パンさんの映画レビュー・感想・評価

パン

パン

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

家族とか友達とか性とか街とか宗教とか、大事なもの全部詰まってた。大事なものは離れてから気付きますよね。17で観れて良かった。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.6

うーん、自分にはあまり響かなかった。アニーにあれだけ金かけておいて別れたあとに後悔するところとか。そもそもあまりアニーが魅力的に見えなかったというのもある。反体制的なアルヴィーの皮肉やニューヨークと西>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

何となくポスターに惹かれて観たら自分の好きな映画の5本の指に入るほどの映画になった。みんな奇妙な関係性で結ばれて、最後はみんなハッピー!な映画。シンプルにリンダがタイプ。リンダは娼婦なのにピュアでポジ>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

お酒はほどほどに🍷

絵と音楽のテイストが好みにクリーンヒットしていてそれだけで最高だった

トミーが死んだのが自殺なのか酒の飲み過ぎなのかだけが引っ掛かった

オッサンがわちゃわちゃ遊ぶシーンはいい
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

人から人へ目で、口で、文字で伝えられる物語、そしてその中に宿っている光

ヨーロッパのクレイアニメのような世界観だけど設定から次から次へと追加されて追いつくのに大変で、子供の心で見たらいいのか大人の心
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グリース(1978年製作の映画)

3.9

音楽がイカしてる。ダンス大会の時のトラボルタが輝きすぎてやばい。リズめっちゃ嫌いだったのに好きになったし、フレンチーは超素敵。でもサンディのヘアスタイルを作れたのは奇跡でしょ。こういう終わり方大好き。>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

書物も音楽も修道院や教会でしか触れることのできない時代にそれらと出会う衝撃や感動を文字と音に溢れた時代の私が感じることができました。閉鎖的な島で強く生きる女性達の勇姿と美しさに感動。タブーとされていた>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

Don't Look Up (Workers)!
SNSやマスコミに惑わされている私達へのメッセージが詰まっていた。もし今彗星が衝突したらこの世界はどうなってしまうのか、ということを徹底的に映像化して
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"足舐めも、超過激"

キングスマンとキングスマン:ゴールデンサークルを観た上で鑑賞。ラスプーチンの存在感強すぎて後半薄く感じたが、夜間の白兵戦のシーンがとても臨場感とロマンがあってよかった。史実に絡
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クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.4

ブラックジョークと倫理観の欠如した行動で溢れているおバカITクリスマスパーティームービー。日本人じゃこういうの作れないな…

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.3

胸糞映画なんだけど、上手くまとまりすぎてそこまで嫌悪感が残らないというか、見てる最中は最悪だけど、見終わった後は最悪だったなで終わる。二転三転する話が好きならおすすめ。あの演技するのは素直に凄い。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.4

いつか観ようと思っていてU-NEXTに追加されていたので視聴。妻とうまくいっていない中年俳優と夫とうまくいっていない新妻がプラトニックに惹かれ合う話。スカヨハが東京にいる映像だけで飯食える。シャーロッ>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

3.9

「逃げるんじゃない、飛び立つんだ」

『コーダ あいのうた』の前に原作を視聴。過度にハラハラさせる演出がなくて穏やかに進んでいったのがとても優しくてよかった。聾唖者の親を持つ子供の悩みと健聴者の子供を
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.8

今一人で耐えられないと少しでも思っているなら見るべき映画。解決にはならないかもしれないけれど考えるきっかけになると思います。

コナーがエヴァンのギプスにサインしたのはコナーの最後の本心だったが、それ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

原作未読で視聴。タバコをサンルーフから出すシーンを見れてよかった。しかし演劇の台詞や高槻のキャラが理解出来なかった。人物やロケ地に多様性があるのはとても良かった。ロードムービーの要素もあるので絵が絶え>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

解決せずにモヤモヤしたまま終わる系かと思ったらしっかり解決して安心した。板挟みになって苦しんだエリーが可哀想だけど、そのおかげでファッションのインスピレーションを得られたから文句言えないね。60年代の>>続きを読む

ブレイド2(2002年製作の映画)

3.4

ヒップホップが流れる戦闘シーンがクール。リーパーズの口がリアルすぎる。ラストはヴァンパイア史上最高に美しい死に方。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

原子力を糧にしてKAIJUと戦う逆ゴジラ。鉄人28号のようなシンプルなデザインのジプシー・デンジャーがクール。KAIJUの臓器がリアル。雷雲旋風拳とエルボーロケットは日常生活で使っていきたい。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

IMAXレーザーで視聴後、普通のシアターで観ました。やはりこの映画はIMAXで観るべき。音と映像が全く違います。ヴォイスの音が全く違ったり、砂虫が目前に迫る夜のシーンなどの映像の精細さが違います。スト>>続きを読む

ナビィの恋(1999年製作の映画)

3.9

ホテル・ハイビスカスに続いて中江裕司監督の作品を観た。唐突に始まるケルト音楽、おじいが三味線で弾く星条旗。カオスなはずなのに調和が取れていて不思議。西田尚美が可愛い。

シェーン(1953年製作の映画)

4.0

緑豊かな開拓農地を訪れた放浪者シェーンが開拓農民と懇意になりその敵対者である牧童達との対立に関わっていくという西部劇で、シェーンの心優しい気性と物語全体が少年ジョーイの視点によって描かれている為"優し>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

平和主義者とベトナム帰還兵のおっさんがあれやこれやと振り回されるサイケモードボウリングムービー

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.7

かっこいいけど自堕落なパパと可愛くて健気な娘
イタリア旅行を通して絆は深まっていく……
美しい映像とポップな音楽 寝る前にオススメ
長回しの映像を多用して効果的に引き付けている

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

アニメのような会話、カット、キャラ、展開を実写でやってしまった感。ヤシオリ作戦や教授の境遇などエヴァ的要素が多く見られる。VFXとスケールのデカさだけで1954年の初代を越えられなかったと言う他無い。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

2021年の自分からすると映像のチープさを感じてしまうが、ジオラマを使用したゴジラの破壊活動は迫力があった。特に東京タワーのシーンはアナウンサーの狂気と相まってとても良かった。

東京画(1985年製作の映画)

3.8

小津映画に眠る現実や人生を見出そうと東京を訪れたヴェンダース監督が見たものは無だった。竹の子族、パチンコ、花見など80年代の日本を知る映像資料としても価値がある。ゴルフ場で一人だけパターゴルフをしてい>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

3.9

大人になり自分の生活で精一杯になると親の面倒を見なくなる。親孝行をしたいと思ったときにはもう遅い。他人の方が温かいなんてことはよくある。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.2

「寂しさを感じたかった、寂しさって自分をまるごと感じることだから。」

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジミーがヘンリーにフロリダに行けと通告し、カレンには右に曲がれと分かりやすく言ったのは二人への情けか?と思った。殺そうと思えばいつでも殺せたはずがそのようにしたのはヘンリーが警察に密告することはないと>>続きを読む

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