YosukeAzumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

YosukeAzuma

YosukeAzuma

映画(397)
ドラマ(0)
アニメ(0)

デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

3.5

深くは描かれないものの、登場する教師一人ひとりが苦悩を抱えていて、どうにか折り合いをつけて日々を過ごしてゆく。その冷静な描き方が良かった。
エリカとの別れのシーンも良かった。
ラスト周辺のまとめ方には
>>続きを読む

黄色い星の子供たち(2010年製作の映画)

3.5

サラの鍵を観て、同じテーマのこちらも気になって観てみた。検挙までの普段の生活を描くことで、より惨さがイメージできた。一万人を匿ったととるか、一万三千人も差し出してしまったととるか。若干ラストが都合良く>>続きを読む

チャールズ・スワン三世の頭ン中(2012年製作の映画)

2.5

音楽とか衣装とかセンスの良さがあるものの、内容がなさ過ぎ。CDジャケットを撮影するラストシーンは良かった。あとヒロインも可愛かった。

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

2.5

前作もスッキリこそしなかったけど、一応優勝という形でカタルシスがあった。今回はそれもないので本格的に見所がなかった。3でスッキリ!となるのかな。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

5.0

創造性を主体としたテーマの、ともするとキレイすぎて説教くさくなりそうなところを、毒のあるギャグセンス、力技のビジュアルの強さ(とにかく凄い)、レゴ人形であるエメット達の能天気さと可愛らしさで、大人も泣>>続きを読む

THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

3.0

実在の殺し屋アイスマンをテーマにしたサスペンス。
役者は粒揃いで、特にマイケルシャノンの不気味さは良い。テイクシェルターの時も思ったけど、そもそもちょっと狂気顔してる。
折角だったらもっと殺しの世界と
>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.5

前作からアヴェンジャーズを経て、闘い方も洗練され、キャプテンが本当のキャプテンになっていく姿を観るのが嬉しくもあり、楽しい。ただ、このままアヴェンジャーズのビッグ3の立ち回りをするなら、個人的にはクリ>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

特に気負わず、ほげ〜っと観てたら真犯人が全く分からずいい意味で驚かされたし、楽しめた。
メラニーロランをはじめ好きな役者が沢山出ててその意味でも良かったが、イモっぽいと思ってたジェシーアイゼンバーグが
>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

2.5

オープニングや雰囲気も洒落てると思うし、脂の乗り切った中年の演技合戦もいいなーと思ったんだけど、如何せん長くてダレる。3回に分けて観て3回とも寝落ちした。

海と大陸(2011年製作の映画)

2.8

イタリアの移民問題をよく知らなかったが、閉じた島の生活と、本土の関係、若いフィリッポの葛藤を交えて描いていて面白かった。
ただ、ラストがそこで終わるのかよ!って感じ。

サラの鍵(2010年製作の映画)

4.0

フランスでもユダヤ人を迫害した事件があったことを知らなかった。
フランス警察(!)による強制連行の際に、弟だけでも救おうと子供ながらに精一杯考えた行動によって、救われない傷を背負うことになるサラ。ただ
>>続きを読む

オーガストウォーズ(2012年製作の映画)

3.5

全然ロボット物ではなかった!
ロシアのクリミアの問題とかもあって、平和な日常から戦争になるまでの不穏な空気がリアルな感じがした。普段あまり見ないロシアの風景も新鮮で美しかった。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

HIVになったことで生きる事に必死になるというのは、説教臭いありがちな筋。ただ、ロンのポジティブさと行動力、なによりマシューマコノヒーの演技が爽やかで痛快な映画に昇華させていると思った。
80年代の日
>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.0

奴隷って概念もすごいけど、制度化された社会があるというのも本当すごい。人が自らの良識に従って人の尊厳が保証された今の世界
を構築したことと、ブラピの唐突さにびっくりする。

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.5

決して愚かではなく、愛に溢れた夫婦だと感じた。それゆえの絶望もあるのかもしれない。誰にも裁く権利はなく、その必要もない。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

3.0

何かを得れば何かを失う。人生はトレードオフの連続だ。そうした認識がない人には示唆に富んでいるかもしれない。

リンカーン(2012年製作の映画)

3.3

アメリカにとって南北戦争がいかに重要だったか考えさせられる。奇しくも、同じ時期、日本でもシビルウォーである戊辰戦争があった。興味深い。

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)

3.0

物語の要である二人の関係がなぜ生まれたのか、そこが曖昧だからイマイチ入り込めなかった。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.5

ミュージカルに苦手意識はないつもりだけど、ちょっと長くて辟易とした。役者の皆さんの歌はとても上手でしたね。

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

4.0

ここへ来てトムヒドルストンが神話本来のトリックスターとして、随分楽しそうにロキ役を演じていてこちらも楽しくなった。まだまだ続きそう。もう少し日本でも人気出るといいね。

アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

作品としてはまあまあ楽しめたけど、トムクルーズって全然アウトローっぽくない。

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.0

映像の古さと演技のクサさに耐えながら観ていたが、挿入される曲の格好良さと、冒頭の襲撃シーン、山田辰夫さんの個性的なダミ声、妙なセリフ回しなどに、結果ついつい引き込まれて観てしまった。
ラストのバトルシ
>>続きを読む

ヒステリア(2011年製作の映画)

3.3

想像してたよりバイブ要素がライトで、猥褻な映画じゃなかった。鑑賞後にそう感じさせるくらい描き方が上手なのかも。
マギーギレンホールって、ヒロイン顏ではないんじゃないかと個人的には思ってます。

アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.0

不思議な設定だけに、そういう時そうなるのか!っていう細かい驚きが随所にあるものの、ストーリーが微妙〜。ブルーレイの綺麗な映像だともう少し評価できるかな。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

4.0

業界の片隅で仕事をするものとしては、マジで面白かった。深みとか教訓はない。でもそれでもいいと思った。
個人的には、妻夫木君のキャラクターがとてもいい人だけど、結果的にクリエイターとして全く成長してない
>>続きを読む

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

2.0

青春もののわりには、成長も恋愛も友情も努力も全てが中途半端。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.5

映像の美しさと、暴力描写は相変わらずだけど、理解が難しいところはヴァルハラライジング寄りで出口のない映画って感じがした。タイのおじさんってあんなにクールに描けるんですね。

クロニクル(2012年製作の映画)

4.0

学園と超能力を掛け合わせたのに、超能力学園Zとは全く反対の悲しく切ない青春映画が出来上がった。大半の男は誰もがアンドリューに自分を重ねるだろう。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.5

辞書づくりという、普段全く気にしない地味な仕事がテーマなだけに、新鮮で面白い話だった。恋愛パートは調子が良すぎる気もしたけど。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.4

淡々とした空気感とテンポは嫌いじゃなかった。濱田岳は伊坂作品に似合う。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.4

刑事とチンピラの映画と思って観たら全然違った。内容が濃すぎて説明が難しいけど、キャラクターそれぞれの人生の連なりがしっかりと描かれている。
特にライアンゴズリング演じるルークは良い。ハンサムルークのサ
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

2.5

うまくいきすぎてた。毒っ気がない。ただ、観ても損はしない内容だとは思います。長いけど。