だいそんさんの映画レビュー・感想・評価

だいそん

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ありとあらゆる「生きにくい」要素が顕在化した世の中だからこそ見たい映画。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は読んだことがなかったが、今泉力哉監督作品とのことなので鑑賞。

「嘘」を題材にして「アンダーカレント」を描写。底流とか下層流という意味だが、これを人間に置き換えれば深層心理とか、生きていく上での
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

題材としては斬新な中学生+恋愛(性)という構成。世の中的にはタブーに扱われがちだけども、決して非現実とは思えない。

多感な時期、自分の価値を何かに表現したくなると思います。
それがSNSなのか勉強な
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

今泉力哉監督作品の中でも過去一の難解さ。愛とか恋とか道徳とか倫理とか考え始めると、表面的な悩みだけで収まらず、もっと根底の蓋をしていたはずの悩みに辿り着いてしまいます
好きだけど、後3回以上は観ないと
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

愛の両側面を見た気がします。
意識しなければ、自分から見てる愛は片側面しか観れていないし、半分すら見えてないのに愛を否定するなんておごがましいんだなって思ってしまいます。

後、脚本:今泉力哉は特に良
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

軽率に消えたくなります。
話の展開自体も珍しい組み立てだったと思います。結論が見えた上でそこに対するアプローチを辿っていくストーリー。


そして過去の回想に入っていくきっかけとなるそれぞれのスイッチ
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mellow(2020年製作の映画)

4.2

劇的な展開こそなけれど、気まずい沈黙シーンや温かい日常に+αの愛情が映る今泉力哉監督作品の醍醐味を味わえました。

ゆったり見れる幸せな映画。

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『彼女』中心でのスピンオフ。
黒島結菜さんのファンになった身としてはこの目線での描かれた方、とても好きでした。

憧れから始まる恋愛って結局苦しいんですよね。
これ旦那に対する彼女も、彼女に対する僕も
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

26歳男性、ズバズバと刺さりました。

原作が大好きで5回は読み通した人間ですが、「映画化」に対して恐怖感を持っていました。(過去の事例的に)
ただ、今作は「映画は映画」として楽しめると思います。多分
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BBB(BAY BLUE BLUES)2021(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的には桑原のファンということもあり、2021年活躍の裏側が観れてとても嬉しかった。
各選手の葛藤、努力という普段見れない部分が観れる事で、よりこのチームが好きになります。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

間違いなく今年1番泣きました。
前半は「石原さとみってこんな悪女も似合うんだな〜」とか違う感動をしてましたが、後半の怒涛のどんでん返しっぷりに一気にはまり込みました。

親子・家族ってありがちな題材で
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

原作を読んでから視聴しました。
正直原作とは違うと思ってみた方がすっきりするかもしれません。(どちらも良い)

コロナ禍のシーンは当然原作にないし、映画化に伴って原作から削られているシーンもあります。
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.7

個人的にはとても「今泉力哉監督」を感じる作品でした。
ただのお涙頂戴ではないけど、見終わった時に体温が上がっているような温かさがある映画でした。

早く大人になりすぎた陽と、その対比で不器用さが反映さ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作大好き民としては、このシリーズ映画化されても感動したは失われていません。
もちろんストーリーは理解しているけど、それを忘れるくらいの映像化。
もちろん細かい描写は原作が一番だけど、出演者のフィット
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街の上で(2019年製作の映画)

4.8

青の不器用さが共感性羞恥心を浴びせてくる名作。下北沢のサブカル感は伝わりつつも、特定の街関係なく人間関係の移り変わりが心に染みる。
見るたびにハイライトが変わるので何回も見ることを推奨します。