azuureさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

ちょっと好きすぎる映画に出逢えてしまった感が…
自分の中の規律(ルーティン)とたまに訪れる外からの刺激はほどよいスパイス程度に。歳を重ねるほどに知る自分にしっくりくるものや、場所や、(灯りの)照度とか
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.5

何千人と出会っても変わらない人生も、たった1人との出会いが将来を変えることがある。
恋愛が人生の彩りを添えて、悲しみやもどかしさを教えてくれて、自分のことまで好きになれる。恋愛するの体力も気力も使うし
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

3.3

登場人物のキャラクターがみんな立っていた!90分と短い作品だからその背景は描かれないけど、それぞれのストーリーが想像ができる見せ方で素敵。本心で向き合ってくれる親友との関係性が魅力的だった。

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.4

ん〜台詞回しも描写も私には合わず。
序盤から違和感がずるずる続いてしまったから粗探しみたいな見方をしてしまって純粋な感想は書けず記録用。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

とにかく最高。
音楽とのマッチ具合もすごくすごく良かった!
胸が熱くなった。映画館で観るのがベスト!
アニメ未視聴、コミック読了組

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.4

色んな気持ちが重なり合ってて悲しい事件だったな。真実が幸せを導くとは限らない。知らないことが幸せなこともあるね。
取り調べ(?)のシーンが各役者さんのうまさ際立ってて鳥肌立ったな

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.6

どんな選択をしても自分軸で進んでいれば最善になる。女性は特に肉体も、それによる時間の制限も変わるから道が分かれるように見えるけれど、幸せを求めていたら道は開けてる。ハッピーエンドは連休最終日に観るのい>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

その時の感情をそのままの温度で歌詞に昇華できるからミュージシャンっていいなー。聴く側も、歌詞に自分が重なる部分があったら、まるで自分を歌ってくれてるかのような気持ちになって、その音楽に救われるもんなー>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

私の人生なのに傍観者で脇役にしかなれない。
私は新しいことに目移りするから。(だから母親には向いていない)
「いい母親になるよ。」
「君は最高の恋人だった。」

正確ではないかもしれないけれど、自分投
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

今までマーベル観ずに生きてきた人です。
今年は好みの映画以外も知りたいと思って映画館で鑑賞。
展開もテンポも今っぽさのあるストーリーもおもしろかった。きっとこれまでの作品を観てきた人の楽しみ方とは違う
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パターソン(2016年製作の映画)

4.8

愛おしいがたくさん散らばってて、それを繋ぎ合わせて温かい毎日が生まれてた。
気にもとめないような小さな綻びも、紡いで、固くしてさらに大切なものを宝物のようにしていて素敵だったなー。

日常に大きな出来
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

テルコも田中も生理的に苦手なタイプだったから結構ホラーだった。自分の周りは葉子みたいな子か、すみれさんみたいな考え方の子が多いからか余計際立ってテルコの執着具合怖かった、、
全員一方通行で交わらないの
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

夏が終わる気配がして、秋の足音が聴こえだした今の時期に観たのぴったり過ぎた。

「誰かの所有物になるなんて最悪」サマーが言った一言は本当に恋愛における核の部分。自分を持っている依存しない関係性だと感じ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.5

歌めちゃくちゃいい。踊り出したくなる。
声を上げる若者、移民問題について目を背けない姿勢、何が大切かを理解している芯のブレなさ、それでいて頑固にならず、状況をみて柔軟な判断ができる人間力。
軽快に進み
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

3.0

漫画先読み済みです。

漫画は一話完結型のオムニバス的な展開。映画ではその要素を3つの視点で散りばめたようなストーリーでした。

“生理”は何か恥ずかしいものだとされて、購入しても黒い袋に入れられるし
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

何気なく過ごす当たり前の毎日が、かけがえなく、もう代わりのない1日ということを思い出させてくれる作品。
大切な人との時間は噛み締められる内に堪能しておかないとなー。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.7

タイトル通り、見た目ではなく心に惹かれて恋愛をするというテーマが本軸としてありましたが、1対1で恋愛をしているはずが世間からの目であったり評価などがイス自身の大きな悩みの種の1つとなっていたことが非常>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

原作未読です。(映画の結末のほうが希望のあるエンディングとだけ聞いて)

幼い頃に観た「シュリ」や昨年話題になった「パラサイト」などの韓国映画を観て、これまでは“近い国だけれど海外の映画”と文化の違い
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家に帰る道(2019年製作の映画)

4.2

アジアン映画祭2020にて🎞

みんな渦めく正解の分からない着地に対してしっかり考えて、それぞれがそれぞれの行動を起こしてみたり不器用な結果になっていたり、落とし所のない感情との付き合い方にもがいてい
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.4

ドラマ時代からファンだったけれど、こんなにまだまだ終わってほしくない!一生観続けられるのでは?と思った作品はここ最近で珍しいほど。

恐らく同世代のOLの日常なのですが、バカリズムは何でこんなに私たち
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

いやぁ、すずちゃんの存在感とほんのり醸し出される色気に目を奪われてしまったわ……
こりゃどんな監督も起用したくなるわ…
美しい日本の景色に相応しく映る衣装も着飾らないのに純で無垢で瑞々しい繊細な美しさ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

何と言葉にしたら良いのか……
いや、言葉では表せない色んな形の“愛”を美しい色彩と映像の中でめくるめくように表現していた作品だった。
笑って泣いて、胸が苦しくなって、胸の中で蝶が飛び回る(ちょっとネタ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

痛快なくらいテンポ良く進む前半と、坂道(に加えて雨の演出での被害の差とか)やソファの上と机の下、半地下と地下みたいな視覚的にも格差を表す画面のコントラストの差、コメディのように笑いを誘う場面もありなが>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.7

ラストシーンのひとつ手前、屋上のシーンに全てが詰まってた。
津奈木のあくせく毎日声をあげずに働くことへの情熱のぶつけどころ。とか、寧子の彼に聞いてもらって本当は私を落ち着かせてほしいんじゃなくて感情を
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

最高だった!
うまく言えない!レビューがうまく書けない!心が震えて、感情が揺さぶられる感じ。
音楽ってやっぱりすごい。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.4

登場人物数名の情報量多くて、現実的な「スマホを落とす怖さ」から、フィクションの物語感が強くなっていた感は否めないけれど、誰もが情報を抜かれたり、監視されたりすることが隣り合わせなんだよ〜ってことをめち>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前情報500点満点!!みたいな状態と後半に伏線大回収ー!みたいなの聞いてから観てしまったので、期待値が高過ぎたってのは正直あるけど、製作者の裏側と作品への愛情がたっぷり詰まっていて、何かぐっとくる部分>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.0

初めはトーマス野暮ったい田舎臭い子だなぁと思ってたけど、どんどん魅力的になっていって男の色気が出てきて、なんだこれ?演技でこんなに空気出せるのか?となった。自然。大きな出来事があって、これが映画の見所>>続きを読む

ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

5.0

この映画に出会えて良かったー。
何の前情報も無く観に行きましたが、始まった途端の選曲と、字幕のフォントで
「コレ好きな映画だろうな」と思える何やらいい感じの質感。

長く連れ添いながらも、きちんとヤキ
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牝猫たち(2016年製作の映画)

2.9

台詞で語らせず表情で読み取る(特に主演の方)ってゆう演出が多くて、読み取り方合ってるのか分からないけど、3人の女性の目線で流れて行くストーリーの中で同じ場所で仕事として女性の身体を使っていても三者三様>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.2

終わった後、なんか、こーゆー時あったなぁとか思ったけど思い返すとこの人と自分似てる!みたいな感じではなく、色んな登場人物に似た性質の人に会ったことがあったり、恋愛したことがあったり、同じような感情にな>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

観た人によって感想が違うみたいな、結末を提示されなくて自己解釈でその後もぐるぐる考えてしまう映画好きにとっては、色々な可能性とコレも思惑にはまってしまった?みたいな考えが面白くて、、映画観たなぁーって>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

正直、最初はヒロインの昭和な演技に感動できない気持ちが勝っていたけど、最後の畳み掛けるクライマックスに涙腺緩めなので不覚にも結構泣かされた(笑)

悪人(2010年製作の映画)

3.9

普段はニュースが報道することを信じ切って、そのバックボーンまで知らないし知る必要もないけれど、ここで出てくる犯人はとてもとてもただの悪人ではなかった。
事件を咄嗟的に起こしたことだけは衝動的だったもの
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昼顔(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

わりとネタバレかもしれないので、まだ観てない人はスルーしてください!

少しはハッピーな結末が一つでもあるのかな(例えば北野先生がほんとに最期に言った言葉を知るとか、指輪が手に渡るとか)と期待してさわ
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