマのあり方として継続&拡大してほしい。
この国が、というかあらゆる共同体
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.1

可も無く不可もなく、という感じ。
ラストも伏線はあったので大きな驚きなし。
何を得たかといえば特に何も、、、。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.3

めっちゃ強い悪霊と祈祷師がバトルする映画。
そう!これこれ!感があって一切外さない。
そこそこの耐性あれば楽しく観られるエンタメホラー。
とはいえ画はモキュメンタリー調なので臨場感ある。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

子役の2人がとてもよかった。
一部界隈には刺さりまくる筈。
色々と書きたいことはあるけど、まだ観てなくてレビューを眺めてる人はとりあえず観た方がいい。
良作。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

よかった。
朴訥な主人公と感情丸出しの妹のコンビが最高。
最後、妹の演技に泣きそうになったしねw
絵的にも、音響的にもIMAXがオススメ!って言わざるを得ないくらいIMAXカメラのPRもあるw
『トレ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

すごく好き。
スコセッシ監督だから安定の長尺だけど、テンポ良いし色々面白い演出入っててすごい。
これ撮った時70歳超えてるよね?若すぎないw
レオはもちろんだけど脇を固めるキャストも演技すごく良いから
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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.5

アウトロー達の因果応報や人間関係描いた映画。わりとありがちな展開。
画面が青くて、脚本も合わせるとすごく北野映画っぽい。
ロケーションも相まってソナチネとか思い出しちゃう感じ。
なんでこういう映画日本
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シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

3.3

ストーリーというか、これがほんとにあった事だってのに驚く。けっこうお金もかけてる。
(お互い様みたいだけど)隣国のトップ暗殺する為の部隊作って、政治の都合で抹殺って....。
すごいくにだとおもうし、
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

よかった。
POVで長編をやると「いや、カメラへの執着ww」ってなるからむずかしいね。
今回は自撮り設定だからよけいに。
続編の必要性に関してはハテナ。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

高田馬場あたりにある場末のBARで可愛い子にダル絡みする早大生に学力でマウントとってみたいなぁ。とか思っちゃう映画。
デイモンとベンアフの共同脚本でケイシーも出ちゃってるアットホーム感がすごい好き。
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呪怨(2002年製作の映画)

3.4

慣れちゃうと笑えてくるんだけど、初見はめちゃびびって観た。
ちゃんとシュチュエーションホラーの要素なしてるし、それがめっちゃ日常のありふれた家屋ってのもいい。
この仕組み作った事を褒め称えたい。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.0

トリアー全力のコメディ。
たぶん笑かしにかかってるのにネタがグロ&シュールで笑えない。
ずっと地下劇場に出てるおじいちゃんコメディアンってこんなネタやりそう。
ただ、画造りは完璧なんだぁ。
ほんと美し
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告白(2010年製作の映画)

3.4

映像と演出がすごく厨二っぽくてすき。
お話はわりと普通。
松たか子さんがとても良い。
結果、まぁ普通の現代日本映画。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.5

最高。
たぶんずっと先になってもこの映画は思い出せる。もちろん歌声も。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

ウルトラマンのちゃんとした映画だった。
ウルトラマン少しでも好きなら全然観られる映画。
さらに長澤まさみファンならより楽しんで観られるかも。

けど、謎にこだわった(成功してるとは言えない気が)カメラ
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.6

これ、面白くない人いるの??
いたら教えてください。たぶんわたしの経験不足。

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

2.5

だめだよ。
藤原竜也、鼻の尖り方が足りないよ。

てのは置いといて、まぁ凡庸。
ザ邦画(漫画原作)って感じ。

インセプション(2010年製作の映画)

3.4

なんか色々とグルグル回る。
輪廻とか因果応報とか、どんなものも廻り続ける輪みたいなもんですよ。っていうメッセージ性なのかは全然知らない。

やっぱノーラン作品はスクリーンで見るかどうかで評価変わるなぁ
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.0

お金持っていたらここまでしても許されるのか。ゆるしちゃうのか。
後日談を想像するのもちょっとたのしい。
フィンチャー味がちょっと過剰。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.3

友人曰く「トリップする描写がめちゃくちゃリアル」「ほんとに床に沈む感覚になる」らしい。
スタイリッシュだけど、登場人物のバカさも含めてリアルな映画。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.4

友人とお酒を飲みながら"ラブシーンがエロい映画ランキング"をやっていて、この映画は堂々のベスト5入りでした。

それはおいといて、すごくお金かかってる超大作だし、妥協がないなぁと感心する。
ディカプリ
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