azkyonさんの映画レビュー・感想・評価

azkyon

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わが魂を聖地に埋めよ(2007年製作の映画)

3.8

19世紀後半、南北戦争後のアメリカ。
日本では幕末から明治へと大きく移り変わる頃。

19世紀から20世紀への移行時には世界的に文明が発達してあちこちの国で少数民族は虐げられていたのではないだろうか。
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空人(2015年製作の映画)

3.1

自分の代わりに特攻で死んだ戦友のことをずっと悔いて生きてきた男の死に際の償い。

戦争で生き残った人たちの中には、生きて帰ってきたことを悔いる気持ちをずっと持っている人が多かったようだ。
誰のせいでも
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.8

ヤクザでも暴力団でもマフィアでもなくギャング。

ギャングは渋くなくちゃいけないので、ある程度歳を重ねてなくちゃいけない。
そしてその周りには美女が必ずいなくちゃいけない。

静かで品と風格があって正
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

3.9


【カッコーの巣の上で】を思い出す。
カッコーは患者から目線だがこれは赴任してきたばかりの女医さんの奮闘。

どんな医者も患者一人ひとりを観察し、寄り添い最善の治療も模索していくことが大切。
特に精神
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.0

あぁ、緊張したぁ!
これって実際にあったことなのか。

ところどころで【ショーシャンクの空に】を思い出すシーンがあり、もしかしてこれはオリジナル版なのかと思ったりした。
全く違うものだけど、ショーシャ
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(1960年製作の映画)

4.5

脱獄もの、大好物!! 
こんなおもしろい作品があったなんて!!

ひたすら穴を掘り進めていく男たちの筋肉質な身体は肉体労働者そのもの。 

実話を元にして話だけど、穴を掘る音が大きくて、最後まで穴を掘
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ANOTHER GANTZ(2011年製作の映画)

3.4

ルポライターの視点から見たGANTZだが、一作目のダイジェスト版って感じかな。
まぁ、見なくてもいいかな。

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

4.0

ものすごく好き!!
前編よりアクションシーンが派手になってワクワク、ドキドキ、ハラハラが止まらない。  

松山ケンイチを見たくて見始めたけど、綾野剛も出てきてのアクションシーンに見入ってしまった。
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.9

GANTZってタイトルだけは知っていて、ずっとどんなもんかと思いつつ今日初めて見た。
なんだ!?このおもしろさは!
謎だらけでなんだ?なんだ?とついつい真剣に見てしまった。
そして原作を読みたくなった
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(2022年製作の映画)

3.5

なんとなく微妙なんだけど、息子を亡くして悲しむ母親の気持ちは十分伝わる。

霊が見えることはいいことなのかなぁ。
こちらとあちらの世界のものたちがもし一緒にいられるならいてもいいんじゃないの?と思った
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善惡の刃(2016年製作の映画)

3.7

冤罪をつくるといった意味では韓国の警察も日本の警察と似たようなもんなんですね。

生きていくためにお金はもちろん必要だけど、間違った犯罪歴を正して本来の自分を生きることも大切なこと。 
時間はかかった
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.8

「悪魔を見た」ほど残虐ではないが、韓国映画だものそれなりに残虐で残酷。

事実を元にしているひどい事件です。
本当、救いがない。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.8

数人の友だちで騒いでいるうちにその中の2人が恋愛感情を持ってしまう。
男女混合の友達関係の中ではありがち、ってか若い頃に友だちにそんなことが確かにあった。
どちらかが友情以上にはならずうまくいかなかっ
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あいつの声(2007年製作の映画)

3.6

実際にあった未解決誘拐事件。

44日間も誘拐犯に翻弄された挙句に一人息子を殺されていた両親。
誘拐してすぐに殺されたらしい。
惨すぎる。

母親役の女優さんの狼狽えぶり、動揺ぶりが素晴らしくうまい。
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

人生のどん底を救ってくれたのはハロプロだった。

何もかも忘れてアイドルオタクまっしぐら!
アイドルにオタク仲間に救われたあの頃。
人生の短さを知ったあの頃。

といったところか。

仲野太賀がいい!
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.3

ヤクザと中学生の会話にクスクス笑いが止まらずずっとおもしろかった!!

突然キレて怒り出すのはヤクザも思春期も同じなんだ、くすくす(≧∀≦)
そんな時はお互いびっくりするんだ、くすくす。
強面のカッコ
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ヴェラ・ドレイク(2004年製作の映画)

3.9

とても明るくて働き者で親切で家庭も円満で幸せだろうヴェラ。
若い女性を助けたかっただけ。
でもあれはとても危険な行為。

欲も悪意もまったくないだけにやるせない。
辛すぎる。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

ZQNってネーミングはちょっと可愛らしい。 

邦画のゾンビ映画にしては思ったよりグロくいしハラハラもしてなかなかおもしろかった。

対峙(2021年製作の映画)

4.0

シチュエーションとしては【おとなのけんか】なんだけど、これは笑えない。
笑えないどころか息詰まる。
被害者と加害者の親たちの対峙。

本当に赦せるかな。
赦すって言えるかな。
息子のいない人生を受け入
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

どの視点から見てもずっと苦しい。

「怪物だぁーれだ?」
思い込み、噂、嘘、いじめ、秘密、保身etc…。
大人も子どもも生きていくためにいろんな渦に巻き込まれている。
なんて息苦しい生きにくい世の中。
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Noise ノイズ(2018年製作の映画)

3.3

どこにも居場所がない。誰にも分かってもらえない。
街中は賑やかだけど心の中は虚無感でいっぱい。
秋葉原無差別殺傷事件は決して他人事ではない心を抱える若者たち。

親も子どもも息苦しさで壊れてしまいそう
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チェンジリング(1979年製作の映画)

3.3

ホラーにしては地味だけど、ポルダーガイストが怖い私にはそれなりに怖かった。

ホイットニー・ヒューストン 〜スポットライトの光と闇〜(2021年製作の映画)

3.7

ホイットニーの歌声は好きだったなぁ。

薬物依存になったのは何か一つだけの原因じゃないんだろうけど、結婚して子供を育てて幸せになりたかったのに、マスコミに追いかけられあることないこと書かれて押しつぶさ
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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリーだと思ったら、ドキュメンタリータッチ映画だった。

序盤のパレードから暗殺、病院での救命措置シーンは緊迫感があって良かった。
ジャクリーン夫人が両手に大切に持ってきたものが……。

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鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽(2022年製作の映画)

3.3

「斜陽」は好きで今までいくつか見てきたけど、一番つまらなかったかなぁ。
ただ、太宰を投影している上原を演じた安藤政信がイメージぴったりな気がする。

実際に上原のような言葉を吐く男がいたら、私なんかは
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ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-(2016年製作の映画)

3.5

テレビ番組で見たものと同じようなものだった。
しかし、これは永遠に迷宮入りなんでしょうかねぇ。
身近な人が犯人だと思うんですが。

墨東綺譚(1992年製作の映画)

3.7

過去に鑑賞。
おもしろかったような記憶が…。

世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

3.8

地震で壊滅的な被害を受けた山岳地帯のラプラック村。
子どもを亡くした夫婦、夫を亡くした村でたった1人の看護師、学校に行きたい子どもたち、復興途上にあって前向きに進もうとする人たちのドキュメンタリー。
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Keiko(1979年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリータッチの良作。

ファッション、小物、喫茶店(喫茶店のマッチ!懐かしー!)1970年代、昭和感満載!!
一人暮らしのKeiko、23歳独身処女、同じような毎日の繰り返し。
初体験を済ま
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.9

アル中男と娼婦、寂しい2人の破滅しか見えないラブストーリー。 
思ったより良かった。
鑑賞後、余韻がけっこう残った。

流れる音楽が良いのだけど、なんとも懐かしい感じがするなぁと思ったら30年近く前の
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.7

殴るシーンが生々しい。

わけもなく人を殴り続けるだけの柳楽優弥。
理由も語られなければセリフもほぼない。
不気味。

女と弱い人だけを殴る菅田将暉。
とにかくギャーギャーうるさい。 
見ているうちに
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.6

薬剤ものも好き。中でも精神薬はおもしろい。
どんでん、どんでん転がりながらラスト。
おもしろかった!

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.9

大好物の精神科病棟もの。
おもしろかったぁ!!
そして、最後の最後まで気づかなかった。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

地味に分析室で音声を聞くだけかと思いきやけっこう行動的でハラハラどきどき。
なかなかおもしろくてじっくり見てしまった。

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