脚本・演出が残念な出来かつ全体を統括するブレイン不在の中、プロットのアイディアのネタをことごとくマーベル・スタジオに先行されてやられてしまっているというなかなか辛い状況がずっと続いていたDCユニバース>>続きを読む
WOWOWで録画視聴。各登場人物がどういう動機でどういう行動をしているかの脈絡が全くつかめず。シェアードユニバースの繋ぎもどれもこれも取って付けたようでグダグダ。
脚本等も含めアニメ的なデフォルメ表現を実写に落とし込んだつもりが失敗している、というのを何度繰り返せば気が晴れるのかはわかりません。予算的な面もあるとは思いますが。
パンフレットのプロダクションノートに出ているニア・ダコスタの発言によると、マーベル・スタジオと監督契約すると最初に他の監督と話をするよう言われるんだそう。某情報サイトの記事にもジェイムズ・ガンやタイカ>>続きを読む
安彦良和の悪いところが満載の、基本すべてが「記号」でできている作品。富野と安彦が喧嘩別れしたときに、宮崎駿がなんで一緒にやらないんだといったという話があるけれど、慧眼ではなかろうか。
これを金をかけてきちんと作ると「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2」になるわけですが、その辺のウィークポイントを細かいアイディアで補っていますね。
ディティールはともかく、鉄道橋の爆破とかストーリーラインやプロットは古典的なアクション大作をなぞっているという印象。まるでAIが脚本を書いているような感じ。
「シークレット・インヴェージョン」の配信が一段落して、11月の「マーベルズ」までにという事で久しぶりに再視聴。ヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)が生き残った印象がなかったのでちょっと驚きました。「シークレ>>続きを読む
個人の情念的なお題目を言い訳にしたり惰性で毎年やっているような水で薄めて無理やり延命しているだけのIPビジネスが目に付く昨今、映画一本には本来なら収まらないネタを必要以上にてんこ盛りにしているのがすご>>続きを読む
#もっと高く評価してほしい映画
雑多な登場人物が右往左往する群像劇は大好物です。公開時に恵比寿のガーデンシネマで観ました(新聞紙体裁のパンフレットでしたね)。
#もっと高く評価してほしい映画 公開当時新宿の映画館で観終わった後、トイレで用を足していた時隣のおじさんが西部劇じゃないのかよとしきりにぼやいていましたね(エンディングがあれなので)。エド・ハリスも>>続きを読む
現代的なテーマ(多様性等々)、将来作へのブリッジをシリーズの過去作や往年のサブカルチャーへのオマージュを満載しつつ表現するというのがMCU諸作品の特徴なわけですが、本作はそれを如実に証明するような内容>>続きを読む
シチリアというとバイキングやイスラムもその歴史に登場するわけですが、気候風土的にこのクマはバイキングの寓意という事になるでしょうか。原作者ブッツァーティの年代的にはロシア(ソビエト)の寓意がある可能性>>続きを読む
前半は映像表現を、後半はテーマの設定を素材にした21世紀に入って以降の映画作品のコンピレーション。この手の作品でオミットされがちな商業的な大作映画もきちんと取り上げている(淀川的であって蓮實的ではない>>続きを読む
シン仮面ライダーのドキュメンタリーでアクションシーンはマーベル映画と比べられてしまうからと庵野秀明がぼやいていましたが、全盛期のアニメの戦闘シーンのキレをデジタル技術も駆使して完全に実写化している感が>>続きを読む
#劇場鑑賞したことを自慢したい映画 大学の時にサークルの有志とユーロスペースで。途中でコメディ映画を観ている感覚に切り替えて完走。
#劇場鑑賞したことを自慢したい映画 高校生(公開が87年なので滑り込みだった感じ)の時に市の観光文化会館での上映会で観た。
#劇場鑑賞したことを自慢したい映画 何十年も前の恵比寿(のはず)、前のおじさんのいびきに悩まされながら完走。
いちど占拠したカシーバミコシからアメリア軍がどういう状況で撤退したか(マスクの部隊がどううまくやったのか)には興味があります。関連して、クレセントとフルムーンの動静次第ゆえにかもしれませんが、その辺を>>続きを読む
ハンクもジャネットもホープもスコットもサノスのスナップほかで消えちゃった5年の間に量子世界について必死で学習したキャシーの動機を考えると泣けますね(エンドゲームの再会のシーンにつながるわけです、役者は>>続きを読む
商業主義がきわまってガキ向けに適当に作られるようになる「まんがまつり」以前の東映が、いかにまっとうなアニメーション映画を作っていたかを如実に示していますね。
ニュータイプの物語の最後が、味方同士ですら誰一人としてきちんと分かり合えないという現実をこれでもかと提示する内容になっているのが悲しいが、そんな現実の中できる限り戦っていくしかないと登場人物みんなが考>>続きを読む
題材的にマルジャン・サトラピ作品とうっかり勘違いしていましたが、違う舞台ながらカートゥーン・サルーン(個人的に見たのは「ブレンダンとケルズの秘密」と「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」です)のお話のつ>>続きを読む
MCUのシェアードユニバースの世界観をずっと支えているスタッフの一人がキャスティング・ディレクターのサラ・(ヘイリー・)フィンで、キャスティング・ディレクターというと彼女のことが連想的に出てきます。本>>続きを読む
デジャビュのあるキャラクターたちが、デジャビュのある舞台設定やデジャビュのあるストーリーラインに沿って動いていくという二番煎じ的な作品にここまでなっていようとは想像していませんでした(そしてそれらの組>>続きを読む
(20050529)
20年前のTVアニメーションのシリーズ(年間放送)を映画3本に再編集、新作カットを入れて(この辺はSW3部作の特別編と同じプロセス)さらに主人公の性格を変えてストーリーの見え方>>続きを読む
(20051030)
TV再編集映画三部作の第二部。映像的には新作画の合間合間に古い絵が混じってくるくらいな印象までにはなっています(但し、たぶんトリミングのせいだと思うのですが、旧作画の特に戦闘シ>>続きを読む
(20051113)
シェイクスピアの初期の群像恋愛喜劇の舞台を第二次大戦前に翻案、ミュージカル仕立てにした作品。ブラナー作品は今のところ外れがありません。コメディライクな群像劇と聞くとそれだけで満>>続きを読む
8分のアニメーション作品。BGMの「ドナウ川のさざ波」以外はせりふも一切なし、キャラクターもロングサイズで追いかけるのみなのですが、こんなにやりきれなくなる作品はあまり見当たりません(人生とはそうい>>続きを読む
(20060305)
TV再編集映画三部作の第三部。複雑な人間関係と権謀術数が入り乱れているのですが、短期間に集中して見せているためそれぞれの立ち居地が明確になっていてかなり満足度が高いです。知らな>>続きを読む
(20080118)
「プラネットアース」なるNHKとBBC共同制作のテレビシリーズがありますが、そのダイジェスト版のような作品です。デジタルハイビジョンカメラと映像制御加工技術がドキュメンタリー映像>>続きを読む
(20081030)
経歴詐称してニューヨークに現れレコードデビュー、エレクトリック・バージョンへの拒否反応にさらされたタイミングでオートバイ事故で一時フェードアウトするまでのディランの20代を追いか>>続きを読む
(20090903)
WOWOWにて。イラン出身の漫画家・イラストレーター マルジャン・サトラピの半自伝的漫画の映画化作品。モノクロームの回想シーンを中心としたバンドデシネ的な画面構成になっています。>>続きを読む
(20090903)
グラフィカルな処理のフルCGアニメーション作品。キャラクター造形に日本のアニメーションの影響が感じられます。ストーリー的には異文化交流を称揚するものですが、それがなし崩し的にな>>続きを読む
(20090903)
個人的な印象としては、楽観論者も悲観論者も大本営発表を鵜呑みする人も懐疑的な人も情報の多寡にも関わらず、カタストロフは分け隔てなく襲うものだと言うメッセージとして受け取りました。>>続きを読む
(20090911)
スカパーe2無料デーにて視聴した、ノースタワーへの飛行機突入直後から二つの棟が倒壊するまでの102分間を一般市民撮影のビデオやニューヨーク市警察・消防署・港湾局や救急隊員の無線>>続きを読む