bananamaffinさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

日本統一4(2014年製作の映画)

3.4

しっかり観込むと言うよりは何か作業しながら氷室の出世を見守るのが正しい視聴法かもしれない。

ここまでくると、すべてのキャラクターに愛着が湧いてくるのが不思議。
清々しいまでのB級感、手作り感、なのに
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これ、20代の頃に見始めて、うわぁ…長いしだるい…外国人のおじさん見分けつかない…ってな感じで途中でやめちゃったんだよね。

そして、いまアラフォー。
なんと退屈せずに一気見。
この渋さ、切なさ、若い
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かごの中の瞳(2016年製作の映画)

3.5

映像やカメラワーク、雰囲気は好きだったんだけど、事の真相が曖昧に進むため、多分そうなんだろうな?という想像しかできないためモヤモヤした。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

とにかく狂った世界だけど、人間みんな化けの皮剥がせばこんなもんなのかもしれないな。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

豚の糞でいきなり心折れそうになったが、まさかラストへの伏線だったとは…

汗と血と汚物のにおいが画面から漂ってくる。暴力シーンも目をつぶりたくなるものが多かったが、爽快感を感じるのはなぜだろう。

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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

さっくり見られてアクションも凄くて良かった。
しかし、なんかB級感が抜けきらないこの雰囲気、なんだろう?

まず、大佐と議員ジジイあんなにあっけなくやっちゃったら面白くないでしょう!
個人的に、復讐と
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

ちょっと変わった妻との、変わらない日々。
最後に少しだけアクシデントが。

ふしぎと退屈ではなくて、ぼんやりと楽しめた。ハートフルすぎる押し付けがましいエピソードとかがなかったからかな。

ただ、永瀬
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地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なかなか面白かったけど、タイムスリップに規則性が欲しかったなぁ、と。

あと、みちこは自分の存在を消すことに成功したのに、なぜ信二は兄を救えなかったんだろう。
SFというか、ファンタジーだから意味づけ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パラサイトを観た勢いで観る、同監督作品。

まず設定が面白い。
全体的に、シリアスなんだけどハッピーニューイヤーとか寿司とか馬鹿馬鹿しい要素が入ってきて、逆にそれが狂気を助長していてよかった。

ただ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

コメディ的なドタバタと、血みどろの残酷シーンを違和感なく共存させてしまう、ある意味韓国映画らしいなぁと思った。

貧困層と富裕層の差を「におい」で表現していたのがリアルだと思った。
あんな極限の場面で
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.5

純愛ではあるんだけど、綺麗なだけの物語ではないのが良い。

人間だから、過ちを犯してしまうこともあるし、どうしようもなく感情的になってしまうこともある。男女間に不可欠なセックスについて、変にボヤかさず
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

青春だなぁ〜
若さゆえの感情のほとばしり具合、自分もそうだったなーなんて遠い目…

原作のファンなので世界観に違和感ないかドキドキだったけど、なかなかの再現性だった。
原作は、店長への恋の方にフォーカ
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殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

アクションがなかなか凄かったけど、不死身すぎて逆に嘘くささが出てしまったのが残念だった。
最後のどんでん返しは結構驚きで、よく練られた脚本だなと思った。
ただ、、真犯人もっとマシな俳優いないのか?IK
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

随分前に原作読んだけれど、だいぶストーリー忘れてた。
こんなに酷いことされてたかぁ。あまりにもやるせなくて、途中わなわなしてしまった。
過去を変えるのは無理だ。記憶を変えることはできても。

小説では
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娼年(2018年製作の映画)

1.7

いや〜ちょっとねぇ…
これが女性監督だったらもっと良い画が撮れたのかもと思ってしまった。
あんなセックス全く良くないわぁ…AV見すぎの高校生の妄想みたいな話だな。
まぁでも、松坂桃李は頑張ったと思う。
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

4.0

スパイものが好きだ。ド派手なアクションも良いけど、地味〜に立ち回るリアルなスパイが見たかった。

ラストを除き、地味〜な交渉や駆け引きが続く。007やM:Iを見慣れてる人にとっては中だるみ感半端ないで
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花芯(2016年製作の映画)

3.5

理性とかモラルとか世間体とかすべてぶっとばしたら、男も女もこんなもんですよね。

天気の子(2019年製作の映画)

3.9

相変わらず映像が綺麗。
雨続きの東京、ようやく晴れ間が見えてきたところだったので、リアルにもかなりタイムリー。
こういうのは、やっぱりハッピーエンドで終わらないとね。

個人的には、陽菜と帆高がなぜあ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幼少時に親から愛情を得られず大人になると、問題を抱えることが多い。その愛情とは、必ずしも親からである必要はあるのだろうか?

この人達は家族ですらないし、愛し方間違えていたりするけれど、少なくとも本当
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.0

韓国人カップルのお話が良かったな。お風呂一緒に入るシーンが泣けた。

しかし、松重さんの無駄使いが過ぎる。もうちょっと出してくれ…

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

5.0

共感度ゼロ?ほんとに?

共感度MAXでした。
最後の回想シーンは胸が苦しくなった。

正論を言うだけなら簡単だ。でも、生きているとどうしようもなく孤独でつらくて倫理に反することをしてしまうこともある
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.0

あかりみたいな子、キラキラ業界にマジでいるから怖い。
小林麻耶系のガチのぶりっ子タイプのキャストじゃなくてよかったなと思った。
水原希子のスタイルが良すぎて釘付け。

個人的には、メインのストーリーよ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

映画館で観て良かった、と心から思える作品だった。
いわゆる、泣かせにかかるシーンはないが、フレディの魂の叫びとも言える歌声が全編を通して響き続け、気づいたら涙が出ていた。
比べるのはおこがましいが、自
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私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

3.0

割と真剣に見てしまった。
人は、きっと深層心理として誰もがこういう欲望を持っていて、ピンポイントで刺激されると、混乱しながらも表に出てしまうのではないかな。結局、違いなんてものはそれを理性で抑えられる
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

非日常が味わえてなかなか面白かった。
前半の、夫との出会い〜別れまでの描写の嘘くささがすごかった。

夜明けの街で(2011年製作の映画)

3.0

不倫の話だけで、過去の事件についてはいらないんじゃないか?と思った。

二重生活(2016年製作の映画)

3.5

なかなか面白かった。
人は外面だけでは分からないものだ。
毎日電車で顔を合わせるあのおじさんも、あのお姉さんも、人には言えない秘密を抱えているかもしれない。

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

感動シーンも多々あるんだけど、泣かせにきてる感じがありなかなか入り込めなかった。でも、夫を違う名前で呼んで愛してる、っていうシーンは泣いた。つらすぎて。
現実はこんなに美しいものじゃないんだろうけど、
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

すごく良かった。
登場人物みんながチャーミングで、幸せな気持ちになる。
過去を振り返ってばかりいず、前を向いて生きようと思える。
画や音楽も素敵。最後のベン・フォールズは泣きそうになった。

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

4.0

さくらの歌と、博のお父さんの、リンドウのエピソードがやっぱりいいなぁと思った。

森川信さんのおいちゃんがこの作品を最後に見れなくなる、と知ってたから真剣に見た。
バカだねぇーあいつは。
がもう聞けな
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.7

冒頭に出てくる、五島のお父さんの言葉が深いな〜

故郷はいつまでもあるもんじゃないから、自分で帰れる場所を作っていかないといけない。

でも、見終わってからますます故郷に帰りたくなった。