このレビューはネタバレを含みます
行方不明になる前の春子のような環境、春子を追い詰めた人たちがまだまだあるので、心がぎゅうぎゅうになりながら観た。
恋人ができることや結婚することに依らず、本作で描かれた女性達の息苦しさ、今を生きている>>続きを読む
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貧困が生み出す数々のしわ、不利益のことだけでなく、事件後のパク一家のこと、特に2度もおぞましい出来事を経験してしまったダソンのこれからのことを考えてしまった。
パク社長はなぜ自分が刺されたのか、全く>>続きを読む
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毎日を過ごすなかで、何かしなくちゃ!何か得なくちゃ!と思う瞬間がある。
そして時折何でこれを私はしているんだろう?って考え始めたら最後、何もかもしっくりこない時期が来るときがある。
そんな風に、いつも>>続きを読む
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はじめのうちは、え、天使とリアル人間であるオペラ座の怪人の境目もごちゃごちゃなの?クリスティーヌ…?って思ったけど、彼女の生い立ちや、オペラ座の怪人が使う魔法と見紛う舞台演出や仕掛けのクオリティの高さ>>続きを読む
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お茶のお稽古を通じて、黒木華さん演じる主人公が、日々何気なく触れている景色に宿る彩りや、自分の中で揺れ動く感情の機微に心を通わせながら、人生を重ねていく姿が描かれている、美しい映画だった。
今はなん>>続きを読む
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決して楽しいシーンばかりではないんだけど、作品を通して常にやさしい時間が流れていて、こんなに安心してみれて心が温まる映画があるんだと思った。
小さい頃から何だか有名な映画なんだよなぁとは知っていたけ>>続きを読む
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アニメーションの躍動感が素晴らしく、善逸の目玉をひん剥いて大騒ぎする場面の勢いも相変わらず素晴らしく、鬼も含めて登場人物それぞれが生き生きとしていて素晴らしかった。
煉獄さんの感嘆するほか無い、真っ>>続きを読む
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エノーラのパワフルで快活、自立したキャラクターが眩く、素敵な作品だった。
あとは、子爵役の方の居住まいが本当にお美しく、また表情も豊かで惚れ惚れした。
子爵のキャラクターも近代に即した考えを持つ者と>>続きを読む
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料理の描写、気になる場所と取り組みたい課題に全力で飛び込むエイブ、エイブに1人の人間として向き合うチコさんの姿が素晴らしかった。
エイブが床に置いたリュックをそっと荷物掛けにかけてくれるチコさん、特に>>続きを読む
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恥ずかしさと懐かしさと切なさと愛しい気持ちが、とめどなく流れ続ける映画だった。
幼い頃自分の名前が恥ずかしいと思っていた頃、自分の名前を愛するようになった頃の自分の気持ちを思い出して、ニューヨークに>>続きを読む
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Dolce far niente.と呟きながら、自分のために食事を用意して、自分の着たい服を着て、自分のための時間を過ごすシーンが印象的だった。
私を表す言葉はなんだろう。
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ところどころ細かい事情がもっと知りたい!って思うところがあったけど、それぞれの愛の形が示された素敵な作品だった。
アスターのために努力し、エリーの素敵なところにたくさん気がついて背中を後押ししてくれ>>続きを読む
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主人公の捉える世界が、映像のスピードや枠組み、色彩を通じて刻々と示されていた。
美しくも、言葉にし難い危うさを漂わせるジョージの身のこなし、表情に圧巻されるひと時だった。
日々生きる中で様々な感情を>>続きを読む
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生きる中での苦しさ、怖さ、日々の輝きが詰まった映画だった。
きっとお姉さんが亡くなる前は、日々を楽しみ、周りを輝かせていたのだな…と映画のシーンの端端で感じさせるヴァイオレットが、フィンチと過ごす中>>続きを読む
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寂しさや悲しさを抱えつつも、ネイサンに愛情を持って、彼を理解しようと努力し続けながら日々過ごしてきたジュリーに、合宿を通じて外の世界を、メイへの愛を知ったネイサンが、映画の最後で向き合う姿が印象的だっ>>続きを読む
ラクシュミが村の人たちに偏見の目を向けられても支えてくれた村の友達、ラクシュミの発明がちゃんと日の目を見れるよう支えてくれたパリーのお父様、商品普及の基盤を作ってくれたパリー、そして何より妻からも理解>>続きを読む
アメリカの歴史を大まかに学べること、人に素直に接し、何かに取り組み続けることは良いことだよねとは思った。
ただ、魅力溢れる人だと頭ではわかるんだけど、主人公に感情移入することが難しかった。
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詳しくはないけれど、レイシストがまだあちこちにいることは、形としては理解している。そう思い上がっていたけれど、この映画を観て、私は問題の本質を全く理解できていなかったと気づいた。
表立った奴隷として苦>>続きを読む
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劇中の音楽が騒がしくなくて、また、でてくる家具がどれも素敵だった。
眠らないことで、必死にイスとの時を過ごし続けようとするウジンの姿にたまらなくキュンとした。
性別や年齢すらも不確かなまま、日々変わ>>続きを読む