ジェルソミーナを始め登場人物が表情豊かで登場人物見ているだけで面白い。
ストーリーというよりどこか欠落した人々の楽しさ悲しさを観た映画だった。
評判を聞いて観たが期待していた鬼太郎ではなかった。
安直に言ったら鬼太郎という皮を被せた因習村サスペンス×バトルみたいな感じ。
アニメのゲゲゲの鬼太郎とは大きく異なる話なのは面白かったが水木しげるの妖>>続きを読む
個人的に話のテンポが合わないのか淡々と話が進んでいくように感じてしまった。
後輩のずれてる感と綾野剛の安心感が良かった。部長は部活全然好きそうに見えなかったな。
シティハンター初見。面白かった。
鈴木亮平の抜けたキャラとアクションのかっこよさが両立してる感じ凄すぎる。
冴羽のアクションは凄すぎてアニメ的だけど見ていて気持ちよかった。
静謐な田舎の自然と無機質な都会の対比となる内容と想像していたが、一筋縄ではいかない人の立場と想いを見せられた。
映画見ながらこの田舎に暮らす自分を想像したのは自分だけではないはず。
一回見ただけでは内>>続きを読む
「運命的な関係」に酔いしれる映画ではなかった。彼氏と彼女、韓国とアメリカ、夢と現実、堅実と挑戦...2人が人生を振り返る時に誰もが自分の人生を重ね合わずにはいられないと思った。登場人物が皆優しくて泣く>>続きを読む
求められる貧しい黒人のストーリーと実在する裕福ながら現実的な浮き沈みのある黒人のストーリーが描かれる。それを利用したオチも皮肉が効いていて良かった。
鳥肌が立つような映像が続く映画だった。特にアリーナのシーンは新キャラメインの場面だったにも関わらずずっと惹きつけられる。オースティンバトラーやばし。
ハンスジマーの荘厳な劇伴がずっと流れているもあり宗>>続きを読む
最初から最後までずっと張り詰めている映画だった。
ある男を主軸にしつつ登場人物ほぼ全員がペルソナを持っていることがじわじわと効いてきた。
「味のわからない人間」に囲まれる城戸がしっかり描かれるラストが>>続きを読む
東京に出てきてバンドを組んで成長していくシンプルな構成だったが泣いた。時間の流れはかなりテンポが良いがバンドの成長に引き込まれる。
「成長する君のドラムを観にきてるんだ。」というおじいさんのセリフと演>>続きを読む
「いなくならないから」という台詞一言で関係性の対比の違いを叩きつけたのは強烈だった。
無理解、理解者だと思っている人、理解者..安易に多様性という言葉でくくれないそれぞれの立ち位置が描かれていた。その>>続きを読む
モノクロなので光と影の陰影がハッキリ出ていて登場人物の心情が分かりやすくなっているように感じた。
各々が自分大事さに嘘をついて曲がってしまった事実の差異が面白かった。結局誰もが手前勝手だけどそれを省み>>続きを読む
ギャングの話なのでグロ・暴力が入ってくるがこんな事起こるかというドタバタした話で面白かった。喋りまくるサミュエル・L・ジャクソンを観てるだけでも笑える
初めてエリセの映画を観た。
前半はひたすら対話を繰り返し、過去が浮かびあがってくる。その部分はどうしても単調に感じてしまい疲れてしまった。
対して後半、物語が動き始めてから風景、人々の表情が急激に豊か>>続きを読む
小島秀夫監督のゲーム一本を一本もやったことがないのに観た。
小島監督の溢れんばかりの創造性と、それに対する様々な分野のアーティストからの尊敬の念を観ることが出来た。ゼロから1を生み出して大成功させるの>>続きを読む
ほとんどBGMもなく終始暗い作品。
(PLAN75はなくとも)日本が歩んでいく先の暗い部分を見せられた気がした。
作中のPLAN75自体はポジティブな広告や中立な立場と見せかけて誘導する職員等による手>>続きを読む
愛とはと考えさせられる映画だった。
情愛、友愛、自己愛。
マッドデイモンが心を開いていく様とラストシーンのベンアフレックの表情がよかった。
本を読んで分かった気になるなという旨の台詞もよかった。
ただ鮫を処理しようとする話なのにここまでドキドキさせられるとは。
前半は人の愚かさ、後半はサメの恐ろしさ。『老人と海』を思い出した。
ポスターの印象よりもかなりコメディ寄りだった。
『南極料理人』で好きだったシュールな笑い随所に差し込まれていて面白かった。上白石萌歌の明るい笑顔と細田佳央太の頼りなさとトヨエツの抜けた感じが好き。
あみ子のハキハキとした姿は見ていて気持ちが良かった。けど、なんだか全部自分の中で繋がらなかった。
(ディズニー映画見ても思うけど)半世紀前のアニメーションとは思えない躍動感。中世っぽいヨーロッパのような雰囲気ありつつ高層ビルやロボットが出てくる荒唐無稽さが面白い。一方で抑圧からの解放的な社会的なテ>>続きを読む
ベラが意識の成長と共に精神、思考、社会・自己存在に対する視野を段階的に広げていく姿に惹き込まれる。過激な描写で"哀れなるものたち"が炙り出されていったが衣装や演出のおかげで必要以上には重くならずに観れ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
淡々として、光が綺麗な映画だった。
劇中でも釘を刺されるように、主演の二人は恋愛関係無しでも成立する関係性で描かれる。
鑑賞中、転職を決めた藤沢さんに対し山添くんが動揺するのではないかと考えていた自分>>続きを読む
全編通して不思議なものがたくさん出てくる。現実の世界とは全く異なる世界観で話が進んでいくにも関わらず惹き込まれてしまう。どうやったらこんなに謎の仕組みやデザインを思いつくんだ。
ちょっとずれたら起きてしまうアメリカの未来が描かれていて独特な不気味さがあった。テスラがロケットえんぴつみたいに突っ込んでいく姿は印象的。便利で豊かな未来と対局が描かれていて、どちらも想像しながら生き>>続きを読む
相変わらずのアクションのキレ。殺し屋の日常という違和感が前作より際立っていて面白かった。
ゆるいノリとバキバキのアクション。クライマックスのアクション本当に格闘技見てみてるかのようだった。
2分後の未来がわかるというすこしふしぎな設定の説明的な出だしは少し退屈してしまった。後半は徐々に回収されることが決定されている伏線とそうじゃないと伏線とが絡み合っていく展開が面白かったし笑えた。ただカ>>続きを読む
先輩からのお薦めで観る。
人一緒に観ながら突っ込んでみるとより面白いと思った。
人間関係の怖さを描きながら、想いのすれ違いの悲しさもあり複雑な感情を抱きつつも後半の超人的展開はめちゃくちゃ笑った。
血>>続きを読む
人工知能が引き起こした核爆発をきっかけに人類が人工知能ロボットを駆逐していこうとする話。
AIと人間という意味ではターミネーターと同じだが、クリエイターでは人工知能は豊かな感情を持つ存在として描かれて>>続きを読む
終始コミカルなのに本格的なファンタジーの映像でずっと面白い。重すぎる主題はなく気軽に見れて面白かった。ライトなファンタジーのガーディアンズオブギャラクシーという感じだった。
宮崎あおいがひたすら可愛い。
けどとにかくキャラクターへの感情移入が出来ず、そのせいか台詞も上滑りしてるように感じた。脚本の坂元裕二はドラマの時には作る登場人物の履歴書を映画では作らないというのを見た>>続きを読む
観ていて水墨画に興味が湧く映画だった。墨と水が交わる映像の変化だけで人の成長を描くのが格好良い。
自己や水墨画との向き合い方が丁寧に美しく描かれてた一方で、霜介と椿の距離感の詰め方の展開だけはなんだか>>続きを読む
それぞれのエレメントあるあるみたいな笑いどころがどれも面白くて笑えた。話の大筋自体は大道だったが、移民として比喩が説教臭くなく効いていた。キレイな映像もあいまって子供に多様性のあり方を感じてもらうため>>続きを読む
役所広司凄すぎてずっと惹きつけられる。
ただ真っ直ぐな人が家庭環境、社会環境によって、こうも生き苦しい世界になってしまうのかと息が詰まる。表の世界も裏の世界も人の手が差し伸べられた時にだけ息がしやすく>>続きを読む