纏さんの映画レビュー・感想・評価

纏

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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

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【2020.05.12】白こそ人間を映し出す。

マルジェラとジェニーは互いに信頼しあい築き上げ、彼らに感銘を受けた者たちがお金の価値ではなく洋服に対しての情熱を見出していた。
しかし、幸運か不幸か_
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恋の闇 愛の光(1995年製作の映画)

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【2020.05.10】闇と光

死と向き合うことが恐怖になり、1度は逃げたが彼の天職に変わりはなくまた医者として生きる。
恋や愛に翻弄されながらも、大切な存在と出会うことができたことに安心した。
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ある貴婦人の肖像(1996年製作の映画)

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【2020.05.10】人生の光。

19世紀という女性が弱い立場にある中、彼女は挑戦という光を見いだし進んでいこうとする。しかし、理想と思う男性が現れると、彼女自身のゴールははまだなはずなのに、見つ
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万引き家族(2018年製作の映画)

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家族の形。

私自身は血の繋がりが家族という意味ではないと長年思ってきたからこそ、この作品の家族の形は腑に落ちた。

ただ、養子というように新しく迎えるという形ではなく、歪な形なのは確か。生活のために
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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心底に響く🎸

Queenが好きだからこそ、観るのを躊躇っていた。
しかし、爆音音楽祭というイベントで鑑賞できることになり観に行く機会ができやっと観ることができた作品。

命を削りながらの作品が全世界
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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【2020.05.06】生き地獄のよう。

周りの環境で大きく精神状態が変わる多感な時期に、辛いことや苦しいことが起きても周りに助けを求めることが出来ない。
だからこそ、心の拠り所や自由・解放を求め藻
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

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【2020.05.05】芸術家の苦悩。

友人にオススメしてもらいようやく観ることができた。そして、観終わったあとにもっと早く観ておけばよかったと思えるほど素晴らしい映画だった。

着飾り優雅に過ごし
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

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ダークでポップ🧠

セリフなしにも関わらず表現力が素晴らしく、とっても面白かった!
グロテスクな部分もポップに演出されていて、ダークで世界がとっても可愛い。

女性を食べちゃう怖さから一人の女性に恋を
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

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衝撃作品
監督自身の実話と知った時衝撃だった。

世間的にも少女の心境としても、ヌード撮影など批判的なのはもちろんその通りだ。しかし、個人としては美しいと感じてしまった。実際の写真を見ても同じように。
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

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精神と現実の境目。

精神攻撃がとんでもない。
狭き門を通るためみんな必死にバレエと向き合う。そのためにどんな手段を使っても。

どのシーンでも、現実に起こっていることかと思ったらそれは幻覚だったりと
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

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美の暴力。

蜷川実花監督の世界が存分に詰まっている。殺し屋という重いテーマの中血が飛び交い、悲惨なはずなのに花とセットのコントラストが絶妙なバランスで、殺しの芸術だった。

キャストがさらに豪華で、
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

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1人の女の子にスポットライトを当ているような現実に近い映画だった。

思春期の女の子なら誰しも通る何処にぶつけたらいいのか分からない気持ちというか孤独感___。家庭環境に難がある人なら尚のこと。

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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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残酷なはずなのに美しい。

この上なく悲惨で狂気な心を持ちながら犯罪を犯しているはずなのに、こちらの感情がおかしいのかと錯覚するほど、カルリートスが美しく呼吸をするように銃を使う。

"普通の人は人を
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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【2016.劇場】青春ザムービー🎧

当時16,7歳で観たとき羨ましくてしょうがなかった!こんな青春時代を送りたかったなあと。

逆境の中のときこそ、とんでもないパワーで反撃するのもまた面白くい。
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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脳裏から離れない。

今まで観た中でも5本指に入るぐらいの忘れられない作品。

宗教から生まれる争い。これは現代にも結びつく、人間の抱える課題のひとつ。

17世紀の江戸初期では、まだキリスト教は受け
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

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世界のマジックショー🃏

第1弾では知ることの出来なかった、シュライクとブラッドリーの関係性。
第1弾のときにはワクワクの涙が流れたけど、今作では感動もあり、前作と変わらずのワクワクもあり感情が大忙し
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

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魔法🃏

壮大なマジックショー!
テンポよく飽きることのないエンターテインメントショー。
もしかしたら、ライネルが生きているのでは、、と思っていたけど、まんまと騙されました。(笑)

人を楽しませるシ
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

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【鑑賞日不明】纏うものは奥深い。

しんどい。終わった後もとても引きずる。
ただ、彼のデザイナーとしての生き方は言ってはいけないかもしれないが、自殺するまで命懸けでしていたからこそマックイーンというブ
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新聞記者(2019年製作の映画)

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【鑑賞日不明.DVD】心底の闇。

俳優さん、女優さんの演技・表情がリアル過ぎて終始、追い詰められた感覚。
こんなにも素晴らしい演技…もはやドキュメントぐらいにリアルだった。

政治は私たちの生きてい
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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

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Melanieの世界観が凝縮!
ファンにはたまらない作品。

リアルで使われる言葉を彼女の世界の言葉で歌詞・セリフなのがグサグサ刺さって
胸がいっぱい🧠🖤

音楽、セリフ、ストーリーがこれほどまでに合
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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【鑑賞日2015】

この映画は私の青春時代の作り上げたものといっても過言ではないぐらい、とてつもなく影響を受け、さらにソフィア・コッポラ監督の一ファンとなった映画。

中学生の時にこの映画に出会い、
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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可愛い女の子たちが可愛い洋服を着て暴れて自由。映像、音楽がどれもとても素敵。

ただ、可愛いという印象の裏腹に60年代のチェコの国柄と時代背景がとても心締め付けられる。

自由…正解のない難しい言葉だ
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