baklavaaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

2024-42

誰も幸せにならないじゃないか!!
それがカウリスマキ的なんだけど、気分が落ち込んでいる時に観るとより落ち込める!!

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.6

2024-39
シアター-5

コレまでにない映画体験。
"映画"って何なんでしょうか?

長編カットの使い方がエグい。
内容脚本に寄らない、映像としての1点でこれまでの映画感覚を越えてくる。

音楽
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プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角(1986年製作の映画)

3.5

2024-36

「ジョン・ヒューズ見たことない?」
「あるよ 私も女だから」
タランティーノのデスプルーフでも言及されたジョン・ヒューズ作品

やはりティーンを描写することに関してはジョン・ヒューズ
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.2

2024-35

ほんっとうに最高の映画

センスの良い子供の発想をそのまま映画にしちゃいました感を、チープなところはチープでそうじゃないところはガッチガチに作っている感じがある。モノクロの使い方、音
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

2024-30

今年1声上げてゲラゲラ笑いながら観れた映画
まじで面白い。

2回のカーチェイスシーン
1度目のデス・プルーフの圧倒感(圧倒する側)
2度目のデス・プルーフの圧倒感(圧倒される側)
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サクリファイス(1986年製作の映画)

4.5

2024-29

これぞまさしく映画という映画。
圧倒的な映像美。
室内空間の演出。まるでハマスホイのよう。
犠牲と無神論とファム・ファタール
 
凄まじい映画だ。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

2024-26

脳裏にこびりつく印象的なドキュメンタリー

議論とは、相手を負かすこと、論破することではない。本来はそうであるべきなのだと考えさせられる。
右翼・左翼と政治的な思想な差異はあったとし
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.2

2024-25
シアター-3

終わり方が美しすぎるが、本質は俗的な会話劇であってそこまで辿り着くまでの道程に過ぎない。

音楽が挿入場面にしろ、選曲にしろ最高すぎる🫶

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

4.0

2024-24

ロメロ作品

ホラー映画ではないけど、実質ホラー映画。ホラー映画を普段観ないけれど、この没入感はとても凄さまじく、50年も前の作品とは思えないし、社会風刺としては現代においても強く印
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.0

2024-22

ケーキの切り方が非行少年過ぎる

人間の絶望表現

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

2024-21

リアリズム、現実主義的な作品だけど、
よくよく考えるとファンタジー的でシュルレアリスム的、となってくるがそこがまた良い。
村上春樹作品と一緒だし、村上春樹がカウリスマキ作品を観て言及
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街のあかり(2006年製作の映画)

4.0

2024-18
カウリスマキ敗者3部作3作目

理不尽、この上ない理不尽。
敗者3部作で1番理不尽。
それでも前向けるなんて。
カウリスマキの映画からしか摂取できない
人間味に心打たれる。
自分なら人
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

2024-17

ヘミが夕焼けの中で上裸で踊るシーンが何よりも美しい。

水のない深い井戸、落ちてしまえば

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.2

2024-16 
シアター-2

吹替版

冒頭のほうでシャローム、サラームが叫ばれていてヘブライ語、ペルシア語、アラビア語専攻はここで1回落ちます。

内容はともかく、アツい展開がとにかくアツいし、
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俺らのペンギン・ブーツ(1992年製作の映画)

4.0

2024-14
カルト映画のような奇妙さながら見入るものがある。

過去のない男(2002年製作の映画)

4.2

2024-11
カウリスマキ 敗者3部作2作目

"荷造りを手伝ってくれ"
"荷物などないわ"
"だからだ"
"ただ座っていよう"

浮き雲(1996年製作の映画)

4.2

2024-9
カウリスマキ敗者3部作1作目
途中まではずっと絶望の複利、絶望みたいな映画で参ってしまうけど、こう人間味のある描写がなんとも美しい。
先日観た『枯れ葉』に通ずるところがあり、このなんとも
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.5

2024-8

体調不良の時に魘されて見る悪夢
目切るシーン一瞬だけど怖すぎる
ドラッグだ

非情の罠(1955年製作の映画)

4.2

2024-7

これにて、キューブリック作品(公開版違い除く)初期短編、長編処女作等含めて一応全完達成。

マネキン部屋でおっさん2人がフラフラになりながら生死をかけた対面して終わる映画先にも後にもな
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